勢いを増すホンダ原付二種ラインナップに、CT125ハンターカブが新たに加わったのは2020年。発売後もその人気ぶりから品薄が続いており、2021年現在も購入のタイミングによっては納車までかなりの時間がかかることがあるという。そんなとき、約10万円安く、すぐに買えるクロスカブ110は有力な比較候補になるかもしれない。はたしてコスパで勝るのはどちらなのか?
●写真:本田技研工業
CT125ハンターカブ[44万円] vs クロスカブ110[34万1000円]
走行性能ではハンターカブに対して不利なクロスカブ110だが、約10万円の価格差を生かしてカスタムやツーリング費用に当て込むのも手。下記に紹介する2台は、日本一周を果たした下川原リサさんのプライベートカスタムと、2019年の東京モーターサイクルショーのヤングマシンブースにて出展したアウトドア仕様カスタムだ。
日本一周仕様を見て気付くのは、サイドバッグの装着にはダウンマフラーが有利かもしれない、ということ。また、ヘッドライトの上のキャリアにキャンプ道具などを積載した場合でも、フレームマウントゆえにハンドリングへの影響が最小限で済む。さらに経済性も加味すれば、積極的にクロスカブ110を選ぶ理由も確かにある。
クロスカブ110はカスタムで可能性が広がる
SP武川仕様はスクランブラーテイストを強めたもの。ヘルメットホルダーには旧ハンターカブこと「トレールCT110」 にオプション設定(海外)されていたサブタンクが装着可能との情報も。
CT125 ハンターカブ[SP武川仕様] ■スクランブラーマフラー:5万600円 ■ナックルガード(ブラック):6380円 ■ハンドルガード(ブラック):8250円 ■サブフレームキット(ブラック):1万6500円 ■リアフェンダーキット(ブラック):9680円 ■クロムメッキレバー(ブレーキ):4378円 ■ビレットワイドステップキット:(シルバー)1万8480円 ■ステンレスステップジョイント:3080円 ■クッションシートカバー(ブラック/レッド):4180円 ■リアショックアブソーバー(クロムメッキ/ブラック):1万1650円 ■ステムナット(ブラックナット/レッドキャップ):3300円 ■メインスイッチカバー(シルバー):1078円 ■マスターシリンダーガード(レッド):3080円 ■オイルフィラーキャップ(ブラック):2420円 ■ジェネレータープラグセット(ブラック):4620円 ■アルテックブルトキット(レッド):550円 ■ライセンスプレートボルトセット(レッド):2310円 ■LEDフォグランプキット(2個セット):2万1780円 ■ヘルメットホルダー:1万4080円 ■Zミラーセット(ショート&ミドルアーム付):4180円 ■アクセサリーバーエンド(SUS):4180円
モーターサイクルショーに出展予定だった「CT125 ハンターカブ」カスタム3変化!
最後に紹介するのは、モリワキマフラーやSP武川のピリオンシート、キタコのハンドルブレースなど、カスタムパーツメーカーを跨いだ合作カスタム仕様だ。タンデムの使い勝手などを考えると、ストリート仕様と言ってもいいのかもしれない。
CT125 ハンターカブ[合作カスタム仕様]モリワキ CT125 MONSTER BLACK:6万3800円 ■モリワキ OIL FILLER CAP M20×P2.5 CROWN Ti:3850円 ■モリワキ MASTER CYLINDER CAP SS Ti GOLD:3850円 ■モリワキ HOLDER, HANDLE UPPER Ti GOLD D22.2×P80:7150円 ■デイトナ ヘルメットホルダー:3960円 ■SP武川ピリオンシート(ブラック):7920円 ■SP武川ステムナット(ブラックナット/シルバーキャップ):3300円 ■SP武川2ピースバーエンド(ブラック/シルバー):4290円 ■SP武川アジャスタブルステップキット(シルバー):1万5180円 ■SP武川クッションシートカバー(ダイヤモンドステッチ/ブラック):5280円 ■キタコ ハンドルブレース シルバー:7700円 ■プロト BIKERS プレミアム アジャスタブルフロントブレーキレバー チタン:1万780円 ■デイトナ サイドバッグサポート(左):3960円 ■デイトナ サイドバッグ:7480円
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
カブという信頼性も旅の相棒にしたくなる要素 '20年6月の発売時に、事前予約だけでメーカーが年間販売計画に掲げた8000台を超える爆発的ヒットを生んだのがCT125ハンターカブ。もちろん、そのファッシ[…]
新色はパールオーガニックグリーン アップマフラーに大型リヤキャリア、前後スポークホイール、スチール製フェンダー、そしてアンダーガードなど、アウトドアレジャーに対応した装備の数々を採用するCT125ハン[…]
欧州仕様の新型モンキー125と同時発表! 日本仕様も同様に秋頃か ホンダは欧州で新型「スーパーカブC125」を発表。同時デビューとなる新型モンキー125と同じく、4月にタイで発表済みの新型エンジンを搭[…]
道のりは19,740kmという途方もない長さで、宿泊はキャンプ中心。しかも、相棒は原付二種(51cc〜125cc)の小型バイク。 そんなチャレンジングな日本一周の旅に挑んだ若干20代の女性がいます。そ[…]
Honda & MAAN Motocicli Audaci presentano il "SuperCub 125X" 生産モデルから大幅に逸脱しない設計……だけど雰囲気は一変! 日本でも好評[…]
最新の記事
- 1
- 2