未経験者大歓迎! 新春早々ドリームプロジェクトが発動だ

“モリワキライダーになりたい”その夢を叶えます!! GB350ワンメイクレースに参戦するモリワキがライダーの一般公募を開始!

GB350ワンメイクレースに参戦するモリワキがライダーの一般公募を開始!

HSR九州で開催中の旧車レース「鉄馬(てつうま)」に、2022年からホンダGB350のワンメイククラスが新設される。このレースにいち早く参加を表明した名門・モリワキエンジニアリングは、既に車両やパーツ開発などを進めているが…。なんと! モリワキはこのマシンに乗るレーシングライダーを一般公募するというのだ。新年早々、こいつはビッグなお年玉だッ!


●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:モリワキエンジニアリングHSR九州

GB350レーサーを貸与、費用もすべてモリワキ持ち!

G.クロスビー、W.ガードナー、八代俊二、宮城光、樋渡治…。数多の名ライダーを輩出してきたモリワキライダーの系譜に、アナタも連なることが出来るかも!? 鉄馬のGB350ワンメイクレースに参戦を表明したモリワキが、このマシンに乗るライダーを一般公募すると発表したのだ。

“鉄馬”はHSR九州(熊本県菊池郡)で開催されている鉄フレーム車のレースで、いわば九州版のテイスト・オブ・ツクバ。モリワキもZ900RS改で参戦しており、コースレコードを樹立するなど盛り上げに貢献してきた。その鉄馬に、気軽に楽しめる入門クラスとして新設されるのが「GB350ワンメイクレース」で、モリワキはいち早く参戦を決意。さらに話題集めにも一肌脱ぐというわけだ。

この「モリワキ鉄馬GB350プロジェクト」は、一般公募で選ばれた1名のライダーが、2022年5月1日に開催される鉄馬のGB350ワンメイクレースに、憧れのモリワキレーシングライダーとして参戦できるというもの。貸与されるGB350は正真正銘のモリワキチューンだし、レース当日は専属のメカニックが帯同、セッティングや整備まで行ってくれる。

さらにはモリワキのプロライダーから指導を受けたり、練習する機会まで与えられるうえ、なんと交通費や宿泊費などの経費まですべてモリワキ持ち(!)と、手厚すぎるにも程があるフルサポートを受けられるのだ。モリワキファンや、そのレーシングライダーに憧れる人間にしてみれば、まさに人生の夢が叶う経験と言っていいだろう。

応募の条件は「モリワキのレーシングライダーになりたい!」という熱い想いのみ。満12歳以上ならレース経験の有無はまったく問われない…というか、GB350ワンメイクの主旨を踏まえ、国際ライセンス所持者は応募対象外とされているほど(応募要項は別項参照)。「自分は速くないから…」などと尻込みする必要はまったくないのだ。なお、レース参戦の模様はモリワキYOUTUBEチャンネルなどのメディアで配信される予定になっている。

2015年に始まった鉄馬は鉄フレーム4気筒車によるレース。近年はかなりハイレベルの戦いが繰り広げられており、2022年5月1日の「鉄馬フェスティバル」で開催されるGB350ワンメイクは、参戦のハードルを下げるための施策でもある。

モリワキは鉄馬にZ900RS改で参戦中で、2021年9月のレースではコースレコードも樹立。ライダーは鈴鹿8耐で表彰台経験も持つ国際ライダーで、現在はモリワキの副社長を務める森脇尚護氏。

名伯楽からファンへの恩返し

かつてはオリジナルフレームでモトGPにまで参戦した、日本を代表するレーシングコンストラクターであるモリワキ。そんな彼らが入門レースにこれほど積極的な姿勢を見せるのは「今までモリワキを育ててくれた日本のレース界や、応援してくれたファンに”恩返し”をしたい」という強い思いがあるからだ。

名ライダーを多数育ててきた代表の森脇護氏は、以前に「車両メーカーやオーガナイザーのお仕着せではなく、幅広い層が本当に楽しめて裾野拡大にも繋がる、そんなレースを開催したい」と想いを語ったことがある。モリワキは1980年代の熱狂的レースブームとともに成長し、規模を拡大してきたが、護氏はそれを応援してくれたファンやレース業界への感謝を今も強く持ち続けているのだ。

今回の「モリワキ レーシングライダー公募」というプロジェクトは、護氏を敬愛するモリワキ社員有志が、その想いを叶えるべく団結した結果と言えるかもしれない。いずれにせよ、生粋のレーシングコンストラクターが自社開発レーサーのライダーを一般公募するなど前代未聞。ファンにとって、二度とないチャンスと言っていい。応募要項や募集期間は下記のとおり。モリワキの応募専用サイトを熟読のうえ、「モリワキライダーになりたい!」という思いの丈を熱くぶつけてほしい!

POP吉村の下でチューニングを学び、独立してモリワキエンジニアリングを設立後は数多くの名ライダーを輩出。今なお多くのライダーから慕われる森脇護氏。カワサキZエンジンの「モリワキモンスター」や、空冷のホンダCBX750エンジンでワークス勢に挑んだ「モリワキZERO」など、シャーシコンストラクターとしても日本を代表する存在だ。

モリワキレーシングライダーになりたかった、あなたの夢を叶えます!!

モリワキ鉄馬GB350プロジェクト・募集要項

【応募期間】
◎2022年1月1日(土)~1月18日(火)

【募集人数】
◎1名

【応募対象者】
◎モリワキライダーになりたい方
◎最後までやり遂げる意志のある方
◎取材に応じることができ、顔写真/名前/実年齢等を掲載可能な方
◎2022年(令和4年)1月1日に満12歳以上の方(未成年者の場合、親権者が帯同できる方、また親権者の承諾要)
◎レースウィーク(2022年5月1日決勝)にチームと帯同できる方
◎平日または休日に数回の練習走行や打ち合わせに参加できる方(※要相談)
◎マニュアルミッション車(2輪)に乗れる方
◎日本国内に在住の方
◎コロナワクチンを2回接種済みで、海外渡航を3か月以内にしていない方
※国際ライセンス所持者/モリワキ関係者は応募対象外

【応募方法】
◎モリワキの応募専用WEBサイトより申し込み

【必要事項】
[1]氏名
[2]電話番号(携帯番号)
[3]メールアドレス
[4]郵便番号/住所
[5]年齢/生年月日
[6]バイク歴
[7]所有バイクの有無(有の場合は車種名)
[8]モリワキライダーになりたい理由と応募に懸ける想い
[9]新型コロナウイルスワクチン接種証明(画像を応募フォームに掲載してください)
[10]3か月以内に撮影した顔写真(画像を応募フォームに掲載してください)
[11]ツナギ/ヘルメットなどスポンサー契約の有無(ありの場合、内容をお伺いします)

【選考や通知の流れ】
書類選考後、1月24日に1次選考通過の方に通知。1月25日〜2月5日の間に面接を行い、決定された方には2月11日にモリワキエンジニアリングから連絡。その後モリワキエンジニアリングに来社し、ライダーになる道のりと説明、打ち合わせを行い、走行練習やHSR九州のライセンス取得などの説明を受ける(交通費などはモリワキエンジニアリングが負担)。

【申込先】
株式会社モリワキエンジニアリング GB350ライダー募集係

【注意事項】
◎モリワキライダーになる過程や様子を撮影し、YouTube等で放映します。
◎転倒等による損害(負傷/死亡等含む)は、モリワキエンジニアリングでは一切の責任を負いません。
◎個人情報は、本企画以外には使用しません。

【協賛メーカー(順不同)】
シェルアドバンス/ナイトロンジャパン/ピレリジャパン/アライヘルメット/NGK/モトサロン/SPEED BRAKES/domino/FULLSIX/BURTLE/D.I.D/ISAスプロケット/KOOD/SHORAIバッテリー


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