ホンダ CRF1100X/DCT:オンロード特化した都会派マルチパーパス
アフリカツインのストリート仕様=Xがコレ。デザインは’18ミラノショーに出展されたSF映画風のCB125Xがモチーフだ。大径スポークの本家に対し、前後17インチのキャスト+ロードタイヤを備え、街中からワインディングまで俊敏。X-ADVに続くアーバンな万能モデルとして妄想してみた。足まわりを換装したタイプ違いは外国車に多い手法だが、CRF1100Xでは外装も大変更してくれるとウレシイ!
【デザイン:CB125X】’18年のショーに出展されたデザインスタディ。CB4Xに似たタンク一体型アッパーカウルに縦型ライトを融合する。
【ライバル:BMW F900XR】ネイキッドのF900Rを大型ハーフカウルとロングサスでSUV化。前後17インチはそのままに万能性を高めている。
ホンダ GB1100TT/DCT:ロードスポーツ仕様は’22年登場と予想
CRF1000L時代からロードスポーツの噂はあったが、1100に刷新した今こそ、現実味が一層出てきたのでは? ヤングマシンでは以前からロケットカウルを与えた英国風カフェレーサーを推している。その契機となったのが、’17ミラノで披露されたCB4インターセプターで、よりレトロなGB400TTマークII寄せを妄想したい。レブル1100が出た後、’22年頃の発売に期待。
【オリジナル: ’85 GB400TT/MkII】’60年代のマン島TTレーサーをモチーフとした異色のシングルカフェ。マークIIはロケットカウル&シングルシートの本格派だが、ネイキッドのSTDも捨てがたい。
【ライバル:’20 BMW Rナインティレーサー】’73デビューのR90Sをモチーフとする、低く構えたロケットカウルを獲得。シリーズ唯一のセパハン、バックステップも完備する。
創刊48年のヤングマシンが蓄えた知恵とカンをベースに、願望&妄想も織り交ぜながら導き出すバイクの近未来予想。次ページでは、ホンダNC750シリーズから派生するアドベンチャーモデルについて、NC800X/X-ADVを例に予想する。
〈特集〉バイク新車近未来予想
●文:沼尾宏明 ヤングマシン編集部 ●CG:白圡学 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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