KUSHITANI RIDING METHOD|KUSHITANI LOGS

深くバンクするほどよく曲がる…ワケジャない!? – ライテクをマナボウ SEASON 2 ♯01

皆さんこんにちは、こんばんは! YouTubeと連動するクシタニ・ライディング・メソッドの『シーズン2』が始まります。この連載では街乗りやツーリングなど様々なバイクシーンを楽しく過ごすための様々な「ライディングの気づき」をお伝えしていきます!


●まとめ:ミリオーレ編集部 ●外部リンク:KUSHITANI LOGS

深いバンクはバイクの醍醐味!……だけど?

バイクは車体を傾けて曲がる乗り物。この傾ける=バンクするアクションこそが楽しさであり難しさでもあるのはライダーならご存知の通り。……というコトは「深くバンクするほどバイクはよく曲がる!」と思うのが人情。はたして本当にそうなのか?

レースの映像や中継を観ていると、もの凄いスピードでコーナーに飛び込んで、フルバンクでグイグイ曲がっていくから「深くバンクするほどよく曲がる」と感じても不思議ではない。しかしレース用のバイクは専用のタイヤを履いていたり、サーキットの路面も一般道よりずっと滑りにくい舗装になっていて、構造や環境的にも深くバンクして曲がる性能を発揮できるようになっている。

しかしバンク角の深さは、基本的にはスピードとのバランスで決まるモノ。レースは非常にハイスピードなので、それに見合ったバンク角が必要になり、バイクやタイヤもそこに焦点を合わせて作られている。

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