モリワキが独自開発レーサーでGB350ワンメイクレースに参戦!?〈YM未来予想〉

モリワキが独自開発レーサーでGB350ワンメイクレースに参戦!〈YM未来予想〉

人気沸騰中のホンダGB350/Sのみ参加できるレースが’22年から開催されることになった。これに、あのモリワキが独自開発のレーサーでエントリーするとの情報をキャッチ。ぜひ公道版にも期待したい!


●文/まとめ:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD

人気レース”鉄馬”にGB350クラス新設!

普遍的なバイクらしいクラシックスタイルに、味のある走りで大ヒット中のシングルスポーツがホンダGB350/S。そのワンメイクレースが’22年5月からスタートすることが決定した。

クラスが開設されるのは、HSR九州で開催されるサンデーレース「鉄馬(てつうま)」だ。本来は鉄フレーム+4気筒以上の国産モデル限定だが、参加者の裾野を広げるため、ツインや単気筒クラスも実施を決定。その一環としてGBのワンメイクを行うという。

レギュレーションは現在検討中だが、足まわりのみ改造OKで、エンジンはノーマルになる模様だ。カスタム度やスキルで差が出にくく、白熱したバトルが展開されることだろう。

鉄馬(てつうま)とは?

熊本県のHSR九州で開催される草レースで15年にスタート。通常は鉄フレーム+4気筒以上限定だが、5月開催の鉄馬フェスティバルでGBワンメイクを行う。「GBの普及を待ちながら長く継続開催したい」と主催者。

‘21年9月の鉄馬ではモリワキがコースレコードをマーク! 乗り手は8耐で表彰台経験も持つ国際ライダーで、現副社長の森脇尚護氏だ。

GB350ワンメイクレースのPOINT予想

  • 第1回は’22年5月1日のHSR九州
  • 参加可能車はGB350/Sのみ
  • エンジンは基本ノーマル
  • 足まわりは改造自由?!
  • 国際ライセンス参加NG

名門モリワキがGBワンメイクにエントリーする!?

そこに、さらなるビッグニュースが舞い込んできた! 我々の独自情報によると、あの「モリワキ」がGBワンメイクにエントリーするらしいのだ。

アラフィフ世代に説明は不要だろうが、モリワキエンジニアリングはGPなど世界のレースで活躍した、あまりにも有名な日本を代表するコンストラクター。鉄馬には’20年9月からZ900RS”モリワキ改”で参戦しており、’21年にはコースレコードを叩き出すなど、イベント盛り上げにも貢献してきた。

’19年をもって全日本と鈴鹿8耐の参戦を休止して以降、モリワキは裾野を広げるレース活動や市販パーツの研究開発を目的に活動してきた。鉄馬参戦もそのひとつで、現にZでは鉄馬のノウハウを活かしたマシン製作や公道走行可能なパーツを販売し、セールスも好調だ。となると当然、次はGBでも同様の展開が…と見ている!

Zに続き、次はGBワンメイクにもエントリーすると見られ、当然、独自のチューニングを施したマシンがお目見えするハズ。気の早いヤングマシン編集部では、早速CGでレーサーを造り上げてみたので、ご覧あれ!

モリワキエンジニアリングとは?

’73年にヨシムラ出身の森脇護氏が設立。80年代にはワイン・ガードナーや八代俊二ら数々の名ライダーを輩出。独自フレームのマシンでモトGPやモト2にも参戦していた。モナカ管やZEROに代表される市販マフラー/パーツも有名。

〈YM未来予想〉モリワキGB350レーサー

編集部が妄想した鉄馬向けのモリワキマシンがコイツ。’60年代レーサー風のロケットカウルとシングルシートカウル、ゼッケンプレートを与え、懐かしのモンスターエキゾースト、通称”モナカ管”を装着した。もちろん車体色はモリワキカラーのブルー×イエローでキマリだ。

【MORIWAKI GB350 RACER|予想モデル】

【HONDA GB350】’21年4月の発売以来、納車まで半年待ちもザラという超人気車。レースとは縁遠いマシンだからこそ、参加のハードルが低いのだ。■空冷4スト単気筒OHC2バルブ 348cc 20ps/5500rpm 3.0kg-m/3000rpm ■車重180kg シート高800mm 15L ■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/70-18 ●価格:55万円


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