多種多様なモデルのカスタムパーツを扱うマジカルレーシングから、高品質カーボンボディーパーツによりパフォーマンスアップされた’19 BMW S1000RRカスタムが登場。見た目だけでなく機能性も高められており、ストリートからサーキットまで楽しめる1台に仕上がっている。
●文/写真:箱崎太輔 ●取材協力:マジカルレーシング ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
高性能なボディパーツで仕上げられたS1000RR
’19 BMW S1000RRはSS最強を目指して開発され、そしてすぐにでもサーキット走行が可能なスーパースポーツとして登場。前モデルからはエンジンパワーがアップし、ウェイトも大幅に軽量化され、まさにモンスターマシンとして変貌を遂げたといえる。
そのS1000RRのスペシャルボディーパーツをマジカルレーシングが新たに開発。今回はそれらボディパーツを一式身にまとったカスタムマシンとして紹介する。
まず、目を引くのはスクリーン。マジカルレーシング得意のカーボントリムスクリーンで、高速域での高いエアロプロテクション効果を発揮し、フィッティング性能も高い。フロントフェンダーはフォークガード一体型で、リヤフェンダーは後方に延長し、リヤまわりの整流効果をアップ。フロント、リヤフェンダーに関してはカーボン製だけでなく、FRP製もラインナップされている。アンダーカウルはオイルキャッチ構造でマフラーを覆う様に後方にまで延長。そしてタンク回りはタンクエンド、タンクサイドカバー、タンクトップカバーと、シェイプアップにともないスリムになった新型S1000RRのライディングポジションを生かす形状になっている。テール回りはフェンダーレスキットでシャープになった。これらのパーツは平織りカーボンと綾織りカーボンがラインナップ。
マジカルレーシングS1000RRはオリジナル高機能ボディーパーツで、そして美しく姿を変えたカスタムマシンだと言える。
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