
アライヘルメットは、RX-7Xをストリートへ進化させた最新フルフェイスに、ニューグラフィック『X-SNC PILOT(パイロット)』を発売する。販売開始予定は2026年9月上旬だ。
●文:山下剛(ヤングマシン編集部) ●外部リンク:アライヘルメット
ミリタリー調グラフィックをまとったハイエンドストリートフルフェイス
『X-SNC PILOT』は、戦闘機パイロットのヘルメットから受けたインスピレーションを具現化したグラフィックが特徴だ。帽体の右側頭部と下端部にはコーションラインをイメージしたホワイトを配し、左側頭部にはコールサインをイメージしたイーグル(鷲)のエンブレムをあしらった。左右非対称(アシンメトリー)としたことで、ミリタリーギア特有の道具感とスタイリッシュさを両立している。
カラーバリエーションは、グレーをベースとしてエメラルドグリーンをアクセントカラーとしたグレーと、ブラックをベースとしてレッドをアクセントとするブラックの2色展開だ。いずれもコーションラインはホワイトで描かれる。
X-SNCは、アライヘルメットの最新フルフェイスモデルで、フラッグシップモデルである『RX-7X』の製法と思想をストリートへ進化させた点が大きな特徴だ。帽体のPB-SNC2はRX-7Xと同一で、新配合素材を採用することで、素材設計を再構築しつつ最高峰クラスの安全性を保った。これによって、高剛性化と軽量化の両立に成功。街乗りやツーリングで、よりいっそう気軽に着用できるフルフェイスヘルメットに仕上がっている。
もちろん、帽体形状はアライ独自の「かわす性能」をしっかりと発揮する曲率R75を維持したエッグシェイプド・フォルム(卵型)。さらに、アップライトなライディングポジションで時速80km走行時を想定した流体解析を用い、ダクト位置を再設計している。これにより、トップダクトはディフューザーType12よりも約3倍の性能向上を達成した。同時に、排気効率を高めるためリアシャッター機構を廃したことで排気抵抗を抑制し、高効率なエアフローを実現した。
これらの進化によって、走行風による頭部のブレを抑えられ、長時間走行における疲労度を大幅に軽減する。
X-SNCの外観はとてもシンプルに仕上がっており、エッグシェイプド・フォルムの美しい形状も特徴のひとつとなっている。もちろん前頭部と頭頂部のエアダクトは衝撃により外れる構造となっており、「かわす性能」を最大限に生かす設計だ。
内装システムは抗菌・消臭・防汚効果に優れる『エコピュアー』を採用。インカムのスピーカーを内蔵させやすく、また耳周辺の空間を確保して快適な被り心地を長時間持続させる着脱式イヤーパッドを備える。内装パーツは、モルトを剥がすことで1サイズ小さくできるアジャスタブル機能によってさらに被り心地の良さと安全性を高められる。
標準装備のシールドは、帽体剛性と広い視野の確保を両立した『VASシステム』に対応するマックスビジョンシールドで、防曇効果に優れる『ピンロック120XLT』の装着が可能だ。
アライ最新モデルならではの快適性と安全性、そしてこれまで以上の“軽さ”は、バイクを走らせる楽しさをいっそう深めてくれるはずだ。
Arai X-SNC PILOT
●価格:7万9200円 ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-SNC2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブルFCS内装(抗菌・消臭・防汚内装/オプションにて調節可能) ●色:灰、黒 ●2026年9月上旬発売予定
X-SNC PILOT GRAY
X-SNC PILOT GRAY
X-SNC PILOT BLACK
X-SNC PILOT BLACK
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