ホンダはタイで新型「CT125ハンターカブ」を発表した。ぱっと見はニューカラーの採用のみだが、エンジンは最新の排出ガス規制に適合する新世代エンジンに換装され、スペシャルエディションも登場している。
新型エンジン搭載、キャリア形状変更、リヤショックは調整可能に!
ホンダはタイで新型CT125ハンターカブを発表。グロムに端を発したロングストローク設定の新型エンジンは、スーパーカブC125、モンキー125、ダックス125と採用されてきており、ハンターカブへの搭載も時間の問題と思われていたが、ここでついに新エンジンに切り替わることになる。
エンジンの出力スペック以外は発表され、トランスミッションは4速を踏襲。走りの部分でも基本的なキャラクターを変えることなく新世代へと切り替わっているはずだ。
日本では年間1万5000台ペースで売れてきており、2022年10月末をもって旧排出ガス規制適合モデルは生産できなくなることから、従来型は受注を一時停止していた。日本での発表タイミングは不明だが、さほど時間を置かず新型が正式にデビューすると見ていいだろう。
新型はエンジンが変わったほか、新色のグレーを設定(キャリアはブラック)し、レッドも車体同色だったキャリアをブラックに。グリーンはほぼ継続といっていいだろうか。また、エンジンの更新にともなってエンジンガードにパイプが追加されたり、吸気まわりの補機類も配置変更。リヤキャリアは新形状になり、リヤショックはプリロードが5段階に調整可能になった。日本仕様の登場が待ちきれないぞ!
HONDA CT125 HUNTER CUB[2023 Thai model]
主要諸元■全長1961 全幅805 全高1085 軸距1258 最低地上高165 シート高800(各mm) 車重116kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123.94cc 出力未発表 変速機4段 燃料タンク容量5.4L■タイヤサイズ前後=80/90-17 ※諸元はタイ仕様
下のスペシャルエディションは、正式には「CT125 STANLEY SPECIAL EDITION」といい、クラシックランチボックス、アドベンチャーアウトドアクーラー、GOバキュームボトル、マグカップ、トップフロントキャリア&トレールランチボックス、キタコキャンピングチェア、サイドケース、センタープロテクター、ヘッドライトガード、フロントフェンダーエンブレムなどがセットされているようだ(一部オプションかもしれないがタイ語の聞き取りが困難なためご容赦ください)。
【動画】NEW CT125 THE TRAIL EXPLORER
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