400cc4気筒復活! カワサキ ニンジャZX-4Rまもなく登場か?!【11月ミラノショーに期待|YM未来予想】

カワサキ ニンジャZX-4R[イメージCG]

●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD

’23 カワサキ ニンジャZX-4R:基本はZX-25Rと共有か?

『ヤングマシン』がこれまで長いこと追い続けてきた新生400cc4気筒「カワサキ ニンジャZX‐4R」も、正式発表までいよいよカウントダウンに入ったようだ。既報のとおり実車によるテストも確認されており、デビュータイミングとしては、’23モデルの目玉として今秋のEICMAをターゲットとしている可能性が濃厚。例年どおりなら、そろそろティーザー広告の展開が始まってもよさそうだ。

エンジンはやはりZX‐25Rから発展した排気量拡大版。自主馬力規制が過去のものとなった今、かつての上限59psを凌ぐ60ps以上を叩き出すとも言われ、令和の時代に史上最強の400が誕生する可能性も。

一方で編集部では、新たなニンジャ顔になる可能性を伝えてきたが、最新情報によればデザインはZX‐25Rと共通になりそうだ。兄弟モデルで極力共通パーツを増やしてコストを下げ、売価を抑える戦略なのだろう。

外観上で大きく違ってくるのは排気系で、ZX-25Rのショートマフラーから、ZX-4Rではオーソドックスなロングサイレンサーになっているのを開発中の車両で確認。排気量増に合わせて排ガス規制や音量規制に対応するためと思われる。また、パワー増に対応してフロントブレーキのダブルディスク化や、リヤタイヤのワイド化も行うと見られている。

【予想モデル:’23 KAWASAKI Ninja ZX-4R】デザインを含めて25Rがベースとなり、2気筒ニンジャの250と400のような関係となることに。4Rでは排気量に合わせてマフラーや足まわりが強化されるだろう。

【ベースモデル:’22 KAWASAKI Ninja ZX-25R】以前から排気量アップのマージンがありそうと噂されていたZX-25Rの直4がZX-4Rエンジンのベースとなる。一説には60ps超と言われるが、25Rでもチューン次第で50ps超をマークしているため、可能性は十分だろう。

【バリエーション展開が乱立?】既存車種のバリエーション展開を進めるカワサキは、ZX-4Rでも多数の兄弟車を念頭に開発。その数があまりにも多すぎて、優先度が決められないほどだとか。ツアラーやストリートファイター系など定番スタイル以外も期待できそう。


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