
盗難はもちろん雨風からも大切なバイクを守ることができるガレージは、ライダーの憧れだ。さらにそのスペースを機能的に彩るために用意したいのが、今回紹介する収納キャビネットたちだ。定番の赤。シックな黒色。あなたはどちらが好み?
●文/写真:モトメカニック編集部 ●外部リンク:アストロプロダクツ
システムキャビネットSC198:アストロプロダクツ収納アイテム史上最大サイズ。ガレージの演出にも効果的なシステムタイプ
工具や道具類の収納に便利なツールキャビネットと勝手が良いワークベンチ、さらにロッカーを一体化したシステムキャビネットは、ガレージユーザーだからこそ導入できる大型収納。
木製ワークベンチの左右どちらにも設置できる大容量ロッカーを含めた外寸は左右2070mm×天地1920mm×奥行510mmと、アストロプロダクツ最大級サイズで、壁面を有効活用した収納が可能。
作業場所近辺まで工具類を引き寄せられる2台のキャスター付きキャビネットは、作業後はワークベンチの下にぴったり収納できるので、ガレージ内のスペース効率もアップする。
【システムキャビネットSC198】 サイズ/色味/使い勝手のバランスが良い上に、個別に揃えるよりリーズナブルなのがSC198の魅力。アストロプロダクツ店頭でも、ガレージを作るのに合わせてこのキャビネットを導入したいという声が多いそうだ。作業台の足から上部収納に至るフレームは安定感が高く、バックパネル用のフックなどのアクセサリーも豊富に用意されている。●価格:16万5000円
ミニキャビネット/ミドルチェスト/トップチェストチェスト:自由な組み合わせでガレージに合わせた自分仕様の収納ができる
スタイルや容量や価格など、さまざまな選択肢があるアストロプロダクツの収納アイテムの中で、注目度急上昇中なのがミニキャビネット/ミドルチェスト/トップチェストを自由に組み合わせられるこの商品。
既存のアストロ製品に比べて若干コンパクトで、ガレージの据え置き用となるのはもちろん、トップチェストやミドルチェストは持ち運び用としても便利。
また価格もリーズナブルなので、ビギナーに加えて手持ちの工具が多いベテランの2台目の収納としても重宝する。レッドとブラックの組み合わせでカラーコーディネートを楽しむのも良いだろう。
【トップチェスト3段 マットレッドTC190/ミドルチェスト マットレッドMC196/ミニキャビネット5段 マットレッドRC192】3段セットの全高は1400mmほどで、一般的な量のハンドツールであれば過不足なく収納できるだろう。トップチェストなしで天板を置いたり、ミドルチェストなしで全高を抑えるなど、自由度の高さが特徴だ。●価格:1万890円/9790円/2万5190円
トップチェストの引き出しは深さ30mmと75mm×2段で、ミドルチェストも75mm×2段。5段のミニキャビネットは70mm×2段+115mm×3段仕様で、かさばる工具も収納できる。すべての引き出しはベアリングレールを採用しており、開閉はスムーズ。トップとミドルの側面には取っ手があり移動も容易だ。ツヤを抑えたマットレッドがシックな印象だ。
【トップチェスト3段 マットブラック TC191/ミドルチェスト マットブラック MC197/ミニキャビネット2段ドア付き マットブラック RC195】●価格:1万890円/9790円1万5290円
トップチェストとミドルチェストはマットレッドモデルの色違いで、仕様や価格は同一。ミニキャビネットRC195は2段の引き出し+観音開きのロッカーとなり、パーツクリーナーやオイル缶など背の高いアイテムも収納できる。ミニキャビネット右側面パネルはパンチング仕様で、レンチフックなど別売りのアクセサリーを取り付けできる。このパンチング穴は上のシステムキャビネットSC198と共通。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓
モトメカニックの最新記事
“機械遺産”のコンディションをどう維持するか 電気自動車や電動バイクの普及が進めば進むほど、旧車や絶版車ムーブメントは一段と熱くなりそうだ。内燃機関に対する注目度が高まるのと同時に、ユーザー自身は“機[…]
擦らず拭くだけでOK。デリケートな素材も傷つけることなく赤サビを除去できる バイクや自動車の部品はもちろん、橋梁/建築物/工具/アウトドア用品の材料として当たり前のように使われている鉄素材。豊富な埋蔵[…]
車種別専用パーツのラインナップも豊富なキジマ バイクメーカーが開発するニューモデルは、ビギナーからベテランに至る幅広いニーズに応えるべく仕様を決定しているが、それでもすべてのライダーの希望を叶えられる[…]
メンテナンスで覚えて、カスタムで楽しむホンダのモンキー&ゴリラ シフトアップ製88ccキットを組み込み、ノーマルキャブのままでセッティング変更せずに普通に走ることができた、6ボルト仕様の初期型黄色ゴリ[…]
ネットで注文できる1サイズ&1プライスガレージ。完成状態で運搬されてクレーンで据え置きされる サンデーメカニックなら誰もが知る工具ショップ・アストロプロダクツのホームページ上に「BIKE小屋」という商[…]
最新の関連記事(工具)
スパナやレンチの長さが違うのはナゼ? 工具箱に並ぶスパナやレンチ。 10mm、12mm、14mm…サイズごとに全長が違うのは、当たり前の光景ですよね。これもそうだし。 コッチもそう。狭所作業用の短いス[…]
【ご注意】本記事は、エンジンオイルの過剰注入がエンジンに与える影響を確認するための実験であり、一般使用車両での実施や再現を推奨するものではありませんのでご了承ください。 オイルの規定量は守らなくちゃイ[…]
エアインパクトレンチ:手のひらに収まるサイズで500Nmを発揮。狭い場所で活躍する力自慢 ガレージにエアコンプレッサーを導入したら、まず揃えておきたいのがエアブローガンとエアゲージ、そしてインパクトレ[…]
ソケットセット:ツールキャビネットの引き出しにそのまま収まるトレイ付きZ-EALセット ラチェットハンドルもソケットも、専門メーカーのノウハウを注入して開発されたZ-EAL。その代表的アイテムをセット[…]
動きが渋い鍵穴に潤滑剤はNG! ・・・の前に ちょっと前に「キーの回りが渋くなってきた鍵穴に、潤滑剤を吹きつける(注入する)のはNG!」という情報がネット上で広く流れました。その理由は一時的に動きが滑[…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
“機械遺産”のコンディションをどう維持するか 電気自動車や電動バイクの普及が進めば進むほど、旧車や絶版車ムーブメントは一段と熱くなりそうだ。内燃機関に対する注目度が高まるのと同時に、ユーザー自身は“機[…]
大和ハウスグループが手がけたD-Wash 愛車を長持ちさせるためにも、大切にしたい「洗車」という作業。 汚れの放置はサビや各部品の劣化が進むことにもつながるし、洗車をしながら、緩んでいるボルトやパーツ[…]
擦らず拭くだけでOK。デリケートな素材も傷つけることなく赤サビを除去できる バイクや自動車の部品はもちろん、橋梁/建築物/工具/アウトドア用品の材料として当たり前のように使われている鉄素材。豊富な埋蔵[…]
スパナやレンチの長さが違うのはナゼ? 工具箱に並ぶスパナやレンチ。 10mm、12mm、14mm…サイズごとに全長が違うのは、当たり前の光景ですよね。これもそうだし。 コッチもそう。狭所作業用の短いス[…]
オイルひとつでエンジン特性が激変!! ヤマハ純正オイル「ヤマルーブ」。4ストロークエンジン用のオイルだけでもさまざまなグレードが用意されているが、いったいナニがどう違うのだろうか? はたして一般ライダ[…]
人気記事ランキング(全体)
Z1、GPz900R、Ninja ZX-9Rから連なる“マジックナイン”の最新進化系 カワサキは、948cc並列4気筒エンジンを搭載したスーパーネイキッド「Z900」および上級モデル「Z900 SE」[…]
涼しさの心臓部。それは「素材」と「構造」の魔法的組み合わせ うだるような暑さと、じっとりと肌にまとわりつく湿気。毎年繰り返されるこの季節に、多くの人が少しでも快適に過ごせる服を探し求めている。そんな中[…]
『Wheels and Wavesフェスティバル』にカスタムマシン×11車を展示 6年目を迎えたHondacustoms(ホンダカスタムズ)、過去にはCB1000Rやレブル、CL250/CL500、モ[…]
左右2本出しマフラーやベルトドライブ、6速ミッションも採用 ヒョースンモータージャパンは、水冷124.7cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV125Xロードスター」を発売する。 挟み[…]
アメリカは”英国車マニア”多し! この1956年製MGAはご覧の通り左ハンドルで、最初から北米仕様だったもの。そもそも、アメリカは英国車マニアが数多く存在しており、1950年代どころか1930/194[…]
最新の投稿記事(全体)
ドリームはホンダ初の本格バイク 1947年のA型からプロトタイプのB型(1948年)、エンジンに加え自転車フレームも初めて自社製としたC型(1949年)を経て1949年8月に登場したのがドリームD型と[…]
K-2439 フルメッシュロングジャケット:スタイルと機能を両立するツーリングジャケット 腰までしっかりと覆う安心感のあるロング丈でありながら、後襟から袖口へ流れるように入ったラインデザインと、ウエス[…]
機能豊富なマルチパーパスフルフェイスのシールドを外した、さらに身軽なフォルム 『TOUR-CROSS V』は、アライヘルメットが’23年6月に発売したマルチパーパスヘルメットだ。高速走行時の空気抵抗を[…]
Z1とともに、CB750Fourを挟み撃ちするねらいで生まれた、Z1ジュニア=Z650 公害やマスキー法、オイルショックなどが社会問題として声高に叫ばれ始めた1970年代、カワサキは2サイクルのマッハ[…]
大和ハウスグループが手がけたD-Wash 愛車を長持ちさせるためにも、大切にしたい「洗車」という作業。 汚れの放置はサビや各部品の劣化が進むことにもつながるし、洗車をしながら、緩んでいるボルトやパーツ[…]
- 1
- 2