シート高ベストテン【もっとも高いモデルは約1m!】
シート高は地面からシートの一番低い部分の距離を測った数値。低いほど足着き性がいいケースがほとんどながら、シートの幅や車体形状、サスの沈む量は数字からはわからない。とはいえさすがに「低い」ベストテンは、650mmを切るインディアン スカウトを筆頭に足着きが良いハズだ。一方、「高い」方はKTM製オフロードモデルが960mmで首位。長いサスは走破性を高める必須の装備だけに、オフ系はシート高が高くなりがちだ。
シート高(低い)第1位[649mm]インディアン スカウトシリーズ
歴代インディアンの小排気量版に冠されてきた「スカウト」の現代版が首位。大抵の人は両足ベッタリだろう。他にもランク内はアメリカン系がズラリ。車高が低い方がキマるため、シート高も当然低く、600mm台が顔を連ねた。唯一250で入賞したレブルにも注目。
車両ブランドアーカイブ:インディアン
シート高(高い)第1位[960mm]KTM 150/250EXC TP/250/350/450/500EXC-F
今や貴重な2スト単気筒を積むオフロードモデルが栄冠。4ストのEXC-Fシリーズも同率で1位となった。ビビる数値ながら、車体がスリムなため、172cm&63kgでも片足が接地。また車重が96.8kg(燃料除く)と軽いので、支えるのはラクだ。
車両ブランドアーカイブ:KTM
’20年のシート高(低い)ベストテン
1.〈649mm〉インディアン スカウトシリーズ
2.〈650mm〉インディアン チーフダークホース/ビンテージ
2.〈650mm〉インディアン チーフテンシリーズ
4.〈660mm〉ハーレーダビッドソン ソフテイルスリム
4.〈660mm〉インディアン チーフシリーズ
6.〈665mm〉ハーレーダビッドソン ブレイクアウト114
7.〈673mm〉インディアン ロードマスター/エリート
8.〈675mm〉ハーレーダビッドソン ファットボーイ/114
9.〈680mm〉ハーレーダビッドソン ソフテイルシリーズ(スタンダードほか)
10.〈690mm〉ヤマハ ボルト/Rスペック
10.〈690mm〉ホンダ レブル250
10.〈690mm〉ハーレーダビッドソン ローライダーS
’20年のシート高(高い)ベストテン
1.〈960mm〉KTM 150/250EXC TP
1.〈960mm〉KTM 250/350/450/500EXC-F
3.〈950mm〉ハスクバーナ FE250/350/450/501
3.〈950mm〉ハスクバーナ TE 150i/250i/300
5.〈935mm〉ファンティック エンデューロ250
6.〈920mm〉ハスクバーナ 701エンデューロ
7.〈895mm〉ホンダ CRF250ラリー
8.〈890mm〉BMW R1250GSアドベンチャー
8.〈890mm〉KTM 1290スーパーアドベンチャーR
8.〈890mm〉ハスクバーナ 701スーパーモト
8.〈890mm〉KTM 1090アドベンチャー
軸間距離ベストテン【キャラが一目瞭然】
前後ホイールのアクスルシャフト間における距離が軸間距離(軸距)。ホイールベースとも呼ばれる。一般的に長いほど直進性に優れ、安定感を重視するクルーザー系が「長い」部門に勢揃いした。
逆に軸距が短いほど概して旋回性が高く、コーナリングが俊敏に。大型スポーツは1400mm台がほとんど。ベストテンは1100mm台の原付スクーターと原2ネイキッドが独占した。
軸間距離(長い)第1位[1735mm]ハーレーダビッドソン FXDR114|(短い)第1位[1150mm]スズキ レッツ/アドレス
全長部門では圏外の2425mmだったFXDRが軸距では最長。最短部門はレッツとアドレスが同率首位となり、レッツは本企画最多の4冠目を挙げた!
車両ブランドアーカイブ:ハーレーダビッドソン|スズキ レッツ
’20年の軸間距離(長い)ベストテン
1.〈1735mm〉ハーレーダビッドソン FXDR114
2.〈1731mm〉BMW R18
3.〈1701mm〉インディアン チーフシリーズ
3.〈1701mm〉インディアン スプリングフィールド
5.〈1695mm〉ホンダ ゴールドウイングツアー
5.〈1695mm〉ハーレーダビッドソン ブレイクアウト114
7.〈1677mm〉トライアンフ ロケット3R
8.〈1668mm〉インディアン ロードマスターシリーズ
8.〈1668mm〉インディアン チーフテンシリーズ
8.〈1668mm〉インディアン チーフダークホース/ビンテージ
’20年の軸間距離(短い)ベストテン
1.〈1150mm〉スズキ レッツ
1.〈1150mm〉スズキ アドレスV50
3.〈1155mm〉ホンダ モンキー125
4.〈1175mm〉カワサキ Z125プロ
5.〈1180mm〉ホンダ タクト
5.〈1180mm〉ホンダ ジョルノ
5.〈1180mm〉ホンダ ダンク
5.〈1180mm〉ヤマハ ビーノ
5.〈1180mm〉ヤマハ ジョグ/DX
10.〈1200mm〉ホンダ グロム
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
※'20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。 地球すべてを走破する王者GSがブッチギリ ツーリングで気になるのが燃料[…]
※’20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。 世界中で愛されるカブが堂々の戴冠 燃料1Lあたりの走行距離を示す「燃費[…]
※’20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。 かつての夢="1.0kg/ps切り"は、もはやSSの常識? 加速や運動[…]
※’20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)の装備重量を比較。 大陸横断系クルーザーと楽々スクーターが上位独占 「重い」と「[…]
※’20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。 そこにシビれる憧れるゥ! 1.7L超の猛者が集結 排気量とは「1サイク[…]
最新の記事
- 2025新型発売記念! スズキ SV650X試乗インプレッション【2022排ガス規制対応後版】
- スズキ新スクーター「e-アクセス」「アクセス」登場! 国内には新型アドレスとして導入か
- ヤマハ新「XMAX」登場! 電動スクリーン、4.2インチTFT&3.2インチLCDメーターなどを新採用【海外】
- 「終活考えなきゃな」バイクも無縁じゃない相続トラブル。財産を円滑に引き継ぐための3つの方法
- 「安くて助かる」100円ショップ「セリア」のインナーグローブ徹底レビュー! 【KOMINE製との比較つき】