
ライダー向けの高機能ウェアやアイテムも好評のワークマンから販売されている「イナレムプレミアム バッグイン レインジャケット」は、もはやバグっているとさえ言われる(?! )コストパフォーマンスの高さが人気だ。商品名の「バッグイン」とは、背負ったバッグを丸ごとカバーすることを指すが、新たに「6Lサイズ」をラインナップに加えて、商品力が大幅にアップした。
●文:ヤングマシン編集部(カイ) ●写真:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ワークマン公式サイト
インフレの今、価格破壊王のワークマンがまたやってくれた!
春から初夏にかけ、ツーリングのシーズンがやってきた。爽やかな空気を全身に浴びてのライディングは最高だ。しかし…この期間はジメジメ・シトシトの梅雨が含まれ、さらに突然のゲリラ豪雨に遭遇する季節でもある。
それでも走りたい、走り続けたいと願うライダーを強力にバックアップするアイテムの筆頭が、高機能レインウェアだ。高速走行でも確かな防水を発揮する耐水圧性能と、着込むことで発生する不快な汗を排出する透湿性能。二律背反の関係にあるが、この矛盾を克服するテクノロジーを投入した商品は生まれており、レインウェアを選ぶ際にも重視すべきポイントのひとつになっている。
とはいえ、高性能であればコストも高くなるのは世の常。「不景気風が吹きすさぶ中、薄い財布をはたいてツーリング先でカップラーメンだけでは侘しすぎる」と、常時使用しないレインウェアは二の次という人も多いことだろう。
しかし雨中のライディングで快適性の確保は安全運転にもつながる重要なファクター。そこで超オススメしたいのが”コスパの鬼”、ワークマンのレインウェア「イナレムプレミアム バッグイン レインジャケット」だ。ライダーの懐具合に寄り添った価格はなんと4,900円! これは超破格と言って差し支えない。
ワークマンから発売されている「イナレムプレミアム バッグイン レインジャケット」は、高機能でありながら激安価格4,900円。商品名が示す通り、バッグを背負ったまま着用できる特殊なデザインを採用し、雨中のライディングでライダーをサポートする。
カラー展開はブラック/モクグレー/ベージュを用意。撥水、防水、防風はもちろん、携帯に便利なパッカブル仕様でマルチポケットや反射材も装備している。サイズはS/M/L/LL/3L、そしてブラックのみ4Lと6Lをラインナップする。
「イナレム」は高い透湿性能で「ムレない」
商品名の「イナレム」とは、逆から読むと「ムレない」であり、ワークマンが独自に開発した「高水準の透湿性を有し、蒸れを放出、不快感を軽減」する高機能透湿防水素材。
ワークマンのイナレムは商品によって透湿防水性能は異なるが、イナレムプレミアム バッグイン レインジャケットは透湿度30,000g/㎡/24h、耐水圧35,000mmの性能を誇る。
この数値はどれほどスゴイのか? 例えば某有名登山ウェアブランドのレインウェアに採用されている透湿防水素材で有名なゴアテックスファブリクスは、透湿性20,000g/㎡/耐水圧20,000mmとされ、価格は約3万円前後。
世界を席巻しているゴアテックスを使ったウェアより透湿防水性能は遥かに高いのに、イナレムプレミアム バッグイン レインジャケットは同じ価格で6着も買える…これを価格破壊と言わずしてなんと表現するべきか。
透湿度30,000g/㎡/24h、耐水圧35,000mmの透湿防水性能をもち、止水ファスナーとボタン付きフラップによって前面防水性能を高めている。定評のあるゴアテックスファブリック以上の高機能を備えつつ、大幅に安価なイナレムプレミアム バッグイン レインジャケットは買わない理由が存在しない。
背負ったバッグを丸ごと包み込む「バッグイン」
イナレムプレミアム バッグイン レインジャケットを推すべき理由は透湿防水性能だけではない。普通のレインウェアにはないユニークな「バッグイン」機能がそれだ。
防水機能をもたないバックパックを背負ってのライディング時に雨に降られると、通常はレインウェアを着てバックパックにもレインカバーを被せるなどの対応が必要になる。
急な雨に遭遇したら、まごまごしていると背中の荷物まで水浸しになってしまうが、イナレムプレミアム バッグイン レインジャケットなら背中のファスナーを開くことでマチが広がり、バックパックを背負ったままで着用できてイージーかつスムーズにライディングに復帰できる。
このバッグイン機能はユーザーから好評で、さらにワイドなバッグインを求める声に応えてワークマンは新たに6Lサイズを追加した(ブラックのみ)。対応身長はLサイズの175〜185cmと同一ながら、対応胸囲は120〜128cmとLサイズより20cm以上ワイドになって荷物を雨から守る。
写真でもわかるように、かなり大型のバックパックでもカバーするため、荷物が増えるロングツーリングにも活躍するだろう。また、ウインターシーズンにダウンを着用する際にもこのバッグイン機能は重宝すること間違いない。
イナレムプレミアム バッグイン レインジャケットのブラックにのみラインナップする6Lサイズ。対応身長は175〜185cm、対応胸囲は120〜128cm、着丈は88cm。裾にはドローコードも装備する。現在はワークマンのオンラインストアでのみ購入可能だ。
背面の中央にあるファスナーを下から上に開けばマチが広がるバッグイン機能を活用できる。大型のバックパックもカバーする6Lサイズはユーザーの希望によって新たに設定された。背中には反射糸を用いているため、後方からの被視認性も高い。
大人気で6Lサイズの入手難易度は高いが入荷を待つ価値アリ
高い透湿防水性能に利便性バツグンのバッグイン機能、圧倒的なコスパ・・・これだけでも充分買う価値のあるレインウェアに仕上がっているイナレムプレミアム バッグイン レインジャケットだが、オートバイを降りたあとも便利なフォールディングフード、小さく畳めるパッカブル仕様も見逃せないポイント。
さらにマチ付きのサイドポケットはフラップを備えたうえで水や湿気を逃がしやすい水抜き穴を完備し、両胸には中身が出し入れしやすい斜め止水ファスナーポケットを装備するなど、どこを見ても隙のないライダー向けレインウェアになっている。
当記事作成時、ワークマンのオンラインストアでは全サイズがソールドアウトのプレミアムウェアになっているが、WEB専売の6Lサイズ以外はワークマンの実店舗を探せばチラホラ見かける。梅雨入り前にゲットすべきオートバイ関連アイテムの最右翼だ。
透湿防水性能とバッグイン機能、便利なフードやポケットも充実しているイナレムプレミアム バッグイン レインジャケット。そして4,900円という圧倒的なコストパフォーマンスは全ライダーにオススメ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ワークマン)
異常気象に対応したウェアを考えるワークマン 「夏が長く、秋が短い、すぐに冬が来る」という極端な環境変化が当たり前となってきた近年。気象庁の観測データ(東京)を見ても、最高気温25℃以上の『夏日』の最終[…]
2つの断熱シートが冬を制す「着る断熱材」 屋の壁に使われる断熱材のように、外部の冷気の侵入を防ぎ、体から発せられる熱を外に逃がさない。このシンプルな原理をウェアで実現したのがXShelterだ。 その[…]
EXILEの本格再始動をライブスタッフユニフォームでワークマンが応援! 9月25日、都内において、株式会社ワークマンと株式会社LDH JAPANとのコラボプロジェクトである【EXILE×WORKMAN[…]
「欠品の常態化」に終止符 ワークマン、45年目の“本気”宣言 ワークマンの土屋専務が発表会で示したのは、創業45年目にしてやり方を根本から改めるという決意だ。人気製品が店頭になく、CS(顧客満足度)が[…]
ワークマン公式アプリから先行予約、店頭受け取り限定で販売 まずはイージス防水防寒スーツの「リミテッドブラック」が欲しくてソワソワしている人のために、その予約方法をお伝えしよう。 ワークマンは9月1日([…]
最新の関連記事(レインウェア)
秋向けライディングギア 機能性抜群なライディングパーカー JK-604:1万2000円台~ ヨーロッパで人気の気軽にはおれるケブラー裏地入り、スリーシーズン向けスエットパーカ。肩と肘にはCEレベル2ソ[…]
SCOYCO(スコイコ):ライダーに寄り添う新興勢力 SCOYCO MT074WPを語る上で、まずSCOYCOというブランドについて触れておく必要があるだろう。 SCOYCOは、カジュアルなデザインと[…]
Hondaスピリットを足もとに。cciluコラボシューズ第2弾が登場 ツーリング先での散策、キャンプサイトでのリラックスタイム、そしてレース観戦。そんなバイクライフのあらゆるシーンに寄り添う一足が、シ[…]
3つのダブルガードシステムで雨をブロック!! ワイズギアの「YAR30 サイバーテックスII ダブルガードレインスーツ」は、バイクメーカーであるヤマハが作ったこだわりのレインウェアだ。 その特徴は、ま[…]
Barcelona(バルセロナ)GTXジャケット 耐摩耗性に優れた表面素材と、GORE-TEX(R) Proによる高い防水透湿性を備えたジャケット。シンプルなデザインでふだん着の上に着用でき、雨の日の[…]
人気記事ランキング(全体)
最新の安心感と46worksテイストを両立した「究極のコンプリートモデル」 この『#02』は、2024年に限定販売された初代モデルに続くコンプリートカスタムモデル。今まで46worksが得意としてきた[…]
スズキCNチャレンジのファクトリーマシンと同じウイングを装着(一部地域でオプション設定) スズキは今回、初代GSX-R750から40周年にあたる今年、「GSX-R1000」「GSX-R1000R」の復[…]
鮮やかなブルーでスポーティな外観に グローバルサイトでの2026年モデル発表、北米での正式発表に続き、英国でもスズキ「ハヤブサ」の2026年モデルが正式発表された。2026年モデルとしてレギュラーカラ[…]
距離もブランドも関係なし!50人同時通話を実現 EVA Rモデルは、EVANGELION RACINGをモチーフとした特別デザイン(初号機A/B、2号機A/Bの全4モデル)をまとい、ナイトランでも存在[…]
3気筒と変わらない幅を実現した5気筒エンジンは単体重量60kg未満! MVアグスタはEICMAでいくつかの2026年モデルを発表したが、何の予告もなく新型5気筒エンジンを電撃発表した。その名も「クアド[…]
最新の投稿記事(全体)
インホイールモーターなど車体のベースはホンダ製 ヤマハが原付一種の電動スクーター「JOG E」を市販する。2002年に量産初の電動二輪車「パッソル(Passol)」を日本国内で発売して以降、原付一種E[…]
全身ブラックアウト! 国内ではスタンダード的な位置づけに 「Z900RSブラックボールエディション(Black Ball Edition)」を初生撮り! カワサキがジャパンモビリティショー2025で展[…]
今季初の雨、「行くしかねぇ!」の代償 レースも残り3周となったS字コーナー2つ目、転倒を喫した長島哲太の姿がサーキットの大型ビジョンに映し出された。コースサイドで撮影していた私は、思わず「あぁぁ」と空[…]
トータルバランスに優れた走れるオールラウンダー ライダーの年齢やスキルを問わず多様な道でライディングを楽しめる「新時代のスズキスポーツバイク」として、ʼ24年型でデビューしたのがGSX-8R。遅ればせ[…]
幅広いライダーを満足させる扱いやすさと優れた旋回性 日本では2025年4月に発売となった’25年型のヤマハYZF-R25は、デザイン刷新と機能充実化を中心とした変更を受けています。 外観上の大きな特徴[…]
- 1
- 2











































