8耐を4連覇したマシンが全面改良の2020年型に

待ってたぞ日本仕様! 2020年型ヤマハ「YZF-R1」「YZF-R1M」は236万5000円/319万円

2014年秋のショーでフルモデルチェンジが発表され、翌2015年から鈴鹿8時間耐久ロードレースを4連覇したスーパースポーツ、ヤマハ「YZF-R1」および「YZF-R1M」が、新型エンジンとエアロダイナミクスボディを引っ提げて日本に登場する。逆輸入ではなく、日本仕様としての正規ラインナップだ。発売日は8月20日。

クロスプレーンエンジンは最高出力200psを発揮。ユーロ5排出ガス規制に適合しながら、リニアリティとトルク感の向上を目標に開発された。シリンダーヘッドは新作で、フィンガーフォロワーロッカーアームはアーム形状を見直し、高回転域での限界性能を底上げしている。また、スロットルバルブ駆動を電子制御するYCC-Tは、アクセル操作をスロットルケーブルで伝達する機械式ではなく、電子式APSGを採用。軽量化と優れた操作感を実現した。

R1&R1Mともに新型とした前後サスペンションは、伝わりやすい“接地感”を主眼にセッティング。R1Mはオーリンズ製サスペンションを統合制御するERS(エレクトロニックレーシングサスペンション)に加え、フロントフォークにはガスシリンダーを搭載。ガスによる加圧によりキャビテ―ションを抑制し、減衰力の安定に貢献する。

2019年までのモデルに搭載されていた電子制御システムは全てを見直し、ライダーの好みや走行状況に応じた走行支援のため、EBM(エンジンブレーキマネジメント)とBC(ブレーキコントロール)の2種の制御システムを追加。個々の制御システムが相互に連動してライディングを支援し、マシンの潜在能力を効率よく引き出す。なお、制御システムに合わせ、TFT液晶4.2インチメーターの表示機能を変更。YRC(ヤマハライドコントロール)モード選択など、ライダーの好みを反映できるようになっているという。

新設計になったカウリングは、優れた空力特性を実現するカウル形状を採用。上体を伏せた姿勢でライダーがカウルの中におさまるよう走行風の流れをコントロールすることで、エアロダイナミクス特性を高めた。

軽量コンパクトな新型LEDデュアルヘッドランプは、Low/Highビームとも照射特性を最適化し、特にLowビーム時の照射性(照射範囲)が大きく向上。さらに厚肉レンズを採用した新デザインのポジションランプにより、外観品質を大幅に向上させた。前後タイヤはブリヂストンのバトラックス レーシングストリート RS11だ。

YAMAHA YZF-R1 ABS & YZF-R1M ABS[2020 model]詳細

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