欧州では新型YZF-R3が発売され、アジアでも新型YZF-R25はすでに走り出している。日本でも登場は秒読み段階となり、大阪/東京モーターサイクルショーでの展示も確実。それでも、一刻も早く見たい! 乗りたい! 触りたい! というヤンマシ読者の期待を一身に受け、丸山浩がインドネシア、セントゥールサーキットへ飛んだ!
ポジションチェックだけでもキャラクターはかなり分かる
今回の記事は3月23日発売のヤングマシン5月号に掲載されるが、WEBヤングマシンでは先行して丸山浩による動画レポートをお送りする! 数回に分けてお届けする予定の動画レポート、皮切りとなる第1回はライディングポジションから。
足着きや前傾度、ニーグリップのしやすさ、伏せたときのスクリーンの具合、そしてサスペンションの動きに至るまで、跨ってバイクを揺するだけでもプロライダーは多くの情報を収集する。
ライディングポジションをざっくり言うと……?
各車シート高:新型YZF-R25【780mm】/従来型YZF-R25【780mm】/ニンジャ250【795mm】/CBR250RR【790mm】
・新型YZF-R25は、スポーツバイクとして最もスタンダードなポジションになった。街中からサーキットまで違和感なく乗ることができる。
・従来型YZF-R25は、サスペンションがよく沈むので足着きはとても良好。ハンドルが高いのがサーキットでは気になるが、街中では非常に乗りやすい。
・ニンジャ250は、これぞスタンダードバイク。スポーツバイク的なスタンダードは新型R25だけど。足着きはヒザが曲がる余裕あり。400ccのクラス感。
・CBR250RRは前傾が強く腰高感はあるけど両足はベッタリと着く。新型R25に近い。伏せるとスクリーンもタンクの上も狭い。コンパクトに伏せる必要あり。
サスペンションの感じはどう?
・新型R25はだいぶしっかりしている。バネレートも高そう。
・CBR250RRのほうが動く感じはする。倒立フォークも入っているけど……。
・従来型R25は柔らかい。サーキットを本気で攻めると……?
・ニンジャ250も柔らかいけど、リヤはダンパーが利いている感じ。
[動画]YZF-R25・インドネシアテスト[ポジションチェック回]
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