攻撃的で独特なフォルムを持つビッグネイキッドクラス。1000㏄モデルはスーパースポーツの心臓を積むモデルが多い。一方でミドルクラスはフレンドリーな車両が多いのが特徴だ。このクラスの’20スズキ車は、カラー変更でひとまず静観。今後の動きに大いに期待だ。
●文:沼尾宏明、宮田健一 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
「CB1000R」は、エンジンを強調したスタイルに丸目1眼ヘッドライトという"ネイキッド"の記号をモダンに再構築したデザインで'18年にデビュー。これを皮切りに、様々な排気量帯でCB-Rシリーズが展開[…]
野獣系マッスルネイキッド〈GSX-S1000〉
GSX-S1000Fの兄弟車となるカウルレス仕様。専用装備としてハンドルマウントのビキニカウル+異型1眼ライトを採用。獣のキバをイメージしたLEDポジションライトや筋肉質なシュラウドも与えた。快活なエンジンは共通ながら、車重はFより5㎏軽量。サス設定もネイキッド向けに最適化され、フロントの軽快感は一枚上手だ。
利便性は兄貴越え?ナナハンファイター〈GSX-S750〉
兄貴分のGSX-S1000と同様、野獣スタイルを与えたナナハンNK。GSX-R750直系の並列4 気筒をストリート向けにチューンして搭載する。最終減速比はローギヤード化され、加速感はスパルタン。3 段階+オフのトラクションコントロールや、兄貴分にはないローRPMアシストとイージースタートシステムも便利だ。’19国内仕様は98万7800円で販売中。
今や貴重な正統派Vツイン〈SV650〉
走りもスタイルもスタンダードを極めた、飽きの来ないネイキッド。スムーズに回転が上昇する90度Vツインを、美しくも軽快なトラスフレームに搭載する。自然なハンドリングと安楽なライディングポジションも美味だ。現行型は75万2400円で、白、銀、黒を設定。’20海外仕様では、新色の銀と黒が登場する。
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2019年9月のKATANAミーティングにて初めて公開されたヨシムラKATANAプロトタイプ。続くEICMA(ミラノショー)にてその完成型が展示され、話題を集めたのは記憶に新しいだろう。旧カタナに寄せ[…]
2017年に登場した中型二輪のネイキッド、スズキ・ジクサー。発売以来スポーティなタイリングとコストパフォーマンスの良さから若年層を中心に好評を得ている。そのジクサーがデザインを一新し、2020年モデル[…]
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