
43年という長きにわたり、ヤマハの看板を背負い続けたSR400。その歴史は「変わらないこと」の歴史であるが、カラーリングに関しては、時代の空気を取り込みながら多彩な変遷を遂げてきた。歴代SR400のカラーバリエーションを、系統ごとに分類して紹介。この記事ではグリーン・イエローとその他の希少なカラー系統について、年式ごとの特徴を交えてお伝えする。周年モデルや特別なコンセプトで採用されたユニークなものばかりだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ヤマハ発動機
〈2000年2月〉SR400[3HTB]:最終ドラムブレーキモデル
ドラムブレーキの最終モデルだ。1999年のブラックゴールドは継続。ダークパープリッシュレッドカクテル3が廃止され、グロリアスマキシブラウンが追加された。
【2000 YAMAHA SR400[3HTB]】●発売当時価格:42万5000円 ※写真の車体色はグロリアスマキシブラウン
〈2001年3月〉SR400[3HTC]:ディスクブレーキ化で走りを一新
フロントブレーキを再びディスク化。ただし初代モデルとは異なり、フロントフォーク右に配置し、多孔式ディスクに2ピストンのピンスライドキャリパーを装備した。ホイールのハブやスポークも異なる。
また、合わせて前後サスペンションのセッティングも変更して、走りの精度を高めた。キャブレターはレスポンスに優れるBSR33に変更し、排出ガス規制に対応してエアインダクションシステムを装備。プラグの点火方式も見直された。
2001年モデルのベリーダークグリーンメタリック1の伝統的なツートーンは一見するとブラックだが、深みのあるグリーンのメタリックだ。
【2001 YAMAHA SR400[3HTC]】■全長2085 全幅735 全高1080 軸距1410 シート高790(各mm) 車重153kg(乾) ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 399cc 27ps/7000rpm 3kg-m/6500rpm 変速機5段 燃料タンク容量12L ■タイヤサイズF=3.50-18/R=4.00-18●発売当時価格:45万円 ※写真の車体色はベリーダークグリーンメタリック1
〈2008年7月〉SR400[3HTS]:SR30thアニバーサリー
SR登場30周年を記念する500台限定車が登場。グリーン系のぼかし塗装で、サンバースト初のダブルストライプ仕様だった。カウルレスのシートはタックロールのツートーンで、エンジンカバーなど各部を丁寧にバフ仕上げ。専用メーターやブラックキャリパーなどを装備。キャブレター車における、最後の限定車となった。
【2008 YAMAHA SR400 30TH ANNIVERSARY LIMITED EDITION[3HTP]】●発売当時価格:60万9000円(消費税5%含む) ※写真の車体色はベリーダークグリーンメタリック1
〈2013年2月〉SR400 [3HTV]:SR35thアニバーサリー
SR誕生35周年記念モデルは、ロングセラーに感謝して、なんと標準モデル(2012年継続モデル)より4万2000円も安いスペシャルプライスだった。受注期間限定で販売。専用カラーのグリーンとマッチする、シルバーフレームやクリーム&ベージュのツートーンシート、記念ロゴが刻印されたブラックのメーターパネルなど装備も充実していた。
【2013 YAMAHA SR400 35TH ANNIVERSARY EDITION[3HTV]】●発売当時価格:53万5500円(消費税5%含む) ※写真の車体色はダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1
〈2015年12月〉SR400[3HTW]: ヤマハ60thアニバーサリー
ヤマハ発動機の創立60周年を記念した期間限定受注生産モデルは、イエロー地にブラックのスピードブロックを描いた、70年代のアメリカのレースシーンで大活躍した”USインターカラー”を纏っていた。サイドカバーやテールカウルはブラックで引き締め、ホイールのハブとリムもブラック。記念エンブレムがタンク天面に貼られていた。
【2015 YAMAHA SR400 60TH ANNIVERSARY[3HTW]】●発売当時価格:58万3200円(消費税8%含む) ※写真の車体色はライトレディッシュイエローソリッド1
〈2016年2月〉SR400[3HTX]:オフ車グラフィックモチーフ
2016年モデル新色のダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック3は、ヤマハの1970年代オフロード車のグラフィックがモチーフ。サイドカバーのロゴもレトロなイメージだった。
【2016 YAMAHA SR400[3HTX]】●発売当時価格:55万800円(消費税8%含む) ※写真の車体色はダークグレイッシュリーフグリーンメタリック1
YAMAHA SR400最新相場情報
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(名車/旧車/絶版車 | ヤマハ [YAMAHA])
初代バットサイクルはヤマハの250バイクがベース 今回ご紹介するのは1966年に全米で放送されたバットマンのテレビドラマシリーズに登場したバイク。その名も「バットサイクル」と呼ばれる側車付きバイク、い[…]
フラッグシップの最速争いに対抗しながらスーパースポーツの牙城を崩さないハンドリング重視を貫く! 1985年に水冷DOHC5バルブのFZ750をリリース、パフォーマンスでトップクラスへ踊りでたヤマハは、[…]
エジプトのファラオラリーでテネレが切り開いた砂漠走破を2スト250レプリカエンジンが成し遂げた! 1987年の東京モーターショーに、ヤマハはファンの意表をつくモデルを発表した。直前にエジプトの砂漠を4[…]
RZ250の完成度を高めずにいられないライダー揃いの開発陣! ’80年代の2スト人気に火をつけたRZ250。排気ガス規制などで2ストロードスポーツが終焉を迎えたといわれていた空気を、水冷化をはじめすべ[…]
ヤマハで初の75°Vツインをヨーロピアンスポーツでも展開! 1980年秋、ヤマハはIFMA(ケルンショー)で初めて750ccのVツインをお披露目した。 大型バイクはDOHC4気筒であることが条件のよう[…]
最新の関連記事(SR400)
〈1984年10月〉SR400LTD[34F]:SR7周年記念モデル SRの発売7周年記念モデルとして、400のみ1000台限定で発売。現在では、SR限定モデルの定番ともいえるグラデーションのぼかし塗[…]
〈1988年8月〉SR400[3HT1]/500[3GW1]:負圧式キャブ採用 負圧式BSTキャブレターに変更して始動性や加速性を向上。カムシャフトも変更して、扱いやすさを高めた。エアボックスの容量ア[…]
〈1983年3月〉SR400[34F]/500[34A]:STDもスポークホイール化 標準モデルもスポークにマイナーチェンジ。新設計のピストンリングやバルブ、オイルライン等も見直して耐久性を高め、セミ[…]
〈1978年3月〉SR400[2H6]/500[2J3]:ロードスポーツの原点 1976年に発売したオフロードモデルのXT500のエンジンとフレームをベースに、トラディショナルなロードスポーツとして登[…]
〈1978年3月〉SR400[2H6]/500[2J3]:ロードスポーツの原点 1976年に発売したオフロードモデルのXT500のエンジンとフレームをベースに、トラディショナルなロードスポーツとして登[…]
人気記事ランキング(全体)
ふだんバイクに触れない層へ! スズキ×VTuberの挑戦 「バイクに興味はあるけれど、何から手を出せばいいかわからない」。そんな若い世代に向けて、スズキは極めて現代的なアプローチをとった。ホロライブD[…]
「走る」を変える次世代の相棒 一般的なガソリンバイクが燃料を燃焼させてエンジンを駆動するのに対し、電動バイクはバッテリーに充電した電気でモーターを回して走行する。そのため、排気ガスを一切排出しない、環[…]
ライダーに向けた特別な仕様のInsta360 X5(限定版) 誰でも手軽に映像作品や写真をSNSなどでシェアできる時代、スマホでの撮影でも問題ないが、他とは違うユニークな映像や写真を撮影したいと考える[…]
CB500スーパーフォアと瓜二つ! ホンダが「モーターサイクルショー2026 Hondaブース特設サイト」内でティーザーを公開。タイトルを『Next Stage 4 You』とした動画が貼りつけられ、[…]
スマホをマウントするリスクを解消 スマートフォンを直接ハンドルにマウントするスタイルは手軽だが、常に落下や振動によるダメージ、直射日光による熱暴走のリスクと隣り合わせだ。そんな現代のライダーが抱える悩[…]
最新の投稿記事(全体)
スズキは、カプコンの人気ゲーム「ストリートファイター6」とコラボレーションしたバイクの第2弾、「Hayabusa Tuned by JURI」を、スズキが協賛する同ゲームの世界大会「CAPCOM CU[…]
よりスムーズで素早いギヤシフトが可能に! クラッチコントロールを自動制御しながら、ライダーの手動操作がいつでも介入可能な先進のクラッチ制御システム「Honda E-Clutch」の進撃が止まらない! […]
2025年のモーターサイクルショーで展示されたモデルが正式発売へ ヤマハは、シンプルかつモダンなスタイルの軽量ボディに空冷124ccブルーコア(BLUE CORE)エンジンを搭載した原付二種スクーター[…]
Screenshot シュアラスターから洗車好きライダーに向けて新たな商品が発売されました。 触れるだけで瞬時に水滴を拭き取るシュアラスター史上最高の吸水力を持つ超高性能クロス。 その名も「ディテイリ[…]
WSBK-SSP300(スーパースポーツ300世界選手権)のチャンピオンマシン「350RR」 KOVE JAPAN(バトンTrading)は、KOVEのミドルクラス・スーパースポーツモデルの2車を20[…]
- 1
- 2





































