
ヤマハは、可変バルブ機構VVAを備えた水冷単気筒エンジンを搭載する新型オフロードモデル「WR125R」の国内向けモデルを正式発表した。欧州&北米で先行発表されていたが、ついに日本でも2026年1月に発売される!
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ
航続距離はなんと362km!
ヤマハは、2025春に開催された大阪モーターサイクルショーにて「オフロードカスタマイズコンセプト」なる謎のコンセプトモデルをサプライズ展示。従来型のWR155R(海外モデル)をベースにしたものと思われたことから様々な憶測を呼んだが、これの回答としてまず欧州で新型「WR125R」が発表された。
続いて日本仕様の正式発表だ。欧州においては2016年モデルまでラインナップされていたスモール・オフロードモデルであり、アジア圏ではWR155Rが販売され続けてきたが、新型に切り替わった2026年モデルの発表で一気に日本を含めグローバル展開する様相だ。
エンジンは低回転/高回転向けの2つの吸気カムプロファイルが走行中に切り替わる“可変バルブ機構=VVA(Variable valve actuation)”を採用した水冷単気筒で、WMTCモード燃費は44.8km/Lを誇り、計算上の航続可能距離は360kmを超える。
基本骨格はセミダブルクレードルフレームで、新型では外装デザインが刷新された。デザイン上の特徴になっているのは縦目2灯のヘッドライトで、下側がデュアルレンズLED(1ユニットでロー/ハイビームを構成)、上側がバルブ式ポジションライト。テールランプは横長のLEDを採用しており、ウインカーは前後ともバルブ式だ。
※写真は欧州仕様
LCDマルチファンクションメーターには、速度計/ タコメーターのほか、オドメーター、トリップメーター、燃料計および瞬間/平均燃費表示、時計、ギアインジケーター、VVA作動インジケーターなどをコンパクトにレイアウト。
メーターはスマートフォン接続機能を備えた多機能液晶タイプで、スマートフォン専用アプリ「Y-Connect」をダウンロードしたスマートフォンとの連携が可能。メーター上でスマートフォンへの着信やバッテリー残量を確認できるほか、メンテナンス時期の案内、最終駐車位置、燃費確認、ライディングログなどをスマートフォンに表示可能だ。
サスペンションはフロントにKYB製φ41mm正立フォーク(ホイールトラベル215mm)を採用し、リヤにはリンク式モノクロスサスペンションを装備(ホイールトラベル187mm)。前21/後18インチタイヤ(ダンロップD605)を履き、前後ディスクブレーキに前輪のみ働くシングルチャンネルABSを組み合わせる。
水平基調のデザインに無理なく調和しているシートは、本格的なオフロードでの走りを予感させるシート高875mm。ちなみに日本仕様にはヘルメットホルダーが追加された。
このほか、ローダウンリンクやローダウンシート、ショートスクリーン、ラバー付きのアドベンチャーフットペグ、グリップウォーマーなどが純正アクセサリーとして設定されている。
価格は53万9000円で、発売日は2026年1月30日。カラーバリエーションはディープパープリッシュブルーソリッドEとヤマハブラックの2色が用意される。
純正アクセサリー装着車。写真ではピボットブレーキレバー(8250円)、ショートスクリーン(1万4300円)、ピボットクラッチレバー(8250円)、アドベンチャーフットペグ(2万1450円)が取り付けられている。このほかにローダウンリンク(7700円)、ローダウンシート(1万9800円)、ステップラバーセット(2090円)、グリップウォーマー(1万9580円)、DCジャックセット(4950円)などをラインナップ。
YAMAHA WR125R[2026 model]
YAMAHA WR125R[2026 model]ディープパープリッシュブルーソリッドE
YAMAHA WR125R[2026 model]ヤマハブラック
| 車名 | WR125R |
| 認定型式 | 8BJ-DE14J |
| 全長×全幅×全高 | 2160×840×1184mm |
| 軸距 | 1430mm |
| 最低地上高 | 265mm |
| シート高 | 875mm |
| キャスター/トレール | 28°20′/117mm |
| 装備重量 | 138kg |
| エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ |
| 総排気量 | 124cc |
| 内径×行程 | 52.0×58.7mm |
| 圧縮比 | 11.2:1 |
| 最高出力 | 15ps/10000rpm |
| 最大トルク | 1.1kg-m/6500rpm |
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン |
| 燃料タンク容量 | 8.1L |
| WMTCモード燃費 | 44.8km/L(クラス2、サブクラス2-1、1名乗車時) |
| タイヤサイズ前 | 2.75-21 |
| タイヤサイズ後 | 4.10-18 |
| ブレーキ前 | φ267mmディスク+2ポットキャリパー |
| ブレーキ後 | φ220mmディスク+1ポットキャリパー |
| 乗車定員 | 2名 |
| 価格 | 53万9000円 |
| 車体色 | 青、黒 |
| 新色発売日 | 2026年1月30日 |
WR125R のディテール
※写真は輸出仕様を含む
【動画】2026 Yamaha WR125R: Rule the Trails
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA] | 新型アドベンチャー/クロスオーバー/オフロード)
5/15:ヤマハ「YZF-R9」 1月に登場した70周年記念カラーに続いて、クロスプレーン3気筒エンジンを搭載した新型YZF-R7の通常カラーが登場。価格は149万6000円。2026年モデルは歴代最[…]
重いバイクに疲弊する日々の”回答”は海を越えた先にあった 「休日に大型バイクをガレージから引っ張り出すのが、なんだか億劫になってきた」。そんな悩みを抱えるライダーは少なくないはず。車検費用やタイヤ代と[…]
4/4:ドゥカティ「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」 ドゥカティの人気ネオクラシックモデルに、都会の夜を彩る新色「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」が追加され、4月4日に発売となる。[…]
3/5:ホンダ「X-ADV」2026年モデル ホンダのアドベンチャースクーター「X-ADV」2026年モデルが3月5日に発売される。前年のマイナーチェンジでシャープな外観やクルーズコントロールを手に入[…]
2月14日発売:カワサキ Z1100 / Z1100 SE 自然吸気Zシリーズの最大排気量モデルとなる新型「Z1100」および「Z1100 SE」がいよいよ2月14日に発売される。排気量を1099cc[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA] | 新型原付二種 [51〜125cc])
LMW機構がもたらした「圧倒的な安心感」 バイクの宿命とも言える「転倒のリスク」。その不安を根底から覆したのが、ヤマハが誇るLMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーだ。2014年に第1弾とし[…]
5/15:ヤマハ「YZF-R9」 1月に登場した70周年記念カラーに続いて、クロスプレーン3気筒エンジンを搭載した新型YZF-R7の通常カラーが登場。価格は149万6000円。2026年モデルは歴代最[…]
ファッショナブルスクーター・VinoのポストはFazzioが引き継ぐ!? 排出ガス規制の強化により2025年11月で50cc原付バイクの国内生産が終了。ジョグやビーノといったヤマハの50ccスクーター[…]
継承されるスポーティDNA 第7世代に進化した「CYGNUS X」は、思いのままに操れる洗練されたスポーティモデルの実現を目指して開発された原付二種スクーター。新型には幅広いユーザーの「通勤とスポーツ[…]
4/4:ドゥカティ「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」 ドゥカティの人気ネオクラシックモデルに、都会の夜を彩る新色「スクランブラー・ナイトシフト・エメラルド」が追加され、4月4日に発売となる。[…]
人気記事ランキング(全体)
ツーリング仕様の「後付け感」や「ゴチャゴチャ感」を美しく解決 スクーターに快適性を求めてあれこれパーツを追加すると、ハンドル周りがゴチャつきがち。スマホホルダーにUSB電源、そして今やツーリングの必須[…]
憧れのビッグバイクに普通自動二輪免許で乗れてしまう 憧れのビッグバイクに普通自動二輪免許で乗れてしまう、そんな夢のような試乗会があることを知っているかな? その名も「那須MSLステップアップ試乗会」だ[…]
安心・安全なツーリングに役立つ最新式アイテム 風を切って走るのが心地よい、ツーリングに最適な季節がやってきた。お気に入りの愛車で遠出をする計画を立てているライダーも多いはずだ。しかし、見知らぬ土地の道[…]
モンキーを中心に4ミニが560台超も集まる 新緑の香りが心地よく残る東京サマーランドの特設会場。今年もこの場所に、日本全国から規格外の情熱を持ったミニバイクたちが集結した。熱いモンキー愛を持つオーナー[…]
バイクを降りた後も自然に過ごせるカジュアルなアウターが欲しい ツーリング先での街並み散策や、お気に入りのカフェでの休憩時。いかにもバイク用といったデザインのウエアでは、周りの風景から浮いてしまうと悩む[…]
最新の投稿記事(全体)
普段着のバイカーズジャケット フロントに施された特製ロゴ入りのスナップボタンや、チラリと覗くチェッカー柄のプリントインナーライナーなど、英国カスタムシーンの薫りを随所に散りばめたこの一着。撥水性を持つ[…]
公式サイトより プラグ折りたたみ式でコンパクト。持ち運びに適したサイズ感 バイクのツーリングにおいて、荷物の積載量は限られている。このエレコムの充電器は、GaN II(窒化ガリウム)を採用することで、[…]
2026モデルのYZF-R3は3色ともカラーリングをリニューアル! 2026年モデルのYZF-R25/R3は、カラーリングを全面刷新。2026年モデルのYZF-Rシリーズの共通イメージを纏う「ディープ[…]
曲面にもフィットする軟質ベースを採用 ハイエースや軽バンなど、トランポとして活躍する車両のダッシュボードは平面が少なく、吸盤タイプのスマホホルダーが取り付けにくいケースがある。 星光産業の「EXEA […]
昔風の硬派なルックス、中身は超絶フレンドリー CB1000 HORNETをベースに開発され、ʼ25年11月にデビュー(SEはʼ26年1月)したのが、かつてのCB750Fを思わせる外観が与えられたCB1[…]
- 1
- 2










































