神奈川県横浜市にあるアジアンカスタムバイクのセレクトショップ「DOPE」は、同社が開発運営に携わっている新ブランド「ガネーシャカスタム」の2台のフルカスタム125ccを発売する。モンキー125をベースとした「レーサーレプリカ」は、1950年代のモトグッツィ V8レーサーをモチーフにしているというが……。
●外部リンク:DOPE, GANESHA CUSTOM
V型8気筒レーサーをオマージュ!
そうさ、今こそアドベンチャー! と言われてテンションが上がるのはすでにおっさんと言われる世代だろう。ドクタースランプやドラゴンボールに胸を熱くしていた少年時代の我々は、鳥山明さんが描く表紙や扉絵にたびたび登場するバイクや車、想像上の乗り物などに心惹かれてきた。
それは海外のユーザーにとっても同じようで、ドラゴンボールがアニメを皮切りに世界的な人気を獲得していく中で、幅広い世代で多くのファンが生まれてきている。
そんな前置きをしておいてナンではあるが、今回紹介するカスタムバイクはモンキー125をベースとした「レーサーレプリカ」を名乗り、公式には1955年に登場したモトグッツィのV8レーサー「オットー チリンドリ(V型8気筒を搭載したGPレーサー)」をオマージュしたものとされている。ドラゴンボールの扉絵でブルマが跨っていたバイクもV8レーサーをオマージュしたものと思われ、モチーフが同じであることからたまたま似てしまった……なんていうわけはなく、それを強く意識しているのは見るからに明らかだ。
この遊び心にあふれた「MONKEY RACER REPLICA GANESHA by Note GC-M00C」はモンキー125をベースとしたコンプリート販売で、税込価格159万5000円は見た目と同じくインパクト大。この唯一無二のバイクは日本の公道を走るためのナンバー取得も可能だ。
この出来栄え、乗り回すのもいいけど店舗のショーウィンドーなどに飾るのもアリかも!?
参考:モトグッツィ ”オットー チリンドリ”(MOTO GUZZI OTTO CILINDRI)[1955]
MONKEY RACER REPLICA GANESHA by Note GC-M00C
ナンバー取得のために販売証明書が発行され、ユーザーが自分で管轄の役所等で登録する必要がある。配送の関係でバッテリーとオイルは抜いた状態での配送となる。 ●コンプリート(完成車)価格:159万5000円
グロムをアフリカツイン風に!
もう1台は、グロムをアドベンチャー仕様に変身させるカスタムパーツキットだ。「GROM ADVENTURE GANESHA by Note」は39万6000円で、キットパーツには下記が含まれている。
1 ヘッドライトカバー
2 サイドカバー
3 ステッカー
4 エンジンガード
5 サイドガード
6 リヤガード
7 ハンドガード
8 ホイールリム
9 スポーク&ハブ
10 前後タイヤ
11 チューブ
12 アンダーカバー
13 シート
14 ハンドルバー
16 オイルタンクカバー
17 フェアリング
15 リヤフェンダー
18 ミラー
これら2車をデザインしたのはタイのNote氏。グロムアドベンチャーについては、タイで行われた「H2C Motorbike Idea Challenge 2020」の受賞作品で、本来はワンオフ作品だったが反響が大きかったことから、市販化に向けて構成パーツを見直して販売に至ったという。
GROM ADVENTURE GANESHA by Note
●39万6000円(送料込) ●本体および取り付け費用は別途
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
11月29日にタイで開幕したバンコクモーターエキスポにて物見遊山的な取材を敢行! その中でファンにはたまらない特別仕様のマシンが発表されていたのでお伝えしたい。ホンダ モンキー125の「ドラゴンボール[…]
新型モンキー125で5つめのカスタマイズモデル! ホンダのカブ系モデルを専門に取り扱うタイの「カブハウス」は、SNSでモンキー125のカスタマイズモデル「サミー・サンド モンキーカスタムエディション([…]
昭和かっ! シンプルな空冷のホンダが愛されていたあの頃の……(感涙) 今年の3月、ホンダはタイの趣味系バイクディーラー「カブハウス」のオンラインライブで、ロングストローク&5速ミッションの新エンジンを[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」
- 1
- 2