ブレーキ有効径とは、ブレーキディスク中心からブレーキキャリパーピストン中心までの距離を2倍したもの。ディスク径が同じでも有効径を大きくすれば、ディスクの大径化と同じ効果が得られて制動力も高まる。SEはブレーキキャリパーをSTDよりもディスクの外周方向に寄せて配置することで、大径ディスク化と同じ効果を得ているのだ。
’21年8月16日にカワサキのSNS上にて、突如その姿が公開されたZ900RS SE。簡単に言ってしまえば、ブレンボのブレーキシステムとオーリンズのリヤショックを奢った、Z900RSの上級仕様という立ち位置の新グレードだ。それらを装備することなどで”より上質なライディングフィールとコントロール性を提供する”と、メーカーは謳っている。ここではSTDとの違いを細部に […]






















































