
熊本を拠点とする新鋭モーターサイクルギアブランド、G RIDEがヴィンテージモトクロス界隈で名を馳せた名ブランド「SPEED FREAK GARMENTS(SFG)」の意思を継承。SFGの復刻とアップデートを図ったライダー専用デニムパンツ「SFG Light MX II Premium」をクラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売中だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:Makuakeプロジェクトページ
知識ゼロから飛び込んだ継承への挑戦
このデニム、ただの復刻ではない。SFG前オーナーの強い想いに突き動かされ、全てを見直して完成させた「ライダー向け」の工夫が詰まっているのだ。
G RIDEが起業して間もない2025年、Instagramを通じてSFGのオーナーから突然、ブランド譲渡の打診が届いたという。G RIDEは当時アパレル知識が全くなく、フォロワー数千人を擁するブランドを引き継ぐ重責に躊躇した。
しかし、SFGを手放さざるを得ない前オーナーのやむを得ない事情と、「このブランドの火を消したくない」という強い願いを直接聞き、G RIDE代表は同じモーターサイクリストとして胸を打たれ、継承を決意したという。
「ライダー向けのアイデアがふんだんに盛り込まれている。無くしてはいけない」。そうデニムの可能性を予見し、当初は難色を示していた秋田の縫製工場(辻本商会)の職人も共感し、生産への協力を表明。G RIDEは前オーナーのアドバイスを受けつつ、生地選定、機能改良、縫製工場交渉など、全ての工程を見直して「SFG Light MX II Premium」を完成させた。
ヴィンテージデザインに秘められた最先端の機能性
SFG Light MX II Premiumは、ヴィンテージモトクロスデザインを継承しつつ、ライダー向けに徹底的に改良されている。
最大の特徴は、目を引くダイヤ柄の膝パデッドだ。これはただの装飾ではない。10mm厚のウレタンに別布とデニムを組み合わせた三層構造を採用しており、柔軟性を保ちつつ、保護性能を両立させている。さらに、中のウレタンが片寄れしないよう、明るい金茶系のステッチで縫製されているため、長期間の使用やメンテナンス時(立ち膝の状態)でも効果を発揮する設計だ。
純国産×快適性、長旅を誘うディテール
品質にも妥協はない。生地には岡山産デニム(12oz、2%スパンデックス配合)を採用。これを、かつてデニムで栄えた秋田県、宮城県の職人が一本ずつ縫製する「純国産」だ。さらに、日本人の体系に合わせて、O脚の方にも追従するよう設計されている点も見逃せない。
機能的なディテールも秀逸だ。乗車姿勢でのアクセスを追求したスラント(斜め)ポケットは、ポケット入口上下に「両玉縁」をあしらい、ライディングギアでありながら上品さを演出している。また、デニムには珍しく採用された袋ポケットは最深部が約21cmと深めに設計され、中の布(スレキ)がお尻に追従するため、長時間ライドになるほど真価を発揮する。
腰回りの安定感も改善された。ポケット上のV字(ヨーク)を深くすることで背中が出にくくなり、幅広ベルトにも対応するようベルトループも広く設計されている。そして、グローブを装着したままでも脱着が容易なダブルホックと、YKK製のホック・チャックを採用。ライダーの使い勝手を考え尽くしているのだ。
早期支援者には愛着度高まる特典を用意
SFG Light MX II Premiumは、定価4万5000円(税・送料込み)だが、Makuakeにて先行発売中。募集期間は2025年2026年1月18日(日)までで、超超早割(20%OFF)から早割(14%OFF)まで、数量限定の特別価格が設定されている。
そして、最大の特典は、支援者全員に四辺縫いの牛革パッチにシリアルナンバーが手打で刻印されることだ。超超早割の先着50着(A001~A050)は、応援順に応じて早い番号が刻印される特典も付く。
G RIDEは、SFGデニムをファストファッションではなく、「椅子取りゲームではないライダーの為のデニム」として、全てのモーターサイクリストと共に育てていくという決意を示している。この感動的で快適なデニムを体感し、SFGの歴史をともに味わい尽くしてみてはいかがかな。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(バイク用品)
空力特性と軽さを備えたネオクラシックフルフェイスが新規追加! 新製品の『HYUGA』は、オージーケーカブトの持ち味である空力特性と軽さはそのままに、デュフューザーなどを備えないシンプルな帽体形状を特徴[…]
人間の「負の感情」と対峙する物語。『呪術廻戦』が時代を惹きつける理由 人間の負の感情から生まれる呪霊と、それを祓う呪術師の闘いを描く『呪術廻戦』。2018年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、202[…]
既存の四輪店舗にバイク用品専門店を新設 カー&バイク用品のリユース専門店「アップガレージ」を全国展開するアップガレージグループは、2026年9月19日(土)、大阪市住之江区に「アップガレージライダース[…]
物価高の「コスパ旅」を救うワークマンの挑戦 近年、相次ぐ物価高や旅費調整の影響により、夜行バスやLCC、普通列車など安価な移動手段を選ぶ「コスパ重視の旅」を選ぶ人が急速に増えている。しかし、移動コスト[…]
備えあれば憂いなし! 万が一に備える、コンパクトなパンク修理キット デイトナの「ハンディパンク修理セット(チューブレスタイヤ用)96422」は、いざという時のタイヤのパンクトラブルに対応できる、コンパ[…]
最新の関連記事(パンツ)
激しい動きにも応えるプロスペック:M-1392R ムーブレーシングオフロードジャージⅡ モトクロス競技に特化した「KUSHITANI RACING SPEC.」として開発された高性能ジャージ。実戦での[…]
ライディングワークパンツJGP-1120:アメカジスタイルで安全/快適に決める!プロテクター標準装備のワークパンツ アメカジ好きライダーに向けたウェアを展開する「Jam’s Gold(ジャムズゴールド[…]
シンプルなコットンパンツにプロテクターをプラス:ライディングチノパンツ チノクロス素材を使用した本格的な風合いのチノパンツに、CE規格の軽量プロテクターをヒザに標準装備。少しゆとりのあるシルエットで、[…]
べたつきを抑えて快適さをキープ! 機能的なポケットと安心のプロテクターも装備 デイトナから新たに登場した「DB-012 ドライクールジョガーパンツ」は、4月〜10月(推奨気温25度以上)の着用を想定し[…]
PANDO MOTOが目指しているもの PANDO MOTOは、バイク文化が成熟しているヨーロッパ市場で高い評価を得ている、モーターサイクル・アパレルブランド。目指しているのは「快適さ、機能性、安全性[…]
人気記事ランキング(全体)
下町の匠が挑む新ジャンル!丸ハンドルと全天候型ボディを持つ「Blue Jay」 スーパーコンピュータの冷却配管部品やオリンピック競技用機材などを手がけてきた西川精機製作所。同社が開発した「Blue J[…]
レーサーの姿と技術を公道へ持ち込んだRG250Γ 1983年3月に発売されたRG250Γ(ガンマ)は、ひと目でレーシングマシンを連想させるスタイルによって、当時のライダーに強烈な衝撃を与えた。車名の「[…]
ティザー画像だけでは、もぉ我慢できない! 復活することがわかった空冷スポーツスター。ハーレーダビッドソン米国本社が新型として再登場させることを成長戦略のひとつとして明らかにし、日本法人ハーレーダビッド[…]
タイムレスなクラシックスタイルと現代的実用性の融合 「クラシックのエッセンスは決して時代遅れにならない」というデザインコンセプトのもと、コロンビア/フィリピン市場で展開されるスズキの「GN 160」。[…]
決勝出走は28台、新たなクラスも誕生 2024年を最後に、その歴史に幕を降ろしていた鈴鹿4耐が9月6日(日)に復活しました。1年の休止とも言えるので意外に早い再開とも言えるでしょう。 これまでの流れを[…]
最新の投稿記事(全体)
ユーロ5+対応とDOHC化で進化。新型エンジン最大の見どころとは 今回の動画で最も大きなテーマとして取り上げられたのが、新型キャバレロラリー500に採用された新開発エンジンである。 動画冒頭で野口氏は[…]
サーキットを沸かせた主役は間違いなく長島哲太 レースを終えた日曜日、多くのメディアの取材を終えると、時間はもう午後7時を回っていた。暗くなったパドックで荷物をバッグに詰めながら長島哲太(DUNLOP […]
尾道発の気鋭ビルダー!サトマリモーターサイクルが魅せるメタルワークの系譜 広島県尾道市に拠点を置く「SATOMARI MOTORCYCLE(サトマリ・モーターサイクル)」は、ビルダーの佐藤勇作氏が20[…]
空力特性と軽さを備えたネオクラシックフルフェイスが新規追加! 新製品の『HYUGA』は、オージーケーカブトの持ち味である空力特性と軽さはそのままに、デュフューザーなどを備えないシンプルな帽体形状を特徴[…]
国土交通省の「性能等確認」に適合!エレグラン G-classが勝ち取った安全の証明 エレモーズが展開する特定小型四輪のフラグシップモデル「エレグラン G-class」が、2026年8月27日付で国土交[…]
- 1
- 2










































