![[’82-]ヤマハ XJ650ターボ:世界初のキャブターボ車【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2022/11/040_08-main.jpg?v=1667267245)
ホンダによるCX500の発表を皮切りに、日本にもターボエンジンの時代が訪れた。各社競うようにターボ車の開発に挑み、それぞれの方式でリッターマシンのパワーに迫ろうとした。中でもヤマハのXJ650ターボの特徴は、市販車として初めてキャブレターエンジンを採用したことだ。 ※本記事はヤングマシン特別号 青春単車大図鑑からの転載です。
●文:ヤングマシン編集部
- 1 ヤマハが選んだのはキャブレター式【’82 ヤマハ XJ650ターボ】
- 2 ヤマハ XJ650ターボ 兄弟モデル
- 3 [連載]青春名車オールスターズに関連する記事
- 4 「限定車“R”は可変排気バルブEXUP初搭載」1986ヤマハFZR400:FZ400Rの発展進化形【ニッポン旧車列伝】
- 5 「GSX-Rエンジン搭載の派生車」1989スズキ バンディット400:GSX-R250R譲りの250も【ニッポン旧車列伝】
- 6 「ワークスマシンは初代TT-F3チャンプ」1984ヤマハFZ400R:XJ400Z系水冷直4を改良【ニッポン旧車列伝】
- 7 「超ショートストローク250cc直4」1987スズキGSX-R250:過激さマシマシのR250Rも【ニッポン旧車列伝】
- 8 「あえてのダブルクレードル! 」1990スズキGSX-R400R:1990年代も続く快進撃【ニッポン旧車列伝】
- 9 「ウマい奴しか乗れない」1984スズキGSX-R:4ストレプリカ時代の口火を切った金字塔【ニッポン旧車列伝】
- 10 「CBRはここから始まった」1983ホンダCBR400F:最後のホンダ空冷スポーツ【ニッポン旧車列伝】
- 11 「異名は“ジャジャ馬”」1988スズキRGV250Γ:国内ラストの2ストレプリカ【ニッポン旧車列伝】
- 12 人気記事ランキング(全体)
- 13 最新の記事
ヤマハが選んだのはキャブレター式【’82 ヤマハ XJ650ターボ】
CX500ターボと同じく、’81年の東京モーターショーに出展されたモデルで、XJ650をベースにしたターボ車。モーターショーにはインジェクションとキャブレターの2パターンが展示されたが、市場に投入されたのはキャブレターモデルの方だった。ライバル車が全てインジェクションを採用したため、本車はキャブターボとしては市販車初のモデルとなる。
【’82 YAMAHA XJ650T】■空冷4スト並列4気筒 DOHC2バルブ 653cc 90ps/9000rpm 8.33kg-m/7000rpm ■230kg ■タイヤF=3.25-19 R=120/90-18 ※輸出モデル
ヤマハ XJ650ターボ 兄弟モデル
XJ650ターボで実証したエンジンの耐久性を元に、エンジンが拡大されXJ750といううラインナップが誕生。中でもXJ750Dはカウルなどのデザインや装備メカニズムなどを踏襲し、優れたツアースポーツとして完成された。
【’82 YAMAHA XJ750/II】主要諸元■空冷4スト並列4気筒 748cc 70ps 6.2kg-m ■231kg ●価格:85万円
【’83 YAMAHA XJ750 EII】■空冷4スト並列4気筒 748cc 72ps 6.2kg-m ■215kg ●価格:68万円
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
[連載]青春名車オールスターズに関連する記事
人気記事ランキング(全体)
Screenshot シュアラスターから新商品登場! 愛車のツヤ出し作業にピッタリなアイテムがシュアラスターから新登場! ワックスやコーティングの塗り伸ばし作業が今まで以上にラクになるアプリケーター。[…]
軽量で扱いやすい定番ジェット TE-1はスポーティな印象を残しつつ、重量は抑えめで日常使いに適したジェット型ヘルメットです。対応は全排気量対応で、あごひもは操作しやすいラチェット式バックルを採用。Am[…]
マニア好みのボルドールカラーが映える! アクティブが手掛けるCB1000Fカスタムだが、まずはカラーリングがインパクト大! CB-Fといえば、純正カラーでも用意されるシルバーにブルーのグラフィックの、[…]
気鋭のクルーザー専業ブランドによるカスタムクルーザー 以前に試乗記事などをお届けしたBENDA(ベンダ)がいよいよ本格上陸する。日本での輸入販売を手掛けるウイングフットより取り扱い開始が発表されたのだ[…]
シグナスシリーズ、20年の歴史を背負うニューフェイス 以前は空冷エンジン搭載のコンパクトな原付二種スポーツスクーターとして人気を博した「シグナスX」だが、水冷の新世代「シグナス グリファス」に交代した[…]
最新の記事
- アメリカンな独自カラー! ヤマハ新型「YZF-R7」が北米でも発表、70周年記念カラーと合わせて全4色ラインナップ
- ヤマハが電動モトクロッサー「YE-01レーシングコンセプト」を開発中! FIMモトクロス選手権のプロトタイプ電動バイクの新カテゴリー“MXEP”に参戦意向を表明!【EICMA】
- 新型Z900RS/H2SX/Z1000復活etc。カワサキ関連注目ニューストピック【2025年10月版】
- ホンダが新型スポーツツアラー「CB1000GT」を発表! 電サス&IMUを装備するハイテク仕様【EICMA】
- おたふく手袋の「サーモエボ ボア シリーズ」は冬バイクインナーに最適!? 蓄熱×厚地ボアでポカポカを実現
- 1
- 2

![ヤマハ XJ650ターボ|[’82-]ヤマハ XJ650ターボ:世界初のキャブターボ車【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2022/11/040_08-768x512.jpg?v=1667268967)
![ヤマハ XJ750/II|[’82-]ヤマハ XJ650ターボ:世界初のキャブターボ車【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2022/11/040_09-768x512.jpg?v=1667269096)
![ヤマハ XJ750 EII|[’82-]ヤマハ XJ650ターボ:世界初のキャブターボ車【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2022/11/040_10-768x512.jpg?v=1667269099)






















