「あと2回の変速を残している。その意味がわかるな?」とばかりに、5速、6速を残したまま、メーターが許容する最高時速表示の299km/hに達してしまったCBR1000RR-R FIREBLADE……。 ちなみにGPSロガーによる実測値は本誌4月号にて掲載&発売中です!(宣伝)
2020年4月号は、ホンダCBR1000RR-Rを日本最速でフルテスト! 最高速テスト、0-1000m加速テスト、サーキットタイムアタックに加えて、カタールで行われた国際試乗会は海外メディアによるイン[…]
299km/h達成にも余裕すら感じられるCBR1000RR-R FIREBLADE
その瞬間は動画の1分47秒に。
ヤングマシンがYoutubeで公開した最高速テストが話題になっている。どんなテストかというと、テスト場となった日本自動車研究所(JARI)は、昔で言うところの「谷田部のテストコース」にあたり、自動車やモビリティに関する技術の試験や評価ができる、総合的な研究機関。ここに高速周回路や、全長1500mにおよぶ直線テストができる総合試験路などがある。ヤングマシンがテストしたのは高速周回路における最高速テストと、総合試験路におけるゼロヨンとゼロセン(0-1000m)加速テストだ。
アップしている動画は、高速周回路を2周して最高速テストを行ったもので、走行についてはノーカット無編集。最後にテストを行った丸山浩のコメントが入っている構成だ。
我々取材班はオンボード映像を見て目を疑った。タイトルカットのキャプチャー画像のとおり、4速で299km/hに達してしまっているのだ。299km/hというのは、欧州の最高速度自主規制=300km/h未満に沿ったもので、いわゆる「300km/hリミッター」と呼ばれているものだ。
約15%も高回転型になっているエンジンと、ややハイギヤードな設定(4速時では後輪外径を含め6%前後)がこの結果に結びついた要因か。
実際にはメーターの表示誤差があるため、299km/hを表示してからもわずかに加速し、実測値で300km/h未満になるように調整されてはいるものの、この結果は驚異的といっていい。しかも、エンジンは苦し気な様子も見せず、車体も終始安定している。
ホンダの本気は恐ろしい。スーパーバイク世界選手権でも直線スピードの速さはすでに実証済み。車体のセットアップが進めば、手の付けられない存在になりそうだ。
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