いよいよニンジャZX-4Rが北米で登場する……ッ! そんな予想/妄想/希望を込めた記事を展開してきているヤングマシンだが、これに丸山浩が噛み付いた。本当に出るのか、ZX-25Rよりも攻めたマシンコンセプトになるのか、YM編集長“マツ”を問い詰める──。
●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD ●外部リンク:北米カワサキ
ZX-25Rよりも本気度が増してくる?
2020年に発売され、大反響を呼んだニンジャZX-25R。2万rpmまで刻まれたタコメーターや絶叫するようなフォーミュラサウンドは、軽二輪ファンだけでなく、高級感のある“プレミアムスモール”的なバイクを欲していたオトナにも歓迎された。
そして、その翌年に我々YMスクープ班はZX-4Rの存在をキャッチした。ZX-6Rベースではなく、ZX-25Rをベースとした派生車になるとの情報が入ってきたのだ。
その後、2023年モデルとして登場しそうだという噂もあって、これがミラノショー=EICMA 2022で発表されるのではと踏んだヤンマシ編集部は、「出るぞ、出るぞ!」と息巻いた。
結果は、ご存じの方も多いとは思うが勇み足……。盛大に誤報をお届けしてしまった我々はお通夜モードに包まれ、読者の方々や各方面に心の中で土下座するばかりだった。
状況が変わったのは、2023年が明けて間もなくだった。北米カワサキが突如としてカウントダウンを開始し、2台のモーターサイクルが2月1日に公開されることが明らかになったのだ。
これを受け、さらに各方面から情報収集した我々は、ここでZX-4Rが発表されると確信。喜び勇んで記事を制作し、先走ってZX-25Rとの比較まで敢行したのであった。
もう後には引けない──。
そんな我々の心を見透かしたかのように煽ってくる男がいた。丸山浩である。
1月27日にYOUTUBEチャンネル「MOTOR STATION TV(モーターステーションTV)」にて配信を行い、我々が唱えた説を検証しはじめたのだ。
ご存じのように丸山浩さんはヤングマシン誌で長年にわたってメインテスターを務めてきた、レーシングライダーにしてウィズミー代表という猛者である。
「ZX-4Rは全盛期の2ストローク250ccを上回るかもしれない」という我々の説に対しては「編集長がNSR250Rに乗っているから2ストが負けると言いたくないんでしょう」などと鋭いことを言い放つ丸山さん。これを止めねばならないと感じたYM編集長“マツ”は、ライブ配信中に直電を入れるというチカラワザに出た。
「本当に出るんですか?」
「実際に発表されたら何秒で記事にできるんですか?」
「当日はカウントダウン配信するから出演してくださいよ」
などと丸山さんから投げつけられる質問やらなn…………出演……だと……?
MOTOR STATION TVのライブ配信で土下座がかかる!?
かくして丸山さんに言いくるめられたマツは、2月1日22時頃にスタートするというモーターステーションTV・生配信に出演する羽目に。
さらに丸山さんからは「これでZX-4Rが出なかったら編集長の土下座が見れますね!」と煽られる始末。
もちろん、我々スクープ班としてはある程度の確信こそあるものの、土下座となると話は別……あ、いや土下座するのはマツだからまあいいか。
それはともかく、2月1日の北米時間、朝6時(日本時間23時)に向けて、眠れぬ夜を過ごすことになったスクープ班なのであった。
お願いです、夢を見させてくださいカワサキさん! 発表の暁には全力で記事を作りますから……!
1月27日に配信された動画はコチラ
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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