●取材協力:ハーレーダビッドソン埼玉花園
このハーレーにどんな魅力や楽しみ方があるのかを伝えたい
今回登場するかずちゅーぶ氏が、ハーレーを購入する以前に所有したバイクはスーパーカブのみ。時代のユーチューバーは、自分スタイルのバイクライフをこのツーリングモデルに求めたようだ。
「バイクは試乗しないで購入しました。もし試乗したら、無理かもって判断が出てくるような気がしたので。乗らずに買ってしまえば、もう乗るしかないじゃないですか。それぐらいこのバイクが欲しいと思ったというわけですよ」
そんな経緯を笑顔で話すかずちゅーぶ氏は、今をときめくユーチューバーである。動画の配信は、このハーレーだけではなく、所有するクラウンや、他に自身が所有するアイテムネタ。その他、興味のあるものへの体験動画など、多岐にわたる。ハーレーについても、ツーリングやキャンプなどと同様、いわゆるモトブログとして配信を続けているのだ。
「乗っていたクルマを以前全損させちゃって、足として購入したのがカブだったんです。それで日帰り600キロのツーリングをしたら楽しかったんですが、もっと大きなバイクが良いなぁって思ったので、27歳で免許を取得し大型バイクを物色し始めました」
最初はスポーツ系に目が行くものの、長距離ツーリングには不向きと分かって、ハーレーに行き着いたという。足を運んだショップの中古車で悩んでいたら、すぐに売れてしまい、「あ、ハーレーって、スパっと決断しないと乗れないんだ」と感じたそうである。その先は購入までが急加速。もっとも長距離ランが快適なモデル=ウルトラリミテッド(’19)を一気に手に入れたというわけなのだ。
彼はバイクそのものやハーレーに詳しいわけではないので、ショップで話しかけられたりした時のハーレートークにはついて行けない場合が多いと笑う。他の車種や古いモデルに関しては知識不足だし、実はそれほど興味はない。自分にとってのハーレーで何ができるのかということが重要なのだ。
「有名なユーチューバーって、その本人が何をやるか注目されますけど、僕の場合は逆ですよ。このハーレーにどんな魅力や楽しみ方があるのか、かずちゅーぶでやってみたいんです。アイテムありきですからね」
今回の取材でも、彼は動画用のカメラを回していた。かずちゅーぶワールドは、毎日楽しいネタを探しているのだろう。
彼の手元にやってきたハーレー。購入するとすぐに九州までの長旅に出たという。そこでの時間は、彼自身がやってみたいと思っていたハーレーを使っての動画配信への確信となった。大きなバイクの意外な乗りやすさや想像以上の快適性/利便性など、伝えたい内容が山ほどあるという。
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