ホンダモーターサイクル台湾は、日本で登場が予告されていたCB1100RS/CB1100EXのうち、前後17インチタイヤのスポーティモデル「CB1100RS」のファイナルエディションを発表した。日本では未発表だが、ファイナルエディションのエンブレムと、RS/EXそれぞれに専用カラーが用意されそうだ。
GB350と同じマットジーンズブルーメタリックそのもの?!
台湾でCB1100RSファイナルエディションが公開された! カラーバリエーションは2色あり、『消光單寧藍』と名付けられた青系のカラーは、直訳すると『Matt Tannin Blue』となるようだが、日本で爆売れ中のGB350でイメージカラーとして設定されている『マットジーンズブルーメタリック』にそっくりだ。
CB1100RSファイナルエディションは、GB350と同様にジーンズカラーっぽいマットブルーの燃料タンクにブラウンのシートを組み合わせ、さらにオリジナル要素としてブロンズ系のホイールを採用する。また、もう一方のカラーバリエーションである『HONDA經典紅(HONDA Classic Red)』は黒シートにブロンズホイールの組み合わせる。現地価格は関税もあって52万8000元(台湾ドル)、日本円換算では約210万円で、2021年11月にはデリバリーがはじまるという。
ホンダの空冷4気筒マシンは、1969年のCB750フォアに端を発し、その52年後となる2021年に発売されるCB1100RSファイナルエディション(および現時点では未発表のCB1100EXファイナルエディション)で幕を閉じることになる。
現行のCB1100系は、2010年に発売された最初のCB1100(無印)が前後18インチのキャストホイールを装備。これに同サイズでワイヤースポーク仕様のCB1100EXが加わり、さらに前後17インチ&ローハンドルのCB1100RSもラインナップされた。これまでの排出ガス規制には対応してきたが、このたびのユーロ5相当の規制には対応させずファイナルとなる。
すでに無印は生産を終了しており、つい先日、SNSでEX/RSのファイナルエディションが予告されたばかりだったが、日本での正式発表に先立ち、台湾でCB1100RSのみファイナルエディションが発表されたわけだ。
日本における発表もそう遠くないはず。CB1100RS/CB1100EXそれぞれに専用カラーが用意され、ファイナルエディションのエンブレムも採用しているとの情報だ。また、おそらく限定受注モデルになるだろう。SNSでのティーザーに続編がある可能性もあるので、なにかしら情報が入り次第お伝えしていく。
HONDA CB1100RS FINAL EDITION[2021 Taiwan model]
主要諸元■全長2180 全幅800 全高1100 軸距1485 シート高795(各mm) 車重252kg(装備)■空冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 1140cc 88hp/7500rpm 9.3kg-m/5500rpm 変速機6段燃料 タンク容量16.8L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:52万8000元 ●色:青、赤 ※諸元や価格などは全て台湾仕様
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