2021年9月4日・5日に開催された2021年MFJ全日本ロードレース選手権第6戦 スーパーバイクレース in 岡山。日曜日に開催された文部科学大臣杯 JSB1000クラス決勝では、第5戦ですでに10回目のタイトルを決めている中須賀克行選手が強さを見せつけた。
●文/写真:MFJスーパーバイク公式ファンサイト
ポールポジションスタートから2周目には最速ラップもマーク
24周で争われるレースのホールショットを奪ったのは、前戦MFJグランプリ鈴鹿での転倒・負傷から復帰した亀井雄大。そして清成龍一、ポールシッター中須賀克行が続くが、アトウッドカーブでは、中須賀が亀井をパスして2番手に浮上し、トップ清成の背後に迫る。
オープニングラップは、清成、中須賀、亀井、加賀山就臣、名越哲平、岩田悟、濱原颯道のオーダー。そして2周目のヘアピンコーナーでは名越が加賀山をパスして4番手に上がる。
この2周目に最速ラップをマークしたのは中須賀で、タイムは1分31秒618。首位の清成のラップタイムは1分31秒662で2人のタイム差は僅かだったが、3番手の亀井のラップタイムは1分33秒280で、ここで一気に清成と中須賀が後続を引き離す形となった。
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