
ヤマハは、クロスプレーンクランクの並列4気筒エンジンを搭載するスーパースポーツモデル「YZF-R1」および「YZF-R1M」の2026年モデルを発表した。前年のモデルチェンジではカーボン製のウイングレットを採用したほか、無印R1にブレンボ製キャリパーと新作KYB製フロントフォークが与えられている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ
70周年記念モデル「70th Anniversary Edition」は1月30日、レギュラーカラーは4月17日発売
2026年モデルのヤマハ「YZF-R1」「YZF-R1M」が正式発表された。これに加え、無印R1をベースにスペシャルカラーを施し、ゴールドの音叉マークと記念エンブレムを採用したヤマハ創立70周年記念モデルの「70th Anniversary Edition」も登場している。
今回はカラーリング変更がメインで、主要諸元にも変更はないが、2025年にマイナーチェンジされているので、その内容をお伝えしよう。
2025年以降のR1&R1Mは、MotoGPにインスパイアされたカーボン製ウイングレットを装着しているのが大きな特徴。このほか、無印YZF-R1とハイグレード仕様のYZF-R1Mでマイナーチェンジの内容に少し違いがある。
両グレードに共通するのは、車体の安定性に寄与するカーボン製ウイングレットと、グリップとホールド性を高めた新シート表皮の採用だ。これに加え、R1は新作のKYB製フロントフォーク(従来もKYB製)、ブレンボ製スタイルマ(Stylema)フロントブレーキキャリパーとラジアルマスターシリンダーを新採用。新型フロントフォークは左右で役割が分かれたるSDF〈Separate Damping force Function〉機構搭載しており、圧側減衰力アジャスターは高速/低速をそれぞれセッティングできる2WAY式だ。
ハイグレード仕様のYZF-R1Mについては、純正モノブロックキャリパーや電子制御オーリンズ製サスペンションなど装備が元々ハイグレードなため、空力に対するマイナーチェンジのみとされていた。
チタンコンロッドやチタン吸気バルブ、フィンガーフォロワーロッカーアーム、アシスト&スリッパークラッチなどを採用するクロスプレーンクランク並列4気筒エンジンについては、特に変更なし。先進の電子制御についても従前のモデルを踏襲している。
2026年モデルは無印YZF-R1が70周年記念カラーのほか新色のブルーを採用。YZF-R1Mはカーボンブラックにシルバーやブルーの差し色が入ったカラーで変更なしだ。
価格はYZF-R1のスタンダードカラーが価格据え置きの253万円、70周年記念車は+11万円の264万円、YZF-R1Mは前年モデルから+5万5000円の334万4000円となった。
YAMAHA YZF-R1M[2026 model]
YAMAHA YZF-R1 / 70th Anniversary Edition[2026 model]
YZF-R1 / R1Mのスペック
| 車名 | YZF-R1M | YZF-R1 / 70th Anniversary Edition ABS |
| 認定型式/原動機打刻型式 | 8BL-RN65J/N534E | ← |
| 全長×全幅×全高 | 2055×690mm×1165mm | ← |
| 軸距 | 1405mm | ← |
| 最低地上高 | 130mm | ← |
| シート高 | 860mm | 855mm |
| キャスター/トレール | 24°00′/102mm | ← |
| 装備重量 | 203kg | 201kg |
| エンジン型式 | 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ | ← |
| 総排気量 | 997cc | ← |
| 内径×行程 | 79.0×50.9mm | ← |
| 圧縮比 | 13.0:1 | ← |
| 最高出力 | 200ps/13500rpm | ← |
| 最大トルク | 11.5kg-m/11500rpm | ← |
| 始動方式 | セルフスターター | ← |
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン | ← |
| 燃料タンク容量 | 17L(無鉛プレミアムガソリン指定) | ← |
| WMTCモード燃費 | 15.2km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時) | ← |
| タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 | ← |
| タイヤサイズ後 | 200/55ZR17 | 190/55ZR17 |
| ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク | ← |
| ブレーキ後 | 油圧式ディスク | ← |
| 乗車定員 | 2名 | ← |
| 車体色&価格 | カーボン=334万4000円 | 青=253万円/白=264万円 |
| 発売日 | 2025年3月31日 | 2025年5月30日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA] | 新型スーパースポーツ)
5/15:ヤマハ「YZF-R9」 1月に登場した70周年記念カラーに続いて、クロスプレーン3気筒エンジンを搭載した新型YZF-R7の通常カラーが登場。価格は149万6000円。2026年モデルは歴代最[…]
スポーツバイクの「疲れる」「足が届かない」という悩みを一掃する カッコいいフルカウルスポーツに乗りたい。でも「前傾姿勢が辛そう」「長距離を走ると手首や腰が痛くなる」「信号待ちで足が届かず立ちゴケが怖い[…]
4/4:ドゥカティ「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」 ドゥカティの人気ネオクラシックモデルに、都会の夜を彩る新色「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」が追加され、4月4日に発売となる。[…]
毎日乗るなら軽さと足つき! 不安をなくす最高のエクスペリエンス 「スポーツバイクは前傾姿勢がキツそうだし、足つきも不安で毎日の通勤や通学には向かなそう」。そんな悩みを軽やかに吹き飛ばすのが、ヤマハのY[…]
【車両概要を知るならこの記事】ヤマハ「YZF-R7」現行モデル まずは現行となる2025年モデルの概要を押さえよう。発売は2024年11月8日。北米で先行発表されていたニューカラーで、従来の3色から2[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA] | 新型大型二輪 [751〜1000cc])
5/15:ヤマハ「YZF-R9」 1月に登場した70周年記念カラーに続いて、クロスプレーン3気筒エンジンを搭載した新型YZF-R7の通常カラーが登場。価格は149万6000円。2026年モデルは歴代最[…]
4/4:ドゥカティ「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」 ドゥカティの人気ネオクラシックモデルに、都会の夜を彩る新色「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」が追加され、4月4日に発売となる。[…]
2月14日発売:カワサキ Z1100 / Z1100 SE 自然吸気Zシリーズの最大排気量モデルとなる新型「Z1100」および「Z1100 SE」がいよいよ2月14日に発売される。排気量を1099cc[…]
1/9発売:スズキ GSX250R 4気筒などの高性能を競うライバルが多い中、低中速域の扱いやすさを重視した並列2気筒エンジンにより、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで真価を発揮する一台。2026[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツに早くも2026年モデル! ヤマハは国内向けモデルのYZF-R9を2025年10月30日に発売したが、早くも2026年モデルを発表。新色のスタンダードカラーは150万円切[…]
人気記事ランキング(全体)
アドベンチャー特有の「ノーズダイブの恐怖」を過去にするハブステア 背が高くサスペンションのストローク量が長いアドベンチャーバイクは、ツーリングで快適な反面、ハードブレーキング時にフロントが大きく沈み込[…]
免許不要で乗れる4輪モビリティの高い利便性 免許を返納した後の足代わりや、ちょっとした荷物を運ぶ際の手段として、何を選ぶべきか。シニアカーでは積載量に限界があるし、自転車では体力的な不安が残る。そんな[…]
ツーリングの「迷子」と「風の疲労」、最新のXMAXがすべて解決する 「知らない道へのツーリングはスマホのナビ頼りだが、画面が小さくて見づらい」「高速道路を使った長距離移動は、風圧による疲労がしんどい」[…]
「私自身もブラックを予約しているんです」 「“CB”はクリエイティブ・ベンチマーク(Creative Benchmark)として、その時代ごとにおけるバイク作りの基準であるべき」とは若手だった頃に、今[…]
大型バイクの重さに疲れた大人へ。190kgの軽快ボディが日常を変える 迫力あるネイキッドに乗りたいけれど、取り回しの重さに疲れてガレージから出すのが億劫になっている。そんな悩みを持つライダーにこそ、Z[…]
最新の投稿記事(全体)
毎日の「ちょっとそこまで」をもっと身軽に、もっと楽しく 車を出すほどの距離ではないけれど、自転車では荷物が重くてしんどい。雨の日や日差しの強い夏場はとくに移動が億劫になってしまう。そんな日常のモヤモヤ[…]
レーサーレプリカの始祖、RZ250/350の軌跡 1980年代のモーターサイクルシーンに多大な影響を与え、空前の2ストロークとレーサーレプリカブームを巻き起こした伝説的名車「ヤマハ RZ250」および[…]
アドベンチャーに乗りたいけれど、シートが高くて不安だという大人へ アドベンチャーバイクの堂々たるスタイルに憧れつつも、「シートが高すぎて足つきが不安」「林道より舗装路を走る割合のほうが圧倒的に多い」と[…]
誰もが安全、安心にサーキットを楽しめ、スキルアップも BMWやドゥカティといった有名輸入車を広く取り扱うミツオカグループ。サーキットエクスペリエンスはモトラッドミツオカ鈴鹿が中心となって開催しており、[…]
旅の始まりからエヴァの世界へ。空港近隣店舗を巡る「AIRPORT TOUR 2026」 北海道から九州まで、飛行機を降りた瞬間からエヴァの世界観に浸れるイベントが「AIRPORT TOUR 2026」[…]
- 1
- 2


































