
2025年8月は国内外の2メーカーから3つのモデルが登場。この夏のライディングを鮮やかに彩ってくれるグラフィックがそれぞれ魅力的だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:オージーケーカブト,HJC Helmet
8月上旬発売:Kabuto「AEROBLADE-6 ADACT」
軽量コンパクトなフルフェイスヘルメットで、99%の紫外線と74%赤外線を軽減する「UV&IRカットシールド」を装備する。これによってヘルメット内部の温度上昇を抑制し、快適な被り心地を持続する。さらに3次元数値流体解析による、徹底したエアロフォルムや、耐貫通性と衝撃吸収性を兼ね備えた高強度複合素材帽体「A.C.T.-EVO」帽体など、快適性と安全性の追求も抜かりない。
ニューグラフィックは、「AEROBLADE-6 ADACT(エアロブレードシックス アダクト)」だ。バイクを走らせて感じる“風”と疾走感を表現した模様で、ダイナミックなストライプと流麗なラインを組み合わせた、スポーツテイストなグラフィックとなっている。
カラーバリエーションは3色で、ブラックレッド(黒×赤)、ホワイトブルーレッド(白×青×赤)、フラットブラックグリーン(つや消し黒×つや消し緑)が揃う。いずれも愛車やウエアの色に合わせやすいカラースキームとなっており、スーパースポーツだけでなくネイキッドにも似合うデザインだ。
コンセプトが異なる3種のフルフェイスにニューグラフィック登場 KabutoのフラッグシップであるF-17は、耐貫通性と衝撃吸収性を備える高強度複合素材帽体『A.C.T.-2』に、徹底した空力特性を加え[…]
8月上旬発売:Kabuto「SHUMA PLUME」
優れたベンチレーション機能を持つフルフェイスヘルメット。風が通り抜ける内装システム「HEXA-PAD」によって爽快な被り心地を実現している。また、赤外線を低減するシールドを備えることで、効果をさらに高めている。
新たなグラフィックモデルは「SHUMA PLUME(シューマ プルーム)」と名付けられている。プルームとは羽飾りを意味する英語で、生命力や魔除け、また美しさの象徴として珍重されてきた孔雀の羽をモチーフとしたという。
カラーバリエーションはホワイトパープル(白×紫)とブラックパープル(黒×紫)の2色で、いずれも見る角度によって色彩が変化するスペシャルカラーを採用。さらに左右非対称のデザインは、飽きることなく見惚れるほどの繊細さを持ち合わせている。
コンセプトが異なる3種のフルフェイスにニューグラフィック登場 KabutoのフラッグシップであるF-17は、耐貫通性と衝撃吸収性を備える高強度複合素材帽体『A.C.T.-2』に、徹底した空力特性を加え[…]
8月中発売:HJC「V10 MINIONS STUART」
現代のライディングに求められる機能性や快適性を兼ね備えたクラシカルデザインのフルフェイス。軽量ファイバーグラス製シェルの採用や優れた空力性能、そして日本人の頭の形にフィットするジャパンフィットモデルといった数々の特長で、ライダーに快適な被り心地と安全性を提供している。
そんなV10のラインナップに新しく加わったのが、ディズニー映画「ミニオンズ」シリーズのスチュアートをモチーフにした、遊び心満載のグラフィックモデル「V10 ミニオンズ スチュアート」。とくにヘルメットの天頂部に大きく描かれたミニオンの単眼には、思わず目を奪われてしまうほどのインパクトだ。
カラーリングは、ミニオンの大好物であるバナナのような鮮やかなイエローで彩られており、とてもファッショナブルである。後頭部にはスチュアートの特徴であるセンター分けの髪の毛が再現され、シールド上部には印象的な「歯」が浮かび上がっている等、細部までこだわり抜かれたグラフィックだ。
インパクト大の「ミニオン」になりきれるグラフィック 「V10 ミニオンズ スチュアート」最大の特徴は、ヘルメット全体でミニオンになりきれる、遊び心あふれるデザインにある。とくにヘルメットの天頂部に大き[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヘルメット | HJC)
HJCハイパフォーマンスの結晶、RPHA 12 まずは、ベースモデル「RPHA 12」について振り返っておこう。RPHA 12は、HJCが安全性、快適性、そして空力特性を極限まで追求したという、まさに[…]
インパクト大の「ミニオン」になりきれるグラフィック 「V10 ミニオンズ スチュアート」最大の特徴は、ヘルメット全体でミニオンになりきれる、遊び心あふれるデザインにある。とくにヘルメットの天頂部に大き[…]
インカム内蔵ヘルメットはもはやマストアイテム! HJC×SENAが共同開発した新製品が登場 このたび登場する『スマートHJC』は、SENA(セナ)と共同開発したインカム内蔵ヘルメットだ。国内正規代理店[…]
ツアークロスの最新作!〈アライヘルメット ツアークロスV〉 帽体はオンロード寄りの丸みを帯びた形状で、額にはアストロGXと同様のフロントロゴダクトを装備。バイザーとシールドがワンタッチで脱着でき、アド[…]
システムヘルメットの草分け〈SHOEI NEOTEC II〉 フェイスカバーやシールドが帽体と重なる部分をシェイプし、開閉しやすく2段にロックできるフェイスガードや、優れたベンチレーションなど安全性や[…]
最新の関連記事(ヘルメット | Kabuto)
ドゥカティを王者へと導くマシンを開発するピッロ選手のシグネチャーモデル 『F-17 Mips MICHELE PIRRO』は、MotoGPに参戦中の『ドゥカティ レノボ チーム』のテストライダーを務め[…]
ジョアン・ミル選手が今季着用中のシグネチャーモデルが登場! 『F-17 Mips JOAN MIR』は、’23年からレプソル・ホンダと契約してMotoGPを戦っているレーシングライダー、ジョアン・ミル[…]
コンセプトが異なる3種のフルフェイスにニューグラフィック登場 KabutoのフラッグシップであるF-17は、耐貫通性と衝撃吸収性を備える高強度複合素材帽体『A.C.T.-2』に、徹底した空力特性を加え[…]
軽量コンパクトなフルフェイスがカーボンモデルとなってさらに軽く強く! Kabutoのフルフェイスヘルメット『AEROBLADE-6』は、軽量&コンパクトな帽体を空力特性に優れる形状に仕上げたモデルだ。[…]
カブト最高峰フルフェイスに新しいグラフィックモデルが登場 このたびF-17に加わるグラフィックモデル『ZESTAL』は、モノトーンのベースカラーに直線的なアクセントラインを組み合わせることで躍動感を表[…]
人気記事ランキング(全体)
新たな時代の「角Z」:スタイルと操案の狭間で揺れたZ1-Rの人気 Z1からZ1000までリファインを重ねて完成度を高めた“丸Z”だが、1970年代後半にはスズキのGS750/1000のようなライバル車[…]
取り付けから録画までスマートすぎるドライブレコーダー ドライブレコーダーを取り付ける際、ネックになるのが電源確保のための配線作業だ。バイクへの取り付けともなると、専門知識や工具、あるいは高めの工賃が必[…]
2ストGPマシン開発を決断、その僅か9ヶ月後にプロトは走り出した! ホンダは1967年に50cc、125cc、250cc、350cc、そして500ccクラスの5クラスでメーカータイトル全制覇の後、FI[…]
3つの冷却プレートで最大-25℃を実現 2025年最新モデルの「ペルチェベスト」は、半導体冷却システムを採用し、背中に冷たい缶ジュースを当てたような感覚をわずか1秒で体感できる画期的なウェアです。小型[…]
フレームまで変わるモデルチェンジ、かつリヤキャリアを新装備してたったの+6600円 スズキは、グローバルで先行発表されていた新型「アドレス125」の国内導入を正式発表。基本スタイリングは継承しながら、[…]
最新の投稿記事(全体)
日本では400だが、グローバルでは500(451ccエンジン)のエリミネーター 欧州でエリミネーター500/SEに新色が登場した。日本仕様でプラザエディションとしてラインナップされる『メタリックインペ[…]
仕事を通じてわかった、足を保護すること、足で確実に操作すること 今回は、乗車ブーツの話をします。バイクに乗る上で、重要な装備の一つとなるのが乗車ブーツです。バイクの装備といえばヘルメットやジャケット、[…]
3色すべてホイールカラーも異なる カワサキは欧州でZ650RSのニューカラーを発表。カラーバリエーションの全てが新色に置き換わり、黒ボディにレッドストライプ&レッドホイールのエボニー、メタリックブルー[…]
欧州仕様に準じた仕様でKYB製フロントフォーク、ウイングレット、ブレンボキャリパーなどを採用するR1 2026年シーズンをヤマハ車で戦うライダーに向け、サーキット走行専用モデルの新型「YZF-R1 レ[…]
メーカー自体が存在しない絶版車のメンテやレストアは難しい 日本のバイクメーカーは今でこそ4社に集約されていますが、1950年代には大小含めて数十社のメーカーが林立していました。第二次世界大戦で疲弊した[…]
- 1
- 2