ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』最新号 Vol.14が12月9日(金)発売! 注目はまず表紙。ロードグライドの心臓部は、なんとミルウォーキーエイト131=2151cc!! これは’23モデルとして登場すること間違いなしの「創業120周年アニバーサリーモデル」を大胆予想したものだが、登場の可能性は決して否定できない。その理由とは…!? 読めばナットクの4機種、そのインパクトは大!!
120周年モデル大胆予想4連発!
ハーレーダビッドソン創業120年の節目を迎える2023年。アニバーサリーモデルが登場するのは間違いない。過去を振り返っても、5年ごとに周年記念の特別仕様車が発売されるのが慣わしとなっている。限定カラーを身にまとい、専用エンブレム/ロゴマーク/シリアルナンバーなどが車体に入り、その年にしか入手できないプレミアムな仕上がりとなるのだ。
現実離れしていると笑うなかれ。最高出力124PS/最大トルク183Nmを発揮するスクリーミンイーグルミルウォーキーエイト131=2151ccは、すでにコンプリートエンジンとして存在。H-Dファクトリーレーシングチームのバガーレーサーにも搭載されており、市販ラインナップに積まれるのも秒読み段階かも!!
2021年にセンセーショナルなデビューを果たし、人気爆発_/入手困難となったのが「ローライダーST」。限定仕様の“赤い悪魔”「エルディアブロ」が登場したばかりだが、次は青が出てくるに違いない。限定記念車では“レジェンドブルー”が用いられたケースもあり、ハーレーダビッドソンにとって青は伝統のカラー。赤があるなら、必ず出てくるはずだ!!
ソフテイルの人気モデルと言えば「ブレイクアウト」だ。デビュー10周年も同時に祝うスペシャル仕様が登場しなければおかしい。アメリカンマッスルカーをイメージさせるロー&ロングのスタイルを持ち味に、パワーユニットをより強力にするのは想像にたやすい。ビキニカウル&スポイラーを身にまとうプロストリートが戻ってくると見たぞ。
ダートトラックレーサーの息吹を感じるモデルが存在した空冷時代のスポーツスターのように、新生スポでも『XG750R』譲りのレーシングカラーに身を包んだ“R” の称号持つモデルの登場があっていいはずだ。空冷スポには、ワークスカラーを身にまとった883Rがダートトラックのムードを色濃く残していたが、それをいま甦らせるとするのなら、モデル名は「XG1250R」しかない!!
限定記念車で振り返るハーレーの120年
保存版データブックとして残しておきたいのが、ハーレーダビッドソン120年の歴史を限定記念モデルとともに振り返る特集企画『LIMITED EDITION CHRONICLE/リミテッドエディションクロニクル』。これまでに発売されたアニバーサリーモデルが一目瞭然。そのイヤーモデルにしかなかった特別な装備を、120周年の節目に改めて徹底解説しよう。
1957年に初代が誕生して以来、絶大な人気を誇る空冷XLスポーツスターの歴史に幕を下ろしたのは、「フォーティエイトファイナルエディション」だった。絶版のウワサで持ちきりだった2021年12月に、ハーレーダビッドソンジャパンは日本限定の最終仕様を’22モデルとして1300台のみ最後に発売することを明かし、ビッグニュースとなったのは記憶に新しい。歴史に名を刻むリミテッドエディションとなった。
創業115周年を記念したアニバーサリーモデルが2018年式のラインナップに全10機種用意されたが、従来とは異なる新しい試みがされていた。カラーグラフィックスは、統一されたワンパターンであるのが通例だったが、2つの仕様が用意されていたのだ。
スポーツスターやスプリンガーも徹底解説!
スポーツスターの誕生50周年を記念した「XL50」は、’07年式で200台に限り日本に上陸した。専用記念エンブレムがタンクに施され、シリアルナンバープレートが刻印されたオリジナル限定プレートをハンドルに装備。シートエンドには生誕年が刺繍されている。半世紀にもおよぶ歴史もこれでわかる。
世界中のバイクファンを驚かせたのが1988年、創業85周年を記念して登場した「スプリンガーソフテイル」だった。油圧式のテレスコピック式フォークの台頭により、1948年に途絶えたスプリンガーフォークが復活したのだから、初めて見た者たちはまさかと目を疑った。
最新モデルをTESTRIDE!
新旧のハーレーに試乗経験が豊富な編集長・青木タカオがとことん乗ってレポートするのは、ウィズハーレーお馴染みのスタイル。今回は排気量1923cc=ミルウォーキーエイト117、そして114搭載モデルをテストライドし、ライドフィールや気になる足つき&ライディングポジションなどを徹底解説する。
今号でテストライドしたモデル以外も、ハーレーダビッドソンの最新モデルがすべて載っていて、フルラインナップがひと目でわかる。
ハーレーに魅了された人たち
『LIFE WITH HARLEY』は、ハーレーダビッドソンとともに生きるライダーたちを紹介するコーナー。今号もたくさんのスマイルをお届けする。
NHK交響楽団首席ティンパニ奏者・植松透さんもハーレー乗り。ティンパニは“第2の指揮者”と言われるほど、オーケストラにとって重要な役割を担う。日本を代表する打楽器奏者には、ハーレーのサウンドはどのように聴こえるのか。“鼓動”にこだわり、誰よりも研ぎ澄まされた耳と感性を持つ音楽家にクローズアップした。
白の車体色を選んだ理由は「カワイイから」。そう教えてくれたのは、フォーティエイトファイナルエディションを納車したばかりのSさん。免許は普通二輪だったものの「スポーツスターが欲しい」と気になっていた’21年末に限定販売されることを知り、すぐに予約した。大型二輪へステップアップし、いよいよハーレーライフが始まる。
カスタムトレンドがわかる!
カスタムたちも満載! リヤタイヤを260ミリの極太タイヤにしたブレイクアウト。流麗なフォルムと手の込んだペイント、随所に用いたアルミ削り出しパーツのコンビネーションは傑作選にも残る1台となるだろう。
グッドデザイン賞を獲得したのは、プロトの直営ショップ・リグニスが販売するコンプリートカスタムバイク「ZDC-80B」だ。1990年代後半のエボリューションソフテイルをベースにし、専用開発したスプリンガーフォークをはじめ、燃料タンクやマフラーなどオリジナルパーツと厳選したアイテムを組み合わせている。
今号もコンテンツ盛りだくさん!
ハーレー女子たちのイベント体験レポートやハーレーダビッドソン社の日本人リードデザイナー直撃インタビュー、ウインターシーズンのファッションコーディネイト、ミーティング&ツーリングレポートなど、今号も内容ぎっしり盛りだくさん。ハーレーダビッドソンのことなら新旧ジャンルを問わず、この1冊で網羅した。お見逃しなく!
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