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[画像 No.9/10]空冷全盛に現れた、日本初の2スト水冷モデル:スズキGT750【あの素晴らしい名車をもう一度】

スズキGT380|空冷全盛に現れた、日本初の2スト水冷モデル:スズキGT750【あの素晴らしい名車をもう一度】
【1972 SUZUKI GT380】兄貴分の750/550と同様の2スト3気筒エンジンを搭載するが、その性格はツアラー的なもので車格もやや大柄。シリンダーヘッドには走行風を積極的に取り入れて冷却するラムエアシステムを備え、3気筒ながら採用された4本出しマフラーも堂々とした印象を与えた。1975年10月に中型限定免許(当時)が施行されると、再び人気が上昇。4スト4気筒の軽快なGR400と並んで、1970年代のスズキを代表する珠玉の中型マシンだ。
ホンダを除く日本の3メーカーにとって、1960年代までの主軸は2ストローク車だった。そんな中、国産の量産車として初めて水冷エンジンを導入、2ストの未来を開いたのがスズキの”水牛”、GT750だ。それでは開発秘話やモデル変遷を紹介していこう。※本記事はヤングマシン特別号 青春単車大図鑑からの転載です。 目次 1 スズキGT750 概要:対CBフォア、愛称”ウォータ […]