ヤマハ「MT-09 ABS」にヤマハレーシングブルーとマットグレーを掛け合わせた新色が登場する。他の色とSPはそのまま継続となり、価格も変更なし。発売は2020年2月25日だ。
ベーシックカラーにも遊び心をもたらす、ヤマハの「カラーリングマジック」
スポーツネイキッドとスーパーモタードを足して2で割ったような「異種混合」コンセプトで2014年に登場したMT-09は、2017年に現行型の2眼ライトにモデルチェンジ。目の覚めるような蛍光イエローや朱色をラインナップしてきたが、2020年モデルとしてベーシックカラーにも遊び心を注入した。2020年モデルとして登場する「MT-09 ABS」のニューカラーは、ヤマハ“レーシングブルー”に流行りのマットグレーを組み合わせ、ヤマハ製スーパースポーツの象徴であるYZF-Rシリーズとのリレーションを深めている。
その他のYZF-RシリーズやMTシリーズ・2020年の動向は?
スーパースポーツラインナップとしては、YZF-R25はすでにニューカラーとして同様の車体色を展開し、2020年2月4日に発売予定。兄貴分のYZF-R1やYZF-R6に関しては2020年モデルが海外発表されており、R1は2020年夏以降に国内仕様が登場予定。そしてR6は、逆輸入車が2020年2月頃の発表を見込まれている。
また、MT-09の直接の兄弟車であるMTシリーズについては、今回の新色ブルーと同様のカラーリングが海外で発表されており、国内仕様についてはMT-10およびMT-07が2020年3月頃、MT-25は2020年2月後半に発表される見込みだ。
なお、MT-09 ABSの“クロスプレーンコンセプト”に基づく水冷4ストローク並列3気筒845ccエンジンをはじめとして、主要諸元に変更なし。車両価格も据え置きとなり、青を除くカラーリングはMT-09 SPを含めて継続販売となる。新色の発売は2020年2月25日。
YAMAHA MT-09 ABS/MT-09 SP ABS
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