【日常生活の新アイテムに!】原付一種の電動スクーターヤマハJOG Eに全日本ライダー岡崎静夏が試乗!

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【日常生活の新アイテムに!】原付一種の電動スクーターヤマハJOG Eに全日本ライダー岡崎静夏が試乗!

国内二輪メーカー初の量産化などで電動二輪コミューターの開発にも積極的に取り組んできたヤマハが、ホンダとタッグを組んで新展開。その第一弾が、ついに全国発売に! 全日本ライダー岡崎静夏の試乗インプレッションをお届けしよう。

●まとめ:田宮 徹 ●写真:楠堂亜希 ●BRAND POST提供:YAMAHA [Y’S GEAR]

約半年遅れて発売の全国版は
バッテリー&充電器付き!

本田技研工業(以下ホンダ)とヤマハ発動機(以下ヤマハ)は2024年8月、原付一種に相当するホンダの電動二輪車をベースとした日本市場向けモデルを、ヤマハにOEM供給することに合意。

その契約に基づき、ホンダのEM1 e:をベースに開発されたのが、今回試乗したヤマハのJOG Eです。

このモデル、2025年12月に東京と大阪の一部販売店で先行発売されたのですが、この際はENEOSホールディングスと国内二輪4メーカーが出資して2022年に設立したGachaco(ガチャコ)が提供する、バッテリーシェアリングサービスを利用することが前提。

そのため、バッテリーや充電器は車体に付属していなかったのですが、2026年7月発売の全国版は、Honda Mobile Power Pack e:および充電器がセットで販売されます。

ヤマハJOG E主要諸元
■全長1795 全幅680 全高1140 軸距1300 シート高740(㎜) 車重93kg(装備) ■交流同期電動機 定格出力0.58kW 2.3ps/540rpm 9.2kg-m/25rpm ■リチウムイオン電池50.26V/26.1Ah ■タイヤF=90/90-12 R=100/90-10 ■価格32万3400円

4ストエンジンに近い加速特性、
安心して操れる安定感や制動力

JOG Eの実車を眺めてみると、後輪のインホイールモーターカバーにそのまま残された「HONDA」の刻印をはじめ、このバイクが“ ホンダ生まれ” であることを感じさせる部分が随所にあります。

一方、ヘッドライトをハンドルマウントに変更するなど、フロントまわりはEM1 e: と異なるデザインに。

ホンダとヤマハは、原付一種に関して10年近くも協業してきた実績があり、今回のJOG EとEM1 e: もこれまでと同じような手法で開発され、ヤマハにOEM供給されていることが想像できます。

12インチの前輪径や長めのホイールベースなどのおかげで、昔の原付一種みたいにガチャガチャしすぎず、快適に移動可能!

またがってまず気づくのは、フロントまわりの重厚感。スゴい装備があるわけでも、極端に大きいわけでもないのですが、原付一種クラスとは思えないボリュームを感じます。

日本だと原付一種は一人乗り限定ですが、開発ベースとなったEM1 e: は、海外市場ではタンデムも可能なモデルとして展開されており、このことからJOG Eも、原付二種クラスを思わせる車格となっています。

そのぶん、車体はどうしても重くなりがち。これが影響してか、発進や加速はだいぶマイルドですが、原付一種の最高速は30㎞/hなので、この制約の中で走らせる乗り物としては必要十分なパワーです。

モーター駆動ながら、加速のフィーリングは4ストエンジンを搭載した近年の原付一種スクーターに近く、急激にトルクが立ち上がってドンッと前に進むようなことはないので、初心者が乗るのも安心。既存の50㏄スクーターユーザーにとっては、違和感が少ない加速特性と言えます。

前後10インチ径ホイールを履くかつての一般的な50㏄クラスと比べたら車体は大柄で、ライポジに余裕があるだけでなく、走りの安定感も高め。前輪が12インチ径で、ホイールベースが長めで車重もあることが、プラスに働いているように感じます。

かつての50㏄みたいに路面のちょっとしたギャップや段差などですぐにフラついてしまうことは少なく、しっとりとしたフィーリングすらあるので、ちょっぴり元気にコーナーを曲がっても不安ナシ。

それでいて、コンパクトスクーターならではの機敏性も十分に備わっているので、狭い道路でもスイスイと扱えます。

シート最前部に座れば身長158㎝でも両足ベタ着きで膝が少し曲がる、良好な足着き性。ハンドル位置はやや高めの印象です。フラットフロア構造で乗り降りスムーズ!

ブレーキはフロントがディスク式、リヤがドラム式で、左側レバー操作時は前後が連動。

昔の50㏄スクーターは、着座位置に対して前輪が近すぎて、フロントブレーキを掛けたらつんのめるイメージですが、JOG Eは車格に余裕があることに加えてライポジがもたらす安心感があるため、不安なく制動力を発揮させられます。しっかり止まれるというのは、安全につながる要素です。

ちなみに、サイドスタンドは標準装備されておらず、駐車時はメインスタンド掛けが必須。

車重は4スト50㏄時代のジョグシリーズと比べたら15㎏ほど重く、スタンド掛けの難しさを心配していました。しかし実際には、リヤウイング状にデザインされたグラブバーがあることなどから、女性でもふらつかず簡単にスタンド掛けが可能でした。

全日本ロードレース選手権J-GP3 クラスにフル参戦を続ける、昨年度ランキング3位の驚速女子。公道用バイクも複数所有し、生活の道具としてスクーターも活用してきた。

自治体助成金の有無によって
評価はかなり変わりそう……

JOG Eは着脱式バッテリーを採用しており、充電時は車体から取り外して、専用充電器で充電します。シート下に搭載されたバッテリーの着脱は簡単。単体重量は10.2㎏で、上部にグリップもあるため、よほど非力でなければ女性でも問題なく取り扱えます。

ちなみに、残量ゼロから満充電までは約6時間。寝ている間にチャージでき、カタログ値どおりなら53㎞、仮に2/3程度まで航続距離が落ち込んだとしても片道15㎞は走れることを考えたら、生活の道具として十分に使える環境の人も多いと思います。

大きなネックになるとしたら、バッテリーと充電器が各1 個付属で32万3400円という価格。4スト50㏄時代のジョグシリーズが18~20万円、新基準原付のJOG ONEが約26万円なので、かなり高く感じられます。

ただしJOG Eは、国の補助金対象車種で、さらに地方自治体独自の補助金が適用される場合もあるとのこと。東京都在住の場合、国の補助金を合わせると10万円以上もの助成金を受領可能とのことで、これを考慮するとだいぶ現実的な価格になってきます。

早朝深夜でも静かに移動できて、自宅で手軽にエネルギーチャージできるなど、電動スクーターならではのメリットも多数。加えてJOG Eには、安定感や操縦しやすさいう魅力も備わっています。

日常生活の新アイテムとして、補助金制度も調べつつ、ぜひ導入の検討を。

モーター駆動だけど、既存のエンジンスクーターに近い乗り味。ベテランライダーでも、それほど違和感なく生活に取り入れることができるかも!?

ヤマハJOG E ディテール

10 インチ径の後輪には、黒いカバーに「HONDA」の刻印が残されたコンパクトなインホイールモーターを採用。

シート下には、動力用電源供給バッテリーとなる単体重量10.2㎏ のHonda Mobile Power Pack e: を搭載。

充電時は、車体から取り外したバッテリーを、外部電源につないだ充電器に接続。ゼロから満充電まで約6時間。

フロントホイールは、リヤよりもやや大径で走行安定性を高める12 インチ。フロントブレーキは油圧ディスク式。

リヤブレーキはドラム式。左レバー操作時に、前輪側にもほどよく制動力が配分されるコンビブレーキを採用。

左右分割構造のフロントインナーポケットを装備。いずれも開口型で、左側は500㎖ペットボトルも収納可能。

ハンドル下部の車体中央には、カバンや買い物袋などをサッと掛けられる便利な大型フックも備わっています。

右側のフロントインナーポケットには、USB Type-A仕様の電源ソケット(出力は5V/2.1A以下)を内蔵。

サイドスタンドは標準装備せず。メインスタンドを掛けるときに使える、ウイング形状のグラブバーを備えます。

フロアボードは、乗り降りしやすくて走行中のライポジ自由度向上にもつながる、フラットな形状にデザイン。

日本では原付一種クラスとなるためタンデムは不可ながら、シートは前後長がある二人乗り仕様になっています。

バッテリーがあることから、シート下のラゲッジスペースは小さめ。グローブや雨具など、小物類なら収納可能。

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※本記事はYAMAHA [Y’S GEAR]が提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。