各車両メーカーから’20年3月にリリースされたニューモデルとして、ホンダ(CBR1000RR-Rファイヤーブレード/SP・グロム・レブル250)、ヤマハ(MT-25/03・MT-07・X-MAX)、スズキ(ジクサー・Vストローム650 ABS/XT ABS、バーグマン200)、ハーレダビッドソン(ロードグライドスペシャル)の11台をまとめて紹介する。
’20年3月リリース【ホンダ】
CBR1000RR-Rファイヤーブレード/SP ニューモデル[3月20日~]
RC213Vの技術をふんだんにフィードバックし、RRからRR-R(アールアールアール)へと転生。218psと大幅にパワーアップしたエンジンや、各種電子制御、カウルサイドのウイングレットを持つ。SPはオーリンズの前後電子制御サスとブレンボキャリパー装備の上級版だ。
グロム ニューカラー[3月13日~]
車体色をスポーティなロスホワイトと精悍なマットアクシスグレーメタリックの2色に変更。また、前後ホイールとエンジン右側面カバー、リヤサススプリングをブラックに、キャリパーをレッドにして全体的に引き締まったイメージとなった。諸元その他は変更なし。
レブル250 モデルチェンジ[3月19日~]
人気のレブル250が全灯火類をLED化してモデルチェンジ。同時にアシストスリッパークラッチやギヤポジションインジケーターの採用や、サスの仕様変更で扱いやすさと乗り心地向上が図られている。
’20年3月リリース【ヤマハ】
MT-25 ABS モデルチェンジ[3月28日~]
250cc版のMT-25とMT-03が同時発売。車体色はロゴ以外共通となっている。車体面もエンジンやタイヤ以外はMT-03と共通で、メーターにはYZF-R25譲りのフル液晶を採用。ヘッドライトに加えて前後ウインカーもLED化され、ハザードスイッチも新たに装備して使い勝手を増した。
MT-03 ABS モデルチェンジ[3月28日~]
倒立フロントフォークやLEDモノアイヘッドライトのアグレッシブなフォルムでモデルチェンジ。ハンドル位置も従来より44mm上げられ、市街地での乗りやすさが向上している。MT-03のみ、グリップ性能と耐摩耗性を兼ね備えた新パターンのラジアルタイヤが採用された。
MT-07 ABS ニューカラー[3月28日~]
MT-07も兄貴分のMT-10と同じく’20YZF-R1とのリレーションシップを高めるべく、ヤマハレーシングブルーをベースにした新色を追加設定。従来のマットライトグレーとマットダークグレーは継続販売となる。270度クランクの鼓動を楽しめるスペック面に変更はない。
XMAX ABS ニューカラー[3月25日~]
’20年MAXシリーズのブランドカラーとなる、グリーンがかったマットグリーニッシュグレーをはじめ、従来の基本色をアップデートしたマットブルー、ゴールドホイールとしたマットブラックの3つを新色として設定。マットシルバーとマットレッドは継続販売となる。
’20年3月リリース【スズキ】
V-ストローム 650 ABS/XT ABS ニューカラー[3月18日~]
人気のミドルアドベンチャーがカラーチェンジ。アルミ製キャストホイールのSTDとワイヤースポークホイールの本格版XTにそれぞれ異なる車体色を設定し、その魅力を増している。2段階トラコンやローRPMアシストなどの電子制御や諸元については変更を受けていない。
ジクサー モデルチェンジ 【3月4日~】
空冷150cc単気筒の軽量ロードスポーツが、力強い造形の燃料タンクとシュラウドに加え、コンパクトで薄型なLEDヘッドライトや前後2分割シート、スイングアームマウントリヤフェンダーを新採用してモデルチェンジ。よりスポーティな印象となった。ABSは標準装備だ。
バーグマン200 ニューカラー[3月26日~]
装備重量163kgの軽さを誇り、コンパクトで扱いやすいバーグマン200が、新車体色にカラーリング変更。落ち着いた感じのマットプラチナシルバーを筆頭に、ニュータイタンブラック、ブリリアントホワイトの3色が設定されている。価格および諸元に変更はない。
’20年3月リリース【ハーレーダビッドソン】
ロードグライド スペシャル ニューカラー[3月6日~]
タンクにハーレーダビッドソンのナンバー1レースロゴをあしらったレッドとブルーのツートーンカラー2色が、限定色として追加設定。エンジンはハーレー最強の1868ccユニットを搭載し、トラコンやコーナリング対応ABSといった高度な電子制御機能も採用している。
関連するアーカイブ
あなたにおすすめの関連記事
CBR1000RR-Rファイアーブレードのは驚速ぶりはこれまでもいくつかのテスト結果を持ってお伝えしてきた。そこで知りたくなるのは、「じゃあパワーを測ったらどのくらいなの?」ということだろう。映像を見[…]
グロム系の125cc横型空冷エンジンを搭載し、前後12インチのホイールで車体サイズも50時代よりもひと回り大きくなったが、その愛らしいフォルムは不変の新世代モンキー。地面を蹴ってのんびりトコトコ走るモ[…]
2015年にフルカウルスポーツのYZF-R25/R3とコンポーネンツを共用し、普段使いから扱いやすく楽しむことができる1台として高評価を受けているヤマハMTシリーズ。その2020年モデルは、より精悍な[…]
2017年に登場した中型二輪のネイキッド、スズキ・ジクサー。発売以来スポーティなタイリングとコストパフォーマンスの良さから若年層を中心に好評を得ている。そのジクサーがデザインを一新し、2020年モデル[…]
CB1000Rは'20モデルとして新色の「パールグレアホワイト」を追加設定。従来のブラックやレッドも継続販売され3色展開となった。スロットルバイワイヤーやクイックシフター、3段階+USERのライディン[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」
- 1
- 2