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【うつしみ ラックス・メディア・コレクティブ(インド)】のと鉄道旧上戸駅の駅舎のシルエットをなぞった骨組みだけの構造物を、駅舎の上部に角度を変えて重ねた。昼間は周囲の風景になじむその構造物は、夜になると重力から解き放たれたかのように青白く光りだす。それは駅舎の亡霊なのか、それとも未来の映像なのか。場所や物がもつ記憶、非物質的なものの存在を問いかける作品。Photo:Kichiro Okamura