●文:ヤングマシン編集部 ●写真:ヤマハ
ヤマハは、941ccの空冷Vツインエンジンを搭載するクルーザーモデル「BOLT(ボルト) Rスペック ABS」にニューカラー×2色を設定し、2021年モデルとして発売すると発表した。これにともない、標準モデルの「BOLT ABS」は公式HPから姿を消している。
シート高690mm、空冷エンジン搭載、バックスキン調シートなどディテールにもこだわり
ヤマハは、2020年モデルでポジションランプ追加のマイナーチェンジを受けていた「BOLT Rスペック ABS」に新色の青と黒を設定し、2021年モデルとして発売する。
ボルトは“Ultimate Purely Bobber”をデザインコンセプトとするシンプルなスタイリングと都市圏での快適な走行性を兼ね備え、2013年の発売以来、多くのライダーに支持されてきた。2020年モデルはマイナーチェンジを受けポジションランプを追加したヘッドライトを採用。STDもチェンジ内容は同じだったが、2021年のボルトR発表とともに公式HPから姿を消した。
ボルト Rスペックはゴールドのリザーバータンク付きリヤショックや切削加工を施したキャストホイール、バックスキン調の黒表皮シートを装備した上級モデル。2021年の新色は昨年の紫がかったブルーからダーク系のブルーに変更され、ブラックメタリックが追加されて新色×2色の構成となる。発売日は2021年6月8日、価格は104万5000円となった。
シート高はライバルとして登場したのレブル1100(水冷並列2気筒)の700mmに対し、690mm。貴重な空冷エンジンを搭載する国産クルーザーとして、またクセのないハンドリングを持つスタンダードバイクとして、ボルトRスペックは確かな存在感を放っている。
YAMAHA BOLT R Spec ABS[2021 model]
【YAMAHA BOLT R Spec ABS[2021 model]】主要諸元■全長2290 全幅830 全高1120 軸距1570 シート高690(各mm) 車重252kg(装備)■空冷4ストロークV型2気筒SOHC4バルブ 941cc 変速機5段 燃料タンク容量13L■タイヤサイズF=100/90-19 R=150-80/16 ●価格:104万5000円 ●色:ブルー、ブラック ●発売日:2021年6月8日
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