ヨシムラSERT Motulは2度のクラッシュ

【世界耐久選手権】第2戦エストリル12時間でF.C.C.TSR Honda Franceが優勝!

2021年7月18日、ポルトガルのエストリルサーキットにおいて、FIM世界耐久選手権・第2戦エストリル12時間レースが開催された。開幕戦ル・マン24時間レースで優勝したヨシムラSERT Motulを追うF.C.C.TSR Honda Franceは、再び王座奪還へと歩を進める。

トップ走行マシンが次々クラッシュした中、優勝をもぎ取ったF.C.C.TSR Honda France

日本国籍チームのF.C.C.TSR Honda Franceは、FIM世界耐久選手権(EWC)第2戦となるエストリル12時間レース(ポルトガル)で、トップ走行中のマシンが次々をクラッシュを喫するという劇的な展開の中、着実に集会を重ねて2021年シーズン初の優勝をもぎ取った。

厳しい暑さの中、耐久レースのスペシャリストであるジョシュ・フック選手、マイク・ディ・メリオ選手、高橋裕紀選手の3名が駆ったホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」は、12時間のレースで計417周を走り切った。

F.C.C.TSR Honda Franceはマイク・ディ・メリオ選手が4番手グリッドからスタート。上位チーム陣のBMW Motorrad World Endurance Team、Yoshimura SERT Motul、そしてYART-Yamaha Official EWC Teamは、トップを走行中、レースの半分も走らないうちにクラッシュを喫するという大波乱の中、3時間経過した時点で3番手に付ける。ライダーたちは安定したスティントを重ね、レース中盤には早いラップタイムを維持しながら2番手に浮上。

レースの残り1/4に差しかかり、トップのWEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTARとの差を縮めていく中、WEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTARはレース残り1時間半で燃料切れを起こし、ピットインを余儀なくされたため勝負あり。

残り50分、ジョシュ・フック選手が最終スティントを担当し、WEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTARに1周差を付けてCBR1000RR-R FIREBLADE SPを優勝に導いた。3位にはBMW Motorrad World Endurance Teamが入り、2位と3位の差は1秒以下という僅差だった。

12時間を走り切ってゴール!

優勝したF.C.C.TSR Honda France。

不運に見舞われた上位チーム、YART-YAMAHA Official EWC Teamは、転倒により10位でゴール。ディフェンディングチャンピオンの新生チーム・Yoshimura SERT Motulは2回のクラッシュでトップ集団に戻ることができず、17位という結果に。

今回の優勝でF.C.C.TSR Honda Franceは46ポイントを獲得し、2021年シーズンのポイントランキングで計82ポイントの総合2位につけた。ランキングトップは、2位でゴールしたKAWASAKI France TRICKSTAR。

次回のFIM世界耐久選手権第3戦は、9月18日にフランスのポールリカール・サーキットで開催される、伝説のボルドール24時間レースだ。

2021 FIM EWC チームランキング
1 WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTAR  87
2 F.C.C. TSR Honda France            82
3 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM  80
4 YOSHIMURA SERT MOTUL           76
5 VRD IGOL EXPÉRIENCES            61

2位に入ったWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTARはランキングトップに立つ。

FIM Endurance World Championship 2nd round, 12 Hours of Estoril


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