●文:ヤングマシン編集部
●車両別アーカイブ:ヤマハ BW’S
“オフ系スクーター”と言えば近頃はホンダADV150が大人気だが、その元祖はヤマハのBW’S(ビーウィズ)。’88年に登場した50ccが初代で、近年は台湾ヤマハが生産するロングセラーだ。その意地に賭けて、’21でフルチェンジを敢行した。
【YAMAHA TAIWAN BW’S】滑らかなデザインの先代に対し、角張ったタフな造形に一新。特にフロント~レッグシールドがゴツく、アウターフォークの造形も凝っている。ブレーキはオフテイスト濃厚な前後ウェイブディスクを継続採用だ。■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 125cc ■装備重量127kg シート高785mm 燃料タンク容量6.1L ■タイヤF=120/70-12 R=130/70-12 ●国内入荷予定なし [写真タップで拡大]
まずスタイルが見事。BMW R1150GSを彷彿とさせる左右非対称ヘッドライトに、フロントの荷台スペースなど、より無骨さが増した。エンジンは空冷ユニットに代わり、可変バルブタイミング機構を採用した最新の水冷ブルーコアVVAを搭載。これを25%の剛性アップを果たした新作フレームに積む。
ヤングマシン調べでは日本導入の可能性は薄い…が、発売を熱望する!
2眼ヘッドライトやバーハンドル、フロントアップフェンダーなどBW’Sのシンボルを継承しつつ、洗練されたゴツさを表現。軽快そうなハンドルと張り出したボディで迫力も十分だ。ファットなブロックタイヤは専用の軽量モデル。 [写真タップで拡大]
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