
ハーレーダビッドソンがある暮らし、そのライフスタイルを提供すべく定例ツーリングを企画するHOG(ハーレーオーナーズグループ)チャプターだが、ここではハーレーダビッドソン川口主催のツーリングをご紹介。ウマい魚を求め、千葉・館山に向かった道中記をお届けする。
●文/写真:ウィズハーレー編集部(渡辺まこと) ●外部リンク:ハーレーダビッドソン川口
HOG埼玉チャプターツーリングに同行
ただ単に車両を販売するだけではなく、それに付随する“ライフスタイル”をも提供する。そんな理念を掲げ、HOG(ハーレーオーナーズグループ)が1983年に米国で発足し、ここ日本でも正規ディーラーネットワークを中心に活動が展開されている。2023年2月19日に開催されたハーレーダビッドソン川口のHOG埼玉チャプターツーリングは、まさにそんな楽しいハーレーライフを体現するものだろう。
HOGといえば、基本的に“ハーレーに乗るオーナーなら誰でも加入できる”コミュニティマーケティングクラブ(米国版ウィキペディアからのウケウリです)なのだが、今回のチャプターミーティングに集まった人々は総勢35台。暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さが残る2月。しかも当日は降水確率40%というビミョーな予報だったのだが、新年1発目となるこの日のツーリングを、皆さん心待ちにしていた様子だ。
ちなみに今回は、千葉の南端・館山市にある“漁師食堂たいぼ”という場所がゴールだったゆえ、東関道の湾岸幕張PAにて集合し、千葉県公式マスコットの“チーバくん”でいうところのツマサキあたりの館山へ向かったのだが、なんせ40台近くの大所帯である。
ちょっとした段取りの不備でスケジュールも大きく変わってしまうのだが、そこはチャプターツーリング。H-D川口から参加のスタッフさんがサポートとして先導とシンガリをハーレーで走り、(当日はバイクがあおられるくらいの強風だったが)皆が存分にツーリングを楽しめたのはいうまでもない。
うん、やっぱハーレーは走ってナンボ。それを助けるHOGの存在は頼もしい。
幕張PAから東関道館山線を走り、館山の“漁師食堂たいぼ”で海鮮を食すことがゴールとなった今回のHOG埼玉チャプターツーリングだが、道中の東関道館山線はかなりの強風。館山駅前は砂浜からの砂塵がまるでサンドブラストのように吹き付ける状況だったが、無事にゴールし、皆さん食事を楽しまれた模様。ホントお疲れ様でした!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
2023年最初のチャプターツーリングは“ナマズのハンバーガー”を食らう?! 真冬のツーリング計画は、その目的地とルートの選択が大変だ。ハーレーダビッドソン埼玉花園店の2023年のチャプターツーリングの[…]
国籍/年齢/性別を問わず、さまざまなオーナーが加入するH.O.G. ハーレーオーナーズグループ(H.O.G.)は1983年にスタートして今年で40周年。当初はミルウォーキー本社で始まった小さなライダー[…]
リジッドフレーム最終年のパンヘッドは、博物館で保管されていたリアルポリス! この車両は、アメリカ・ミズーリ州セントルイス警察で使われていた正真正銘のポリスバイクで、走行距離は1万4000マイル(2万2[…]
ハードな見た目でソフトな乗り心地。ソフテイルのリミテッドエディション 創業者たちの家系による純血主義を貫いてきたハーレーダビッドソンだったが、企業買収が盛んになった1960年代後半、経済状況の低迷から[…]
バガーレーサー譲りのモーター ハーレーダビッドソンの純正エンジン「スクリーミンイーグル135」は、ボア109.5×ストローク158.75mm(4.31×4.625インチ)で、排気量はじつに2212cc[…]
最新の関連記事(ハーレーダビッドソン)
ロードグライド131RRか? いいや違う、 さらに上回る143だ クラッチミートするや否や、極低回転域から図太いトルクでロードグライドの巨体が力強く押し出される。クイックシフターのアシストもあり、ス[…]
ハーレー乗りじゃなくても大歓迎! ブルースカイミーティングは、ハーレーオーナーのみならず、ライダー/ノンライダーに関わらずどなたでも大歓迎のカルチャーイベント。 北陸初の開催となる今回は、景勝地の東尋[…]
「ハーレーダビッドソン東大阪」と「AELLA」が共同開発 ブラックに塗装されたメガホン形状のサイレンサーは、ハーレーダビッドソン東大阪と京都のカスタムパーツメーカー「AELLA(アエラ」)が共同で開発[…]
FLHTCUTG TRI GLIDE ULTRA:直感的にハーレーとわかる威風堂々のスタイル バットウイング・フェアリングを備える「トライグライドウルトラ」は、堂々たる装いと快適な乗り心地が楽しめるモ[…]
バトル・オブ・ザ・ツインの歴史に刻まれる存在 1981年に米国、デイトナスピードウェイで第一回が開催され、その熱が日本に伝わり、1984年に日本の筑波サーキットでも火蓋が切られることとなったレース“バ[…]
最新の関連記事(ツーリング)
父とB+COM SB6XRで会話しながらプチツーリング すっかり秋模様。なんなら執筆している今日は、最高気温が15度。朝から冷え切っていて、冬気分です。 自宅近くを走っているスクーターの方を見て、「わ[…]
奈良県からスタート! 北海道から九州まで全国で増加中の「カブの駅」 突然ですが、皆さん、『カブの駅』ってご存知ですか?現在、1200カ所以上登録されている『道の駅』はツーリングの集合場所や休憩スポット[…]
様々な日本の峠を網羅! ワインディングロードを抜け、視界いっぱいに広がる紅葉の絶景を走り抜ける。そんな瞬間こそ、秋のツーリングの醍醐味のひとつではないでしょうか。 ここで紹介する書籍「全国2954峠を[…]
芦ノ湖スカイラインとは? バイク乗りに人気の理由 富士山の麓に点在する富士五湖のひとつ、芦ノ湖は箱根の人気観光地ですが、湖の西側の尾根に沿って通じているのが芦ノ湖スカイラインです。 全長約10.7km[…]
霊山を巡る中部日本トライアングルルート 「日本三霊山ラリー」は、古来より日本の山岳信仰の対象とされてきた富士山、立山、白山の3つの頂を巡るツーリングラリーだ。このルートは「中部日本トライアングルルート[…]
人気記事ランキング(全体)
空冷エンジンのノウハウを結集【カワサキ GPz1100[ZX1100A]】 航空機技術から生まれたハーフカウルとレース譲りのユニトラックサスを装備。デジタルフューエルインジェクション効果を高めるために[…]
月内発売:SHOEI 「GT-Air 3 AGILITY」 優れた空力特性とインナーバイザーを兼ね備えたSHOEIのフルフェイスヘルメット「GT-Air3(ジーティーエア スリー)」に、新たなグラフィ[…]
背中が出にくい設計とストレッチ素材で快適性を確保 このインナーのポイントは、ハーフジップ/長めの着丈/背面ストレッチ素材」という3点だ。防風性能に特化した前面と、可動性を損なわない背面ストレッチにより[…]
「特殊ボルト」で困ったこと、ありませんか? 今回は「でかい六角穴のボルト」を特殊工具なしで外してみようというお話。 バイクを整備していると時々変なボルトに出会うことがあります。今回は古い原付オフロード[…]
点火トラブルって多いよね 昔から「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」の三大要素が調子の良いエンジンの条件として言われておりますが、それはそのまま調子が悪くなったバイクのチェック項目でもあります。その[…]
最新の投稿記事(全体)
軽さと剛性を両立する“TECCELL”構造を採用 TRV067の最大の特徴は、採用されている素材と構造にある。使用されているのは、ポリプロピレン樹脂を特殊な連続成形技術で成型したハニカム構造のコア材・[…]
Eクラッチと電子制御スロットルが初めて連携する750シリーズ ホンダが欧州2026年モデルの5車にEクラッチを新搭載。これまでにミドル4気筒の「CBR650R」「CB650R」、250cc単気筒の「レ[…]
マイノリティ好きにはたまらない2スト250で3気筒、走りに刺激はなかったけれど海外でもファンが少なくなかった! カワサキが世界進出の勝負球として、500ccで2ストローク3気筒のマッハIIIをリリース[…]
プロテクター標準装備の冬用ライディングジャケット 一見するとカジュアルなパーカスタイルだが、中身は本格的なウインタージャケットである。本商品は、胸/肩/ひじ/背中の4部位にプロテクターを標準装備してお[…]
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
- 1
- 2















































