スポーツはリザルトがすべて。だがロッシは、リザルトに関わらず人々を魅了する存在だった。モトGPが興行的に成功しているのは、ロッシの影響が大きい。そして、カッコいいままで終わろうとしない。苦しみもがく姿を見せながら、最後までモトGPライダーであり続けた。
’21年11月14日のモトGP最終戦・バレンシアGPをもって、バレンティーノ・ロッシが長きにわたるレース人生にピリオドを打った。やれるだけのことをやった42歳・不屈のライダーに対し、青木宣篤氏が惜別の辞を贈る。 目次 1 いくら努力を重ねても、脊髄反射には敵わない2 純粋に好きだから続けてこられた いくら努力を重ねても、脊髄反射には敵わない 寂しい反面、「だよな…」という思いもあった。 […]





































