BMWは、大型アドベンチャーモデル「R1250GS」および「R1250GSアドベンチャーモデル」の2021年モデルを発表した。新たにインテグラルABSプロやECOライディングモードを採用したほか、フルLEDによるアダプティブヘッドタイトがオプション選択できるようになった。
オフロード性能とアドベンチャーツーリング性能を向上
水平対向2気筒=ボクサーエンジンに可変バルブ機構のシフトカムを搭載するアドベンチャーツーリングモデルの王者、BMW R1250GSの新型モデルが発表された。
136psを発揮するエンジンはユーロ5排ガス規制に適合し、新たにインテグラルABSプロ、“エコ”ライディングモードといった電子制御機構を採用。さらに、フルLEDのアダプティブヘッドライト(コーナリング等にヘッドライトが追従する)も装備した。
新鮮なカラーリングがトピックとなりそうなのは、GSシリーズ40周年記念エディションの黒×黄だ。これは1980年代のR100GSなどが採用していた彩色を再現したもので、スタンダード仕様のGSとGSアドベンチャーの両方に設定される。
3つのライディングモード、トラクションコントロールシステム、ヒルスタートコントロールPro、電子制御ダイナミックESA、新ライトファンクション、USBソケット、6.5インチTFTディスプレイ、インテリジェントエマージェンシーコールなどがGS/GSアドベンチャーに共通する装備。
価格や日本への導入時期については未発表なので、引き続き情報を収集していきたい。
BMW R1250GS[2021 model]
【BMW R1250GS[2021 model]】主要諸元■全長2207 全幅952.5 全高未発表 軸距1514 シート高850/870(各mm) 車重249kg(装備)■水冷4ストローク水平対向2気筒DOHC4バルブ 1254cc 136ps/7750rpm 14.59kg-m/6250rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L■タイヤサイズF=120/70R19 R=170/60R17 ●価格&発売時期:未発表 ※諸元は欧州仕様
BMW R1250GS ADVENTURE[2021 model]
【BMW R1250GS ADVENTURE[2021 model]】主要諸元■全長2270 全幅980 全高未発表 軸距1504 シート高890/910(各mm) 車重268kg(装備)■水冷4ストローク水平対向2気筒DOHC4バルブ 1254cc 136ps/7750rpm 14.59kg-m/6250rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L■タイヤサイズF=120/70R19 R=170/60R17 ●価格&発売時期:未発表 ※諸元は欧州仕様
Details
●情報提供:BMW Motorrad ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
直4の“実測キング”がさらにパワーアップ! カーボンホイール標準装備、Mウイングレットほか……実用的なUSB充電ソケットも装備 数日前からティーザーが流れ始めていたBMW・M1000RRがその姿を現し[…]
※'20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。 地球すべてを走破する王者GSがブッチギリ ツーリングで気になるのが燃料[…]
Oリングチェーン、Xリングチェーンと進化してきたシールチェーンの次の一手 動力伝達効率に優れ、シンプルな構造で軽量かつ安価なドライブチェーン方式の歴史は、同時に摩耗や伸びとの戦いの歴史でもあった。昔の[…]
ドイツの大手サプライヤー、ボッシュが以前に発表していたアクティブクルーズコントロール(ACC)のバイクへの搭載について、BMWから新情報が提供された。以前の発表ではドゥカティおよびKTMの車両へ202[…]
今般の新型コロナウイルスの影響により中止となったが、BMWは米国テキサス州オースティンのハンドビルトショーで「R18」を初公開する予定だった。クルーザーの本場でいち早く披露し、その市場に殴り込みをかけ[…]
最新の記事
- 「待ってた!」モーターサイクル史上初のストロングハイブリッド カワサキ「Ninja 7 Hybrid」「Z7 Hybrid」の発売日が2月15日に決定!
- 「ブラックマークがリアル」SHOEIの新グラフィックモデル『Z-8 KNEE DOWN』が登場
- [2024冬版] いま売れ筋のバイクシューズTOP5【大型販売店で聞いてみた】1位はアヴィレックスのスニーカータイプ
- 世界GP王者・原田哲也のバイクトーク Vol.132「タイム差が縮まるほどに、0.1秒の違いがとてつもない重みになる」
- 【2024年12月版】20万円台! コスパで選ぶ 国内メーカー原付二種スクーター5選!
- 1
- 2