
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン
FXLRSローライダーS:パワーユニット強化で走りはさらにアグレッシブ
許容リーンアングルが深めに設定されるなど、スピードクルーザーとして絶対的な人気を誇る「ローライダーS」 。2025年式は最高出力を105→114HPに引き上げ、最大トルクは168→173Nmと、Vツインエンジンをより強力にしている。
エルボータイプのヘビーブリーザーインテークがセットされるミルウォーキーエイト117ハイアウトプットパワートレインには、ブラックアウトされた新作2in1エキゾーストを組み合わせた。新装備の2in1エキゾーストはパフォーマンスの向上だけでなく、フローを最大化する軽量の音響素材を用いて深みのあるサウンドをもたらす。
25年式クルーザーモデルはライドモードを全車搭載。NEWハンドコントロールはクルーズコントロールのセットや速度調整がしやすい。ストロークの長いリヤサスやUSB-Cポートを備える。カラーバリエーションは全5色。
アイアンホースメタリック ●価格:306万4600円
ビリヤードグレー ●価格:300万800円
ビビッドブラック ●価格:300万800円
ブリリアントレッド ●価格:306万4600円
ミスティックシフト ●価格:320万9800円
ミルウォーキーエイト117「ハイアウトプット」を搭載
【ミルウォーキーエイト117ハイアウトプット】●最大トルク:173Nm@4000rpm ●最高出力:114HP/85kW@5020rpm
2025モデルのローライダーSTは、シリンダーヘッド/スロットルボディ/インテークマニホールドを刷新したミルウォーキーエイト117パワートレインを搭載。
グランドアメリカンツーリング(GTA)のために導入された燃焼室形状や楕円形の吸気ポート、アルミ製でエア経路をよりダイレクトにしたインマニ、低プロファイルの吸気バルブシートを採用した新しい4バルブシリンダーヘッドは、ハイパフォーマンスと低燃費を高次元で両立するだけでなく、フレームダウンチューブ間にオイルクーラーを備えるシンプルな空油冷式によって、ラジエターを搭載するGTA用エンジンより、システム全体の重量が抑えられ、クーラントのメンテナンスを不要とするといった利点ももたらす。
ボア103.5×ストローク114.3mmで、排気量を1923ccとする強力なVツインモーター。スポーツライディングを追求するパフォーマンスクルーザー・ローライダーST/ローライダーSには、吸排気セッティングとして「ハイアウトプット」が搭載されている。
スポーティーな走りに重きを置いたハイアウトプットは、エルボー型のハイフローエアクリーナーを従来型より踏襲しつつ、新作の2in1エキゾーストが与えられ、5600rpmから5900rpmにレッドラインが引き上げられている。
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