
カワサキは、スーバーチャージャーを搭載のスポーツツーリングモデル「Ninja H2 SX SE」にニューカラーを設定し、2025年モデルとして3月1日に発売すると発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
ボッシュ製ARAS(アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システム)を備える最高峰ツアラー
カワサキは「ニンジャH2 SX SE」の2025年モデルを3月1日に発売すると発表。カラー&グラフィックの変更および+5万5000円の価格改定が主な変更点だ。
ニンジャH2 SX SEは、カワサキ史上最も進化した”バランス型”スーパーチャージドエンジンを搭載するスポーツツーリングモデルで、アダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットディテクションを含むボッシュ製ARASによってあらゆる環境下でライダーにメリットを提供する。
ARASはアダプティブクルーズコントロール (ACC)、フォワードコリジョンワーニング/前方衝突警告(FCW)、ブラインドスポットディティクション(BSD)からなり、このほかKCMF、KTRC、KLCM、KIBS、KQS、KEBCを含むライダー支援技術、インテグレーテッドライディングモードなどを備えている。
また、坂道発進をサポートするビークルホールドアシスト(VHA)、エマージェンシーストップシグナル(ESS)、タイヤプレッシャーモニタリングシステム(TPMS)、スマートキーのKIPASS、LEDコーナリングライト、グリップヒーター、ETC2.0車載キットを標準装備。2023年モデル以降はオートハイビーム(AHB)を採用している。
スタンダードモデルのニンジャH2 SXに対しては、ブレンボ製ラジアルモノブロックキャリパー「Stylema」、およびショーワ製スカイフック式EERA(電子制御ライドアジャスト)テクノロジーを搭載した、カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション (KECS)を追加装備してあらゆる走行条件に対応する。
なお、ニンジャH2 SX SEは1か月点検に加え3年間の定期点検とオイル交換(フィルター含む)が無償で受けられる『カワサキケアモデル』に指定されている。
ニンジャH2 SX SE のスタイリング
KAWASAKI Ninja H2 SX SE[2025 model]エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック
KAWASAKI Ninja H2 SX SE[2025 model]エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック
KAWASAKI Ninja H2 SX SE[2025 model]エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック
KAWASAKI Ninja H2 SX SE[2025 model]※純正アクセサリー装着車
ニンジャH2 SX SE のスペック
車名 | Ninja H2 SX SE |
型式 | 8BL-ZXT02P |
全長×全幅×全高 | 2175×790×1260mm |
軸距 | 1480mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 820mm |
装備重量 | 267kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 998cc |
内径×行程 | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 11.2:1 |
最高出力 | 200ps/11000rpm ラムエア加圧時:210ps/11000rpm |
最大トルク | 14.0kg-m/8500rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 19L |
WMTCモード燃費 | 18.4km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 |
タイヤサイズ後 | 190/55ZR17 |
ブレーキ前 | φ320mmダブルディスク+4ポットキャリパー |
ブレーキ後 | φ250mmディスク+2ポットキャリパー |
価格 | 312万4000円 |
色 | 緑×黒 ※一部ハイリーデュラブルペイントを使用 |
発売日 | 2025年3月1日 |
KAWASAKI Ninja H2 SX SE[2025 model]
KAWASAKI Ninja H2 SX SE[2025 model]
KAWASAKI Ninja H2 SX SE[2025 model]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
2019年モデル概要:WのDNAを今に伝えるモデルが再始動 1966年当時、カワサキブランド初の大排気量4ストロークマシンとして登場したW1が背負った最速という使命は、今なお続くニンジャやZシリーズが[…]
イベント概要:カワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)とは? 株式会社カワサキモータースジャパンが長年続けているファン参加型イベント『カワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)』。今年の[…]
カワサキW800(2017) 試乗レビュー この鼓動感は唯一無二。バイクの原点がここに 1999年2月に発売されたW650は2009年モデルを最後に生産を終了。その2年後の2011年、ほぼ姿を変えずに[…]
カラーバリエーションがすべて変更 2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあった[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
最新の関連記事(新型スポーツ&ツーリング)
圧倒的! これ以上の“高級感”を持つバイクは世界にも多くない 「ゴールドウィング」は、1975年に初代デビューし、2001年に最大排気量モデルとして登場。そして2025年、50年の月日を経てついに50[…]
北米にもあるイエローグラフィック! スズキ イエローマジックといえば、モトクロスやスーパークロスで長年にわたって活躍してきた競技用マシン「RMシリーズ」を思い浮かべる方も少なくないだろう。少なくとも一[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
特別色と専用ロゴなどを配した『50th ANNIVERSARY』 ホンダは、1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング ツアー(GOLD WING TOUR[…]
249cc/26psのスポーティな油冷単気筒エンジンを搭載 スズキは、油冷シングルのフルカウルスポーツモデル「ジクサーSF250」にニューカラーを設定し、2025年モデルとして3月25日に発売する。マ[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
最新の投稿記事(全体)
直4&丸目。王道のジャパニーズネイキッドスタイル 直列4気筒エンジンの存在感を際立たせつつ、丸1眼ヘッドライトとオーソドックスな外装。CB1000Fコンセプトのスタイルは、往年のエフらしさを漂わせつつ[…]
日本映画史の記憶に残り続ける『トラック野郎』シリーズ第1作 『トラック野郎 御意見無用』は、1975年に公開された鈴木則文監督による日本映画。東映製作/配給の『トラック野郎』シリーズの記念すべき第1作[…]
2019年モデル概要:WのDNAを今に伝えるモデルが再始動 1966年当時、カワサキブランド初の大排気量4ストロークマシンとして登場したW1が背負った最速という使命は、今なお続くニンジャやZシリーズが[…]
そもそも「過給機」とは 世界最大規模の2輪車ショーといわれるEICMA(ミラノショー)。2024年11月に開催された同ショーにおいて最大級の注目を集めたのは、ホンダが初公開した電動過給機付きV型3気筒[…]
快適性向上、簡易ナビ/USB-Cを標準装備! ロイヤルエンフィールドから新型「ハンター350{HUNTER 350)」が登場! 日本で総輸入発売元を務めるピーシーアイが新型を発表するとともに、価格や発[…]
- 1
- 2