ライバル誌の編集長と丁々発止!?

敵地に単騎突撃!「Webオートバイ」の生配信にYM編集長が参加してきた!

モーターマガジン社の「オートバイ」と言えば、大正時代に創刊された日本最古のバイク雑誌にして、我々ヤングマシンの最大のライバル誌である(我々の片思いかもしれない)。そんなオートバイ誌から「ウチの編集長とYouTubeで対談しません?」というお誘いを受けたYM編集長・マツ。う、売られた喧嘩(?)は買わねば男がすたるってもんだ。刺し違える覚悟で収録に参加してきたぞ!


●文:ヤングマシン編集部(マツ)

2週間に一度の「金曜バイク雑談」に参加

オートバイ編集部で動画配信を仕切る福田 稔さんからオファーがあったのは、同誌がYouTubeで生配信している「金曜バイク雑談」というコンテンツへの出演。二輪雑誌のあれこれについて、オートバイ誌の編集長にして身長186cmという巨躯を有する松下尚司編集長と対談せよ、という内容である。場所は東京・新橋のモーターマガジン本社。完全アウェイである。囲まれてタコ殴りに遭い、簀巻きにされて竹芝桟橋に放り込まれても不思議はなかろう。

しかも無口で寡黙なYM編集長に対し、松下編集長は放っておけば延々と喋り続けられる超絶舌技の持ち主。その戦闘力差はフリーザとクリリンもかくやといったレベルに達しており、心の支えはMCを務めるフリーライターの齋藤ハルコ女史のみという状況だったが、直前になって彼女もモーターマガジン社の出身だったと判明。もう泣くしかない。ニヤニヤ笑う薄情なYM編集部員に見送られつつ、ダンビラ抱えて敵のヤサオートバイ編集部を突撃したのである。おお、タマとっちゃるわい!

YMの鉄砲玉を生暖かく迎えてくれた校了直前のオートバイ編集部。手前はWebオートバイ編集部の西野鉄兵さん、奥で手を挙げているのはオートバイ誌の名物副編“フト松”こと松本正雅さん。

超本格的な機材で埋め尽くされたWebオートバイの配信スタジオ。動画機材といえばハンディカムが1台に型落ちGoProが2台、最近やっとVLOGカメラが導入されたレベルのYM編集部とはエライ違いである。

3時間の長丁場、収録してきました

というわけで去る6月25日の夜、無事に生収録を済ませてきました。オートバイさんは単身飛び込んできたYMの鉄砲玉を暖かく迎えてくれたうえ、会話が弾むように色々と気遣っていただいたようで、3時間のフリートークを楽しませて頂きました。当初は少々ビビってましたが、またとない機会を与えてくれたオートバイさんに感謝です。

この「金曜バイク雑談」は、WebオートバイのYouTubeチャンネルで隔週金曜日の夜に生配信されていて、今回で3回目。過去2回は元GPライダーの伊藤真一さんやモータージャーナリストの宮崎敬一郎さん、元AKB48の平嶋夏海さんなどが出演されています。というわけでライブ視聴者数は今回が最も少なかったらしいです(そりゃそうだろうよ)。生配信は終了しましたが、今もYouTubeで見られますのでよかったら是非ご覧ください。

オートバイさんと我がヤングマシンは、今や二輪雑誌業界で数少ない“ガチのライバル誌”と言える関係。でも競合相手が存在するのは、このご時世においてはむしろ幸せなことだと我々は考えています(我々だけかもしれないけど)。今後もバチバチやるところはバチバチやりつつ、協力できる部分はどんどん協力していきたいですね。ねえ松下さん。

左から、オートバイ誌編集長の松下さん、YM編集長の松田、フリーライターで進行役の齋藤ハルコさん

楽しませていただきました。


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