〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

2022/09/07 18:00
ヤングマシン編集部

新型バイク(日本車／国産車)ヤングマシン新型バイクカタログ[車両]新型スポーツ＆ツーリング新型軽二輪 [126〜250cc]CBR250RR ホンダ [HONDA]

〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司田宮徹宮田健一) ※情報更新日:2022年9月7日

1 ホンダCBR250RR 概要
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ホンダCBR250RR 概要

ホンダCBRの一貫した“トータルコントロール”をコンセプトに掲げ、スロットルバイワイヤやパワーモードなど電子デバイスもいち早く採用したCBR250RR。’21年に新形状ピストンや浸炭コンロッド等を採用し、摩擦ロスやポンピングロスを徹底的に排除して3psアップ。倒立フォークのアウターを5mm延長してセットアップの自由度を持たせるなど、レース参戦時の備えも十分。オプションでシフトアップ／ダウン対応のクイックシフターも用意される。

’22 ホンダCBR250RR

主要諸元

'22 ホンダ CBR250RR｜グランプリレッド(ストライプ)｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

'22 ホンダ CBR250RR｜パールグレアホワイト｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

'22 ホンダ CBR250RR｜マットガンパウダーブラックメタリック｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

【カラーバリエーション】伝統のトリコロール(グランプリレッド)／フォークやホイールも黒のグラファイトブラック／赤フレームのホワイト／ツヤ消しブラックの全4色。

ホンダCBR250RR｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — 低く構えたフロントのロングノーズから、車体後方に向かって跳ね上がっていく躍動感あるスタイルが特徴的。硬質な面構成とキレのあるエッジが、力強さとスピード感を表現している。

ライディングポジション／取り回し

ホンダCBR250RR｜ライディングポジション｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — **【ライディングポジション】**ハンドル位置は低めで、サーキットでのスポーツ走行がよく似合う。かといって前傾がキツすぎるわけではないので、幅広く使えるだろう。

ホンダCBR250RR｜取り回し｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

【取り回し】ハンドル切れ角が大きく小回りできるが、タンクの出っ張りに干渉するのでUターン時は注意。

エンジン／パワーユニット

ホンダCBR250RR｜エンジン｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

【内部パーツの徹底見直しで性能向上】新形状ピストン／浸炭コンロッドなどを採用。バランサーシャフト軸の小径化／バルブスプリング荷重の軽減などで最高回転数を高め、吸排気系の見直しなどでトルクアップも果たした(画像は’17年型)。

ホンダCBR250RR｜スロットルバイワイヤ｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

ホンダCBR250RR｜ライディングモード｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

【スロットルバイワイヤ＆ライディングモード】CBR250RRが250ccクラスで初採用したスロットルバイワイヤ。フィーリングはとても自然だ。ライディングモードは3つ。

ホンダCBR250RR｜マフラー｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

【排気音を楽しめるマフラー】マフラーはサウンドチューニングに注力。サイレンサー内部を3室に分割し、2室／3室のそれぞれから個別に排気する仕組みだ。低回転域で力強く、中／高回転域では高揚感あるサウンドを奏でる。最新型は内部構造を見直しトルクアップに貢献(画像は’17年型)。

シャーシ

ホンダCBR250RR｜フレーム＆スイングアーム｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

ホンダCBR250RR｜鋼管トラスフレーム｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

【剛性としなやかさの最適バランスを実現】鋼管トラス構造と左右非対称のアルミ製スイングアームは継続採用。フレームは耐久性／振動特性／軽さなどに配慮し細部の肉厚を最適化。剛性バランスに配慮したスイングアームと相まって、運動性能と走行フィーリングを高めている。

足まわり

ホンダCBR250RR｜フロントフォーク＆ブレーキディスク｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

フロントフォークはφ37mmのショーワ製倒立式。φ310mmの大径ブレーキディスクと相まって、フロントまわりはしっかりした剛性感。不安なくコーナーに進入できる。

ホンダCBR250RR｜リヤホイール＆ブレーキディスク｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

ホンダCBR250RR｜プロリンクリアサスペンション｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

リヤサスペンションはプロリンクを採用。5段階調整できるイニシャルアジャスターが備わっている。ディスク径はφ240mm。新型はABSを標準装備。安心感が違う。

主要装備

ホンダCBR250RR｜カウル｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

【走行風を活用するカウル類】随所に設けられたダクトがスタイリッシュなカウルは、いかにも空力性能が高そう。ウインドプロテクション性への配慮はもちろん、走行風を効果的に導入してエンジンまわりの冷却にも貢献している。

ホンダCBR250RR｜LEDヘッドライト｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — **【LEDヘッドライト】**精悍な顔つきのLEDデュアルヘッドライト。下側は左右それぞれがハイ/ローを備えている。

ホンダCBR250RR｜LEDテールランプ｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — **【LEDテールランプ】**上側のテールランプは常時発光し、ブレーキをかけると下側のストップランプが点灯する。

ホンダCBR250RR｜デジタルメーター｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — **【デジタルメーター】**大型で見やすいデジタルメーターには、ギアポジションやライディングモードなども表示。

ホンダCBR250RR｜ウェーブキー｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — **【ウェーブキー】**盗難抑止効果のあるウェーブキーは、ウイングマークが誇らしげ。キーの操作性も滑らかだ。

ホンダCBR250RR｜クイックシフター[オプション]｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!?

アップ/ダウン対応のクイックシフターはオプション設定。

ホンダCBR250RR｜シート｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — **【シート】**先端部が絞り込まれているので、ニーグリップがしやすい! タンデムシートも十分な大きさ。

ホンダCBR250RR｜荷掛けフック｜〈アーカイブ〉ホンダCBR250RR [’22後期新型バイクカタログ]：250スーパースポーツ最速の座は譲らない!? — **【荷掛けフック】**ナンバープレートホルダー裏側左右には荷掛けフックが! 荷物を積む時にとっても役立つ!

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この記事を書いた人／メディア

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1972年に創刊された日本の老舗モーターサイクルマガジンの一誌。常にその時代の熱いバイク達を追い続け、最新モデル＆アイテムの実証テストに定評がある。また、代名詞となる新車スクープはRG400/500Γ時代（1984年3月号掲載）から30年以上続いている名物企画で、業界内の生情報を独自追跡したものが主となっている。メイン読者層は50代とそのジュニア世代となる20代。ブランドタイトルの“ヤング”という単語はさすがに時代錯誤とはなったが、信条はバイク乗りの多くが持ち合わせている“ヤング・アット・ハート”だ。
※ヤングマシン：YouTube｜X｜Facebook｜Instagram

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