楕円ピストンの上部には吸気4+排気4=8本のバルブ、下部には2本のチタンコンロッドを配置。カムシャフトの駆動はギアトレイン式で、ボア×ストロークは歴代ナナハン4気筒でもっともショートストロークとなる101.2×50.6×42mm。フルパワー仕様の最高出力は130ps。
型式としてはV型4気筒だが、内燃機関の歴史で唯一となる楕円ピストンを採用したNRのエンジンは、実質的にはV型8気筒に相当。その原点は、1979~1982年の世界GPを戦った500ccレーサーと、1980年代後半のルマン24時間耐久やオーストラリア・スワンシリーズに参戦した750ccレーサーだが、1992年から市販が始まったストリート仕様は、“ダイナミック&エレガンス”というコンセプトを掲げ、高級車 […]

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