日の出とともに日本の東海岸からスタートし、日没までに日本海側にゴールするツーリングイベント『SSTR』(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)。’19年の参加台数は3400台を超え、今年からFIM(国際モータサイクリズム連盟:MotoGPなど国際レースを主催している団体)の「Ride Green」運動として承認されるなど、その人気は右肩上がりだ。
■文/青木タカオ ■画像提供/風間深志事務所 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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太平洋側から日本海側へ。ただそれだけのツーリングが楽しい
毎年恒例となった『SSTR』(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、オートバイでエベレスト6005m到達(ギネス世界記録)、バイクで南極点・北極点到達など、数々の偉業を成し遂げた冒険家・風間深志氏が発案し、主催している。
日の出とともに自分で決めた日本列島の東海岸(太平洋や瀬戸内海、東シナ海沿岸部)からスタートし、日没までに日本海側の千里浜なぎさドライブウェイ(石川県羽咋市)にゴールするという単純明快な基本ルールがあるだけで、スピードや順位は競わない。
それぞれが無事にゴールに辿り着き、バイク仲間同士で感動を分かち合うのが目的。その原風景に、1982年に日本人ライダーとして初出場したパリ・ダカールラリーがある。風間さんは「ゴールであるダカールの海岸を走ったことが忘れられない」という。
’20年開催は5月。エントリー枠5000台分の受付は3/8(日)6:20スタート
「あの感動体験を日本のライダーたちにも」と2013年に第1回SSTRはスタート。参加130台だったが、14年に503台、15年に913台、16年に1790台と急増し続け、17年は2325台、18年3000台、19年は3400台を超えた。
’20年は5月23日(土)〜24日(日)に開催予定だが、新型コロナウイルスの影響が続けば、10月24日(土)〜25日(日)へ延期の可能性もある。
エントリーは3月8日(日)6時20分から開始し、5000台の枠を用意。昨年は半日で枠が埋まっただけに、今年も間違いなく申込みが殺到しそうだ。
風間深志・晋之介親子へのインタビュー映像はこちら
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