
スズキは欧州で、並列2気筒エンジンを搭載するネイキッドモデル「GSX-8S」の2025年モデルを発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
2025年モデルとして発表、ミラノショーへの展示を予告
スズキは欧州でGSX-8Sの新色を発表。従来のカラーバリエーションを一部継承しながらもフレーム&ホイール色の変更などにより、3色の全てが新色に置き換わる。
イメージカラーのパールコズミックブルーはシートまわりとホイールがブラックアウトされ、その代わりに燃料タンクが全てブルーになった。また、メタリックマットブラックNo.2は従来ブルーだったシートレールとホイールがレッドに置き換わり、シュラウドのロゴはブルーからグレーに変更されている。
ブランニューカラーとなったのはメタリックマットソードシルバーでブラックアウトされたボディ後半と赤いホイールが強い印象を与える。
2023年に初登場した「GSX-8S」は、同時発表のアドベンチャーモデル「Vストローム800DE」と共通の並列2気筒エンジンを搭載し、翌年にはフルカウルバージョンの「GSX-8R」も登場。特に欧州ではスズキの大型バイクの中核を担うラインナップに育っている。
2025年モデルのニューカラーは日本仕様にも追って導入される可能性が高く、例年のスケジュール通りなら早ければ来春にも発表されるのでは。
このほか、スズキイタリアではEICMA 2024(ミラノショー)に展示するモデルを予告発表している。現地でのサプライズ公開モデルにも期待したい
SUZUKI GSX-8S[2025 EU model]
主要諸元■全長2115 全幅775 全高1105 軸距1465 シート高810(各mm) 車重202㎏(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 776cc 83ps/8500rpm 7.9kg-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ※諸元は欧州仕様2024年モデル
SUZUKI GSX-8S[2025 EU model]Metallic Mat Black No.2 / Metallic Mat Sword Silver (CL9)
その他のEICMA 2024展示予告モデル
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI])
初めまして。根っからのバイク好きで、イタリアに住み始めて約32年の酒井 博と言います。さて、バイクにまつわることで「イタリア」と言えば、皆様はまず何を思い浮かべるでしょうか? ・日本同様に様々なバイク[…]
スズキではレアだった並列2気筒は、GSX-8Sの遠い先祖かも? 今回ご紹介するスズキGR650は1983年3月30日にデビューしました。 1983年といえば、日本のバイク史に記憶される年号のひとつと思[…]
利便性を追求したリトル・バーグマン アドレス125、アヴェニス125に続くスズキ最新世代の原付二種スクーターシリーズ・第3弾として2023年春に登場したのがバーグマンストリート125EX。初登場から2[…]
コスパモンスター、それだけだと思っていたら これまでなかなか試乗する機会のなかった(筆者がたまたま試乗機会に恵まれなかった)スズキの軽二輪スタンダードモデル「ジクサー150」に乗ることができたのでイン[…]
スズキは、昨年のEICMAで世界初公開、大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーで日本でも公開した新型モデル「DR-Z4S」および「DR-Z4SM」を見て、触って、跨ることができるイベント「スズキ モ[…]
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI] | GSX-8S)
振動を軽減するクロスバランサー採用の2気筒ネイキッド スズキは「GSX-8S」の2025年モデルを発表。従来のカラーバリエーションを一部継承しながらもフレーム&ホイール色の変更などにより、3色の全てが[…]
レーシングイメージの“チームスズキ”グラフィックを採用 スズキイタリアは、GSX-8Sにスペシャルグラフィックと一部特別装備を与えた「GSX-8S Team Suzuki Edition」を発表した。[…]
スズキは、ユーザー参加型イベント「GSX-S/R Meeting 2024」を2024年10月20日に、スズキ浜松工場内の特設会場にて初開催すると発表した。 詳細は未発表だが、スズキ製バイクを数多く生[…]
ブルーとブラックの両方にフィットする『Suzuki Team Pack』 スズキ最新のスポーツバイク「GSX-8S」に独自のグラフィックを施すことができる『Suzuki Team Pack』がスズキフ[…]
新色マットグレー登場、ブラックは色味変更と青ホイールに換装 スズキは、2023年に発売された新型スポーツネイキッドモデル「GSX-8S」の2024年モデルを2月22日に発売する。主な変更点はカラーリン[…]
人気記事ランキング(全体)
コーデュラ(R)ユーロ3Dメッシュジャケット:プロテクションと通気性を両立 ライダーの安全と快適を追求した一着。腕部分には耐摩耗性に優れたコーデュラ(R)素材を採用。万が一の転倒時にもダメージを軽減す[…]
運を味方につけたザルコの勝利 天候に翻弄されまくったMotoGP第6戦フランスGP。ややこしいスタートになったのでざっくり説明しておくと、決勝スタート直前のウォームアップ走行がウエット路面になり、全員[…]
ホンダ GB350S カスタムコンテストが欧州で開催 ホンダが欧州で開催した正規ディーラー向けカスタムコンテスト「Honda Garage Dreams Contest」で、スペインのHONDA MO[…]
SHOEIは、2025年5月9日に東本昌平のイラストをSNSで公開。このとき「WYVERN(ワイバーン)」を被っているライダーが唐突に現れたことから、もしや復活ではとの噂が立ったが、2025年6月2日[…]
25SJ-1 レザージャケット:普段使いもスマートに決まる、大人のレザージャケット ふだん使いにも最適な、シンプルでスタイリッシュなレザージャケット。バイクに乗る際はもちろん、街着としてもコーディネー[…]
最新の投稿記事(全体)
スパナやレンチの長さが違うのはナゼ? 工具箱に並ぶスパナやレンチ。 10mm、12mm、14mm…サイズごとに全長が違うのは、当たり前の光景ですよね。これもそうだし。 コッチもそう。狭所作業用の短いス[…]
6/6発売:スズキ「バーグマンストリート125EX」 低回転トルクを重視したSEP-αエンジンを搭載したスズキの原付二種スクーターだ。アドレス125、アヴェニス125に続くスズキ最新世代の原付二種スク[…]
【冒頭解説】ECUをサスペンションに一体化、フロントフォークに自動車高調整を初採用 2021年1月に日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業が経営統合して誕生した日立Astemo(ア[…]
ヤマハ「YZF-R9」日本価格は140万円台前半か ヤマハの新型スーパースポーツ「YZF-R9」の日本国内導入が2025年春以降と案内されており、正式発表への期待が高まっている。とくに注目したいのは価[…]
限定! TSR SPORT REPLICA POLO-SHIRT 25 2025 F.C.C TSR Honda France レプリカポロシャツです。 サイズ:M/L/XL/XXL(各製品のサイズの[…]
- 1
- 2