アメリカって、官公庁オークションで白バイが買えたりするんですね……。もちろん『POLICE』と書いてあって装備もそのままの状態で走ることはできないでしょうが、そこはYouTubeチャンネル『Bikes and Beards』。ポリスを『ボリス(BOLICE)』と書き換えて偽白バイに仕立てます。さあ、1000マイル(1600km)の家路につくぞー!
●文:ヤングマシン編集部
2014年型の本物の白バイ、2台まとめて買っちゃった!
「カメラマンのサラリ-をしばらく減らさないとな(ハーレー2台買っちゃったから)」
「スマホ運転のクルマ、逮捕しちゃうぞ!(じっさいはダメだけど)」
なんて軽口を叩きながら、買ったばかりの元白バイ2台で帰路につくアメリカのYouTubeチャンネル『Bikes and Beards』のお2人。アラバマ州の官公庁オークションで2014年型の本物の白バイを払い下げてもらった2人は、車体の『POLICE』の文字に黒いテープを貼って隠し、法的に問題ない状態で走り出します。
でも、そこは普通にやっちゃおもしろくない! とばかりに、『POLICE(ポリス)』から『BOLICE(ボリス)』に文字を変えて、いちおうコンプライアンス的にも問題なく、かつ非常に紛らわしい状態に。
目指すは1000マイル(1600km)先のホームタウン、ペンシルベニア!
シェリフとかトルーパーとか、警察を表現する単語がいくつもあるんだなぁ……なんて日本人を感心させながら(?)旅は続きます。
それにしても、グーグルマップで「アラバマ州からペンシルベニア州」って検索すると、本当に980マイルなんですね。それぞれの州都の間を結ぶのはI-81Nというハイウェイのようです。
やべー! カミナリじゃん!
道中、かなり不穏な天候が……と思ったら、やっぱり大陸のスケール感は凄いなあと思わせる嵐が到来。最寄りのハーレーディーラーに逃げ込んで雨宿り。ついでなんでパワー測定とかしちゃいます。73ホースパワー! ワーオ! いやはや、ただでは起きないな、この人ら……。
そして旅を再開、途中でエンストして押し掛けチャレンジなんていう場面も挟みながら順調にペンシルベニア州へと向かいます。
そしてついに問題のシーンへ!
カメラクルーとはぐれてしまった2人が橋の下で休んでいたところ、本物のペンシルベニア州トルーパーがいぶかしむように寄ってきます。
でも結局彼はナイスガイで、2人がどこから来たのかを聞くと、握手をして別れたのでした。
意外と怒られないものなんですね……。
最後にはしんみりする話もあって、彼らがただのふざけたYoutuberではないこともわかります。
動画は前後編に分かれていて、「クレイグのバイク最高!」「この“トップギア”感が好き!」「12歳の少年のために祈るよ」などのコメントが寄せられていました。
※画像はYouTubeチャンネル『Bikes and Beards』より。※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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