2021年末に続くインタビュー|モトクロnet

全日本モトクロスに挑むオーストラリアの覇者ジェイ・ウィルソン【モトクロnet インタビュー】

昨年最終戦でのインタビューに続く第2弾! オーストラリアから移住してきたジェイ・ウィルソンに、日本での暮らしや開幕戦の印象を語ってもらった。ヤマハが開発中のEPS、スピードを磨く練習方法など、数々の秘密が解き明かされる!


TEXT/浦島信太郎  PHOTO/モトクロnet

Q. 全日本モトクロス、フル参戦が実現しましたね。

A.ようやく夢がかなって、ホッとしているところなんだ。去年来日したときには明言できなくて申し訳なかったけれど、この計画については2年前からヤマハと相談してきた。

ライダー人生のほとんどを一緒に過ごしてきたヤマハのために、もっと貢献したい気持ちがまずあったんだ。レーサーとして勝ち続けることはもちろん、マシン開発やライダー育成などにも興味があるので、日本でじっくり仕事ができたらいいなと…。

これまでオーストラリアやニュージーランドにとどまらず、MXGPにもAMAにもチャレンジしたきた。でも27歳という年齢やワイフと子供のことを思うと、遠距離を転戦するのは難しい。

前回のインタビューで話したように、エディ・ウォーレン(1985年AMAスーパークロス125イーストチャンピオン。後年アメリカからオーストラリアに移住。1992年全日本モトクロス250チャンピオン)の足跡をたどることも夢見ていたので、日本という行き先がどんどん明確になってきたんだ。


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