BMWとKTMはすでに不参加を表明していた

2020年秋のミラノショーこと第78回「EICMA」が翌年へと延期に……世界最大のバイクショー

第78回EICMA 2020が2021年へと延期に

2020年秋のモーターショーシーズンは、独ケルン開催のインターモトに引き続き、ミラノショーことEICMAも中止が決定された。実際には第78回EICMAが2021年へ延期とに、という発表だが、実質的に中止と言っていいだろう。今年のニューモデル発表はどうなる?!

6月18日配信の記事でお知らせしたように、2020年10月に独ケルンで開催予定だったインターモト(INTERMOT)が中止となり、これに続いて伊ミラノで11月に開催予定だった第78回EICMAも延期(実質的には中止)が発表された。すでに世界的な都市ロックダウンのタイミングでBMWおよびKTMはインターモトおよびEICMAへの出展取り止めを発表していたが、これですべてのメーカーがリアルで発表する場をなくしてしまった格好だ。

ただし、インターモトはオンラインでニューモデル発表の場を設けることを予告しており、スケジュールは後日改めて告知される。EICMAに関してはそのような文言が特になく、「第78回EICMAは2021年11月1~14日へと延期する」と述べるにとどまっているので、続報が気になるところだ。

各社のニューモデル発表のスケジュールは、8~9月にかけてハーレーダビッドソンやカワサキの一部、また北米向けの各社オフロードコンペモデルが発表されるのが通常の流れだが、これがどうなっていくのかは不透明。10月~11月に発表予定だったものは、各メーカーが独自に発表するものもあれば、年末になるというインターモト・オンライン(仮称)で発表されるケースもあるだろう。続報に注目したい。

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